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公開番号
2025071485
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-08
出願番号
2023181687
出願日
2023-10-23
発明の名称
情報処理装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G07C
5/00 20060101AFI20250428BHJP(チェック装置)
要約
【課題】車両のセキュリティを担保する上で有効な技術を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、複数のカメラを具備する車両に搭載される。情報処理装置の制御部は、車両の駐車中に所定のイベントが発生したことに応じて、複数のカメラで録画された複数の録画データの優先順位を決定する。その際、制御部は、複数の録画データの中で所定のイベントとの関連性が最も高い録画データが最上位となるように、複数の録画データの優先順位を決定する。制御部は、決定された優先順位に応じた順序で、複数の録画データを所定のサーバへアップロードする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のカメラを具備する車両に搭載される情報処理装置であって、
前記車両の駐車中に所定のイベントが発生したことに応じて、複数の前記カメラで録画された複数の録画データの優先順位を決定することと、
優先順位に応じた順序で、複数の前記録画データを所定のサーバへアップロードすることと、
を実行するように構成される制御部を備える、
情報処理装置。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
複数の前記カメラは、前記車両の前方を撮影する第1のカメラと、前記車両の後方を撮影する第2のカメラと、前記車両の周囲を撮影する第3のカメラと、前記車両の室内を撮影する第4のカメラと、を含み、
前記所定のイベントが前記車両の前記室内への侵入検知である場合に、前記制御部は、前記第4のカメラの録画データの優先順位を最上位に決定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記所定のイベントが衝撃検知である場合に、前記制御部は、前記第3のカメラの録画データの優先順位を最上位に決定する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記車両は多軸加速度センサを備え、
前記所定のイベントが衝撃検知である場合に、前記制御部は、
前記多軸加速度センサの検出信号に基づいて、前記車両が衝撃を受けた方向を判定することと、
前記車両が前方からの衝撃を受けたと判定された場合に、前記第1のカメラの録画データの優先順位を最上位に決定することと、
前記車両が後方からの衝撃を受けたと判定された場合に、前記第2のカメラの録画データの優先順位を最上位に決定することと、
前記車両が側方からの衝撃を受けたと判定された場合に、前記第3のカメラの録画データの優先順位を最上位に決定することと、
を実行する、
請求項2に記載の情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
撮影装置で撮影された映像の中から不審者を検知したときに警報を発するシステムであって、車両の駐車位置に応じて不審者の検知範囲を変更する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-149088号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的は、車両のセキュリティを担保する上で有効な技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、複数のカメラを具備する車両に搭載される情報処理装置として捉えることができる。その場合の情報処理装置は、例えば、
前記車両の駐車中に所定のイベントが発生したことに応じて、複数の前記カメラで録画された複数の録画データの優先順位を決定することと、
決定された優先順位に応じて、複数の前記録画データを外部サーバへアップロードすることと、
を実行するように構成される制御部を備える。
【0006】
本開示は、上記した情報処理装置の処理を車両に搭載されるコンピュータが実行する情報処理方法として捉えることもできる。また、上記した情報処理方法を車両に搭載されるコンピュータに実行させるための情報処理プログラム、又は該情報処理プログラムを格納する非一時的記憶媒体として捉えることもできる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、車両のセキュリティを担保する上で有効な技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態におけるシステムの概要を示す図である。
実施形態における車載装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。
実施形態における優先順位の一例を示す図である。
実施形態における車載装置で実行される処理フローを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
駐車中の車両のセキュリティを担保するためのサービスとして、駐車中の車両で所定のイベントが発生した場合に、カメラの録画データを外部サーバにアップロードするサービスが検討されている。斯様なサービスでは、所定のイベントの発生を外部サーバからユーザへ通知することで、車両のユーザがサーバにアップロードされた録画データを確認する
ことが可能になる。
【0010】
ところで、上記したサービスが実施される場合、1回あたりの所定のイベントの発生時に車両からサーバへアップロードすることができる録画データの容量又はアップロードに費やすことができる通信時間長等が制限されることも想定される。そのため、複数のカメラを備える車両にあっては、所定のイベントとの関連性が高い録画データをサーバにアップロードすることができなくなる可能性がある。それにより、車両のセキュリティを担保することが難しくなる可能性もある。
(【0011】以降は省略されています)
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