TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024038943
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-21
出願番号2022143325
出願日2022-09-08
発明の名称車両
出願人株式会社SUBARU
代理人個人
主分類G08B 25/08 20060101AFI20240313BHJP(信号)
要約【課題】複数人が絡む事故の発生時に、事故情報の輻輳を防止しつつ、迅速かつ正確な情報発信を担保する。
【解決手段】複数台が絡む多重事故が発生した場合に、事故車両を含む周辺の車両100、100_A~100_Nと通信接続を行う通信部120と、事故車両を含む周辺の車両100、100_A~100_Nとの通信により、緊急通報を発報する車両を一意に特定する特定部150と、自己の車両100が緊急通報を発報する車両である場合に、事故車両を含む周辺の車両100、100_A~100_Nから事故情報を収集する収集部160と、該収集された事故情報を整理して発報情報を生成する発報情報生成部170と、該生成された発報情報を緊急通報センター200に通報する通報部180と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数台が絡む多重事故が発生した場合に、事故車両を含む周辺車両と通信接続を行う通信部と、
前記事故車両を含む周辺車両との通信により、緊急通報を発報する車両を一意に特定する特定部と、
自車両が前記緊急通報を発報する車両である場合に、前記事故車両を含む周辺車両から事故情報を収集する収集部と、
該収集された前記事故情報を発報情報として緊急通報センターに通報する通報部と、
を備えることを特徴とする車両。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記通信接続された車両と、それぞれの固有のID情報を共有するID情報共有部を備え、
前記特定部は、該共有した前記ID情報を昇順にソートした時に、前記ID情報が前記昇順の先頭にある車両を、緊急通報を発報する車両と特定することを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記事故車両を含む周辺車両からの発報の可否に関する情報を受信する受信部を備え、
前記特定部は、受信した前記事故車両を含む周辺車両からの発報の可否に関する情報を含めて、緊急通報を発報する車両を一意に特定することを特徴とする請求項2に記載の車両。
【請求項4】
前記収集された前記事故情報を整理して前記発報情報を生成する発報情報生成部を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
車両において、交通事故や車両故障などの緊急事態が発生したときに、その状態を示す緊急通報を、携帯電話や自動車電話あるいは車両に搭載された通信機器等から移動体通信網を通じて報知するシステムが実用化されている。
【0003】
上記のシステムとして、緊急センターにおいて衝突事故の内容を詳しく把握するために、車両に対する歩行者の衝突時の状況を特定する歩行者事故情報を検出する歩行者事故情報センサと、車両の衝突時の乗員の危険発生時の状況を特定する乗員事故情報を検出する乗員事故情報センサと、歩行者との衝突を判定したとき、前記歩行者事故情報を緊急通報センターの通信装置に送信し、乗員の危険発生を判定したとき、前記乗員の事故情報を前記通信装置に送信する事故情報送信部と、を備える緊急通報システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、車載携帯電話の圏外において事故が発生した場合に、緊急通報データをトランシーバユニットで通信可能な他車に送信して、自車に代わって他車に緊急通報を委ねる技術も開示されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-244167号公報
特開2001-93069号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載のように、車両が関わる事故が発生した場合には、緊急通報センターがその事故の内容を詳しく把握できるような情報提供が必要となる。
その一方で、複数台の車両や人が絡む事故のような場合に、特許文献2に記載のように、自車両において通信不能な場合に、他車両が代わって、緊急通報を行うことになると、当事者を含む複数の車両から同じような通報が行われることになり、重複した情報が、緊急通報センターに送信され、一時的に通報が集中する。
このような状態が発生すると、緊急通報センターが、それぞれの情報が同一事故に関するものなのか否かを判断する必要が生じて、迅速な判断や処置が阻害されるという課題があった。
【0007】
そこで、本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、複数人が絡む事故の発生時に、事故情報の輻輳を防止しつつ、迅速かつ正確な情報発信を担保する車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、複数台が絡む多重事故が発生した場合に、事故車両を含む周辺車両と通信接続を行う通信部と、前記事故車両を含む周辺車両との通信により、緊急通報を発報する車両を一意に特定する特定部と、自車両が前記緊急通報を発報する車両である場合に、前記事故車両を含む周辺車両から事故情報を収集する収集部と、該収集された前記事故情報を発報情報として緊急通報センターに通報する通報部と、を備えることを特徴とする車両を提案している。
【0009】
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記通信接続された車両と、それぞれの固有のID情報を共有するID情報共有部を備え、前記特定部は、該共有した前記ID情報を昇順にソートした時に、前記ID情報が前記昇順の先頭にある車両を、緊急通報を発報する車両と特定することを特徴とする車両を提案している。
【0010】
形態3;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記事故車両を含む周辺車両からの発報の可否に関する情報を受信する受信部を備え、前記特定部は、受信した前記事故車両を含む周辺車両からの発報の可否に関する情報を含めて、緊急通報を発報する車両を一意に特定することを特徴とする車両を提案している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
見てるよ~!
2か月前
個人
車両の制御装置
3か月前
個人
非常放送システム
7日前
個人
はしごの道路標示
1か月前
個人
飛行体衝突回避装置
1か月前
個人
バス送迎支援システム
27日前
個人
自動操舵制御システム
1か月前
個人
携帯用小型防犯ブサー
3か月前
株式会社SUBARU
車両
1か月前
株式会社SUBARU
車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用計器装置
1か月前
ニッタン株式会社
表示灯
2か月前
ニッタン株式会社
発信機
2か月前
ニッタン株式会社
発信機
3か月前
株式会社知財事業研究所
信号機
1か月前
株式会社SUBARU
サーバ装置
1か月前
個人
微弱電波送信機能付き信号表示装置
3か月前
能美防災株式会社
警報器
1か月前
能美防災株式会社
表示灯
23日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
1日前
ニッタン株式会社
感度試験装置
23日前
個人
配車システム
1か月前
個人
配車システム
1か月前
株式会社アガタ
閉空間監視装置
24日前
有限会社カルチベーター
見守りシステム
3か月前
ホーチキ株式会社
煙感知器
1か月前
株式会社大林組
異常検知システム
1か月前
ニッタン株式会社
表示灯付発信機
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報収集システム
17日前
株式会社京三製作所
車両検出装置
8日前
本田技研工業株式会社
外界認識装置
1か月前
日本信号株式会社
路上車両検知装置
1か月前
井関農機株式会社
トラクタの制御システム
1か月前
本田技研工業株式会社
運転支援装置
1か月前
竹中エンジニアリング株式会社
緊急呼出システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
運転支援装置
21日前
続きを見る