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公開番号2024086000
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022200837
出願日2022-12-16
発明の名称感知器ベース
出願人ホーチキ株式会社
代理人個人,個人
主分類G08B 17/00 20060101AFI20240620BHJP(信号)
要約【課題】通線孔の廃止によりベース本体を薄型化すると共に機種の相違に対し共通した構造で対応可能とする感知器ベースを提供する。
【解決手段】感知器ベース10において、ベース本体14の一面側(表面側)に火災感知器が電気的、且つ、機械的に着脱自在に接続される一対の嵌合金具16が配置され、ベース本体14の他面側(裏面側)に開口して形成された回路収納部24に嵌合金具16のリード端子16aが接続されたプリント基板20が配置され、回路収納部24には端子穴26aがベース本体14の一面外側(裏面外側)に位置するように2組のケーブル端子26が配置され、配線ケーブル34が接続される。ベース本体14は、アクリル樹脂などの導光材質であり、プリント基板20に接続されたLED32によりベース本体14の周壁を光らせる発報表示構造を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
火災感知器を取り付ける感知器ベースであって、
一面と他面を有するベース本体と、
前記ベース本体の一面側に配置され、前記火災感知器が電気的且つ機械的に着脱自在に接続される一対の嵌合金具と、
前記ベース本体の他面側に形成された回路収納部と、
前記回路収納部に組み込まれ、前記嵌合金具が接続された回路基板と、
端子穴が前記ベース本体の他面外側に露出して位置するように前記回路収納部に配置され、配線ケーブルが接続されるケーブル端子と、
を備えたことを特徴とする感知器ベース。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
請求項1記載の感知器ベースに於いて、
前記ベース本体を導光構造又は導光材質とし、前記回路基板に接続された発光素子の光により前記ベース本体の周壁の全部又は一部を光らせる発報表示構造が設けられたことを特徴とする感知器ベース。
【請求項3】
請求項1記載の感知器ベースに於いて、
前記回路基板及び前記ケーブル端子が配置された前記回路収納部の他面外側を覆う屋根構造が設けられたことを特徴とする感知器ベース。
【請求項4】
請求項1記載の感知器ベースに於いて、前記ベース本体の一面側に配置された前記嵌合金具の近傍の空スペースに、レーザー光の照射によりマーキングされた端子ラベルが配置されたことを特徴とする感知器ベース。
【請求項5】
請求項1乃至4の何れかに記載の感知器ベースに於いて、
前記ベース本体は、一面側に火災感知器の一部を収納する所定深さの円筒開口形状となる感知器埋込部が形成されるとともに前記円筒開口の外周縁に鍔部が形成されたことを特徴とする感知器ベース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、天井面に設置されて火災感知器を電気的且つ機械的に着脱自在に取り付ける感知器ベースに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、火災報知設備の火災感知器は感知器ベースと対になっており、図5に示すように、天井面11に取付け固定された感知器ベース100の下側に火災感知器12は電気的且つ機械的に着脱自在に取り付けられている。
【0003】
ここで、図5の説明では、X-Y-Z方向が互いに直交する方向であり、具体的には、火災検知器の任意の位置を正面に見て、X方向を左右方向とし、Y方向を上下方向とし、Z方向を前後方向とする。また、X方向における+X側を右側、-X側を左側とし、Y方向における+Y側を上側、-Y側を下側とし、Z方向における+Z側を前側、-Z側を後側とする。この点は、図6、図7、図1乃至図4においても同様となる。
【0004】
従来の感知器ベースを図6及び図7に取り出して示す。ここで、図6(A)は感知器ベースを下側から見て一面側となる表面側を示し、図6(B)は側面を示し、また、図7は従来の感知器ベースの断面を示している。
【0005】
図6に示すように、従来の感知器ベース100は円盤状に形成されたベース本体114の中央に略矩形の通線孔104が形成されており、通線孔104の周囲となるベース本体114の表面側(図示の下面側)に2組の嵌合金具116とケーブル端子126が配置され、また、2つの取付孔118が形成されている。また、2組の嵌合金具116の近傍には、一方は「L」とし他方は「C」と表記した端子ラベル122がそれぞれ貼られ、更に、ベース本体114の周囲には張出部130が形成され、張出部130にLED132が配置されている。
【0006】
図5に示すように、天井面11に設置された感知器ベース100に対しては、下側から火災感知器12を嵌め入れて回すことで、火災感知器12の裏面に配置された嵌合金具を感知器ベース100の嵌合金具116に嵌め入れ、感知器ベース100に対し火災感知器12を電気的且つ機械的に接続する。感知器ベース100に火災感知器12が取り付けられると、図6(A)に示したLED132の外側を覆って火災感知器12の表示カバーが位置することで、発報表示灯134が配置される。
【0007】
また図7に示すように、ベース本体114の内部には表示灯回路や避雷回路などの電気回路を実装した回路基板としてプリント基板120が収納されており、プリント基板120に対しては図6に示した一方の嵌合金具116が直接接続され、他方の嵌合金具116がリード線で接続され、また、ケーブル端子126からのリード線が接続されている。
【0008】
ベース本体114に設けられた通線孔104は、図7に示すように、受信機から引き出された配線ケーブル32を天井面11の取付穴11aから引き込んでケーブル端子126に接続するために使用しており、配線ケーブル32の余長分をベース本体114と天井面11の間のスペースに収納するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2000-194967号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
ところで、近年、火災報知設備の分野においては、建築意匠の追求により防災機器の薄型化の要請が高まっており、感知器ベースについても薄型化の必要性が高まっている。
(【0011】以降は省略されています)

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