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公開番号2024084774
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-25
出願番号2024055977,2019222131
出願日2024-03-29,2019-12-09
発明の名称受信機
出願人ホーチキ株式会社
代理人個人,個人
主分類G08B 17/00 20060101AFI20240618BHJP(信号)
要約【課題】音声ガイダンスに依存しなくとも、ガイダンスラインにより火災信号を受信した場合の操作手順を直感的に把握し、不慣れな管理者であっても適切且つ迅速に操作と対処を可能とする。
【解決手段】受信機には、警戒区域に引き出された回線から火災信号を受信し、主音響を鳴動した場合の操作を案内するガイダンスラインが設けられ、ガイダンスラインは、
主音響を停止させる音響停止スイッチ36から引き出され、音響停止スイッチ36の操作後の対処に必要な操作を行う火災断定スイッチ44、地区音響一時停止スイッチ50及び復旧スイッチ54が配置された第1ガイダンスラインと、第1ガイダンスラインとは別に音響停止スイッチ36から引き出され、音声ガイダンスを出力させる音声案内スイッチ38が配置された第2ガイダンスラインを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
警戒区域に引き出された回線から火災信号を受信し主音響を鳴動した場合の操作を案内するガイダンスラインが設けられた受信機であって、
前記ガイダンスラインは、
前記主音響を停止させる音響停止スイッチから引き出され、前記音響停止スイッチの操作後の対処に必要な操作を行う所定のスイッチが配置された第1ガイダンスラインと、
前記第1ガイダンスラインとは別に前記音響停止スイッチから引き出され、音声ガイダンスを出力させる音声案内スイッチが配置された第2ガイダンスラインと、
を備えたことを特徴とする受信機。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
請求項1記載の受信機であって、
前記第1ガイダンスラインと前記第2ガイダンスラインは、前記音響停止スイッチから異なる方向に引き出されたことを特徴とする受信機。
【請求項3】
請求項1又は2記載の受信機であって、
前記第1ガイダンスラインに配置される所定のスイッチは、
現場確認で火災が確認されたときに操作される火災断定スイッチと、
地区音響を一時的に停止させる地区音響一時停止スイッチと、
前記火災信号を受信して動作した受信機状態を監視状態に戻す復旧スイッチと、
を含むことを特徴とする受信機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、警戒区域に引き出された回線に接続した火災感知器や発信機からの火災信号を回線単位に受信して警報する受信機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動火災報知設備に設けられたP型(Proprietary-type)受信機にあっては、受信機から引き出された回線に火災感知器や発信機を接続して回線単位に火災を監視しており、火災が発生した場合には、音響や表示灯によって管理人等の建物関係者に警報を出すようにしている。
【0003】
火災発生により警報が出された場合、管理者は予め定められた取扱いの手順に従い、主音響停止、現場確認、消防機関への通報、初期消火、避難誘導という手順に従った一連のスイッチ操作や対処を行うことになる。
【0004】
また火災が発生した場合に適切に対応操作できるようにするため、受信機の取扱説明書を見ながら操作練習を行うようにしている。
【0005】
しかしながら、このような従来のP型受信機にあっては、火災が発生した場合の警報により、管理者があわててしまい、受信機を適切に操作することができない場合が想定される。
【0006】
この問題を解決するため、火災が発生した場合に、火災感知器からの火災信号を受信して主音響が鳴動したら、音響停止スイッチを操作すると音声ガイダンス処理を起動し、音声案内スイッチを押すと、状況に合った適切な操作方法のガイダンス内容を音声によって知らせるようにした受信機が提案されており(特許文献1)、受信機の操作に不慣れな管理者であっても、音声ガイダンスに従いながら操作することで、非常時に適切な操作を行うことができる。
【0007】
図8は操作方法を音声ガイダンスにより知らせるようにした従来のP型受信機を示した説明図である。図8に示すように、P型受信機100の扉パネル111は、上部から表示部112、操作部114を設け、操作部114の下半分には開閉自在な小扉116を設けている。
【0008】
操作部114は右側に取り出して示すように、ほぼ中央には火災断定スイッチ124を設け、その右側に音響停止スイッチ126と地区音響一時停止スイッチ128を並べて設けている。また火災断定スイッチ124の左側には音声案内スイッチ120を設け、その左側の近傍に音声案内誘導灯122を設けている。更に操作部114の下側に設けた小扉116の内側には、復旧スイッチ130を設けている。
【0009】
従来のP型受信機100は、火災信号が受信されてスピーカ118から主音響警報が出された場合に音響停止誘導灯125が点滅し、音響停止スイッチ126を押すと主音響が停止し、同時に音声案内誘導灯122が点滅し、この状態で音声案内スイッチ120を押すと、そのときの状況に応じた操作方法を示すガイダンスを音声出力の可能状態となる。
【0010】
音声案内スイッチ120の操作により出力される音声ガイダンスには、火災断定スイッチ124、地区音響一時停止スイッチ128、復旧スイッチ130を操作する指示が含まれている。この音声ガイダンスによる指示に対し管理者が容易に操作できるようにするため、火災断定スイッチ124、音響停止スイッチ126、地区音響一時停止スイッチ128、復旧スイッチ130にはスイッチ名を表示し、また、音響停止スイッチ126、地区音響一時停止スイッチ128、復旧スイッチ130には、その近くにスイッチ番号126a,128a,130aとして「1」、「2」、「3」を表示している。
(【0011】以降は省略されています)

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