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公開番号2024113073
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-21
出願番号2024091139,2023069784
出願日2024-06-05,2019-02-14
発明の名称可搬式の煙検知装置及び煙発生位置の特定方法
出願人ホーチキ株式会社
代理人個人,個人
主分類G08B 17/107 20060101AFI20240814BHJP(信号)
要約【課題】監視区域の煙の発生位置を特定する作業が迅速且つ効率良く、確実に行える可搬式の煙検知装置及び煙発生位置の特定方法を提供する。
【解決手段】固定式の煙検知装置100が煙の発生を検知した後に、可搬式の煙検知装置10を使用して監視区域内を移動しながら吸引した空気中に含まれる煙を検出して煙の発生位置を特定する。検出開始時には、煙を検知する検知感度が固定式の煙検知装置100の検知感度よりも高い感度が初期感度に固定され、所定の煙検知信号を検出したときに、初期感度の固定が解除される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
監視区域の煙を検知する固定式の煙検知装置と併用され、前記監視区域内を移動しながら吸引した空気中に含まれる煙を検出して煙の発生位置を特定する可搬式の煙検知装置であって、
検出開始時には、前記煙を検知する検知感度が前記固定式の煙検知装置の前記検知感度よりも高い感度が初期感度に固定され、所定の煙検知信号を検出したときに、前記初期感度の固定が解除されることを特徴とする可搬式の煙検知装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
監視区域の煙を検知する固定式の煙検知装置が煙の発生を検知した後に、可搬式の煙検知装置を利用して煙の発生位置を特定する煙発生位置の特定方法であって、
前記固定式の煙検知装置の検出開始時には、前記可搬式の煙検知装置が前記煙を検知する検知感度を前記固定式の煙検知装置が前記煙を検知する検知感度よりも高い初期感度に固定し、前記可搬式の煙検知装置が前記初期感度にある状態で所定の煙検知信号を検出したときに、前記初期感度の固定を解除し、煙の検知感度を切替えながら前記監視区域内を移動して煙の発生位置を特定することを特徴とする煙発生位置の特定方法。
【請求項3】
監視区域内を移動しながら吸引した空気中に含まれる煙を検出して煙の発生位置を特定する可搬式の煙検知装置であって、
検出開始時には、前記監視区域の煙を検知する検知感度が所定の初期感度に固定され、前記初期感度にある状態で所定の煙検知信号を検出したときに、前記初期感度の固定が解除され、前記初期感度よりも低い前記検知感度に切替可能となることを特徴とする可搬式の煙検知装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、監視区域から吸引した空気中に含まれる微量の煙を検知する可搬式の煙検知装置及び煙発生位置の特定方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、サーバ等を設置したコンピュータルームや半導体製造設備等におけるクリーンルームには、煙を高感度で検知する固定式の煙検知装置が設けられている。この固定式の煙検知装置は、監視区域に設置したサンプリング管から空気を吸引し、その空気中に浮遊する極低濃度の煙を検知して作動するようにしている。
【0003】
このような固定式の煙検知装置が作動した場合、煙の発生位置が肉眼では捉えられない場合があることから、ホースの先端にサンプリング管を装着した持ち運び自在な可搬式の煙検知装置を使用し、監視区域内を移動しながら煙の発生位置を特定する作業を行うようにしている。
【0004】
また、従来の固定式の煙検知装置にあっては、サンプリング管に複数のサンプリング孔があることから、煙を検知しても煙の発生位置を特定することができないという問題がある。
【0005】
この問題を解決するため、防護空間の空気を吸引するサンプリング管に、例えば所定間隔で、吸引口を備えた光電式煙感知器を配置し、各光電式煙感知器にアドレスを設定しておくことで、煙を検知した光電式煙感知器のアドレスに基づき煙発生位置を特定できるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2014-106678号公報
特開2017-062820号公報
特開2017-062821号公報
特開2016-057791号公報
特開2004-078807号公報
国際公開W02013-031016号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来の可搬式の煙検知装置を用いて煙の発生位置を特定する作業にあっては、可搬式の煙検知装置における煙の検知感度を、固定式の煙検知装置における煙の検知感度よりも鈍くして作業を開始しているが、監視区域の煙は肉眼では確認できないほど薄い場合が少なくない。また、このような薄い煙が局所的に存在する範囲は監視区域全体のうちの狭い範囲である場合が多いので、初めから固定式の煙検知装置より低い煙の検知感度にして作業を始めると、煙の発生位置を見逃してしまう場合があり、また、監視区域を移動しながら煙の発生位置を特定する作業に手間と時間がかかる問題がある。
【0008】
また、従来の固定式の煙検知装置で監視区域内の煙発生区画を特定し、さらに可搬式の煙検知装置で詳細な煙発生位置を特定する方法については提案されていなかった。
【0009】
また、従来の固定式の煙検知装置にあっては、煙発生区画を特定するにあたって、サンプリング管の吸引位置毎に、光電式煙感知器を設けなければならないため、サンプリング管に設ける吸引口の数に応じて光電式煙感知器の数が増加し、設備構成が複雑化すると共に設備コストが大幅に増加する問題がある。
【0010】
本発明は、監視区域を移動しながら煙の発生位置を特定する作業が迅速且つ効率良く、確実に行えることを可能とする可搬式の煙検知装置を提供することを目的とする。
(【0011】以降は省略されています)

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