TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024103742
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-01
出願番号
2024091106,2023059934
出願日
2024-06-05,2018-03-27
発明の名称
管理システム
出願人
ホーチキ株式会社
代理人
個人
主分類
G08B
17/00 20060101AFI20240725BHJP(信号)
要約
【課題】火災検出装置の管理性を向上させることが可能となる、管理システムを提供することを目的とする。
【解決手段】管理システム1は、受光窓を有し、当該受光窓を介して外部から受光した光に基づいて監視領域の火災を検出する複数の火災検出装置10と、複数の火災検出装置10の各々と通信可能に接続された制御装置50と、を備えた管理システムであって、複数の火災検出装置10の各々又は制御装置50は、火災検出装置10の受光窓の汚損度を検出する検出部を備え、制御装置50は、検出部にて検出された汚損度を制御装置50の表示部に表示させる表示制御部と、複数の火災検出装置10の各々の汚損度がゼロ値になった回数であるゼロ回数を特定する特定部と、を備え、表示制御部は、ゼロ回数に対応する火災検出装置の識別情報を表示部に表示させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
受光窓を有し、当該受光窓を介して外部から受光した光に基づいて監視領域の火災を検出する複数の火災検出装置と、前記複数の火災検出装置の各々と通信可能に接続された制御装置と、を備えた管理システムであって、
前記複数の火災検出装置の各々又は前記制御装置は、
前記火災検出装置の前記受光窓の汚損度を検出する検出手段を備え、
前記制御装置は、
前記検出手段にて検出された前記汚損度を表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記複数の火災検出装置の各々の前記汚損度がゼロ値になった回数であるゼロ回数を特定する特定手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記ゼロ回数に対応する前記火災検出装置の識別情報を前記表示手段に表示させる、
管理システム。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記検出手段にて検出された前記汚損度の履歴情報である汚損度履歴情報に基づいて、前記火災検出装置の各々について前記汚損度が所定の汚損状態を示すに至る汚損タイミングを推定する推定手段を備え、
前記表示制御手段は、前記推定手段にて推定された前記汚損タイミングと、当該汚損タイミングに対応する前記火災検出装置の識別情報とを相互に関連付けて前記表示手段に表示させる、
請求項1に記載の管理システム。
【請求項3】
前記汚損度履歴情報に基づいて、前記複数の前記火災検出装置のいずれかに所定の異常が発生している可能性があるか否かを判定する判定手段を備え、
前記表示制御手段は、前記判定手段にて前記異常が発生している可能性があると判定された場合に、その旨を報知するための情報を前記表示手段に表示させる、
請求項2に記載の管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、管理システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、トンネル内に設置された火災検出システムであって複数の火災検知器及び受信機を備えた火災検出システムを対象として、複数の火災検知器の汚れの度合い(以下、「汚損度」と称する)を検出するための技術が提案されている。この技術においては、例えば、各火災検知器は、透光性窓と、透光性窓の汚損度を検出する汚損度検出部であって、光を照射する発光部と、光源から入射される光を透光性窓を介して受光する受光部とを有する汚損度検出部とを備えている。そして、複数の火災検知器(具体的には、透光性窓)の汚損度を検出する場合には、まず、各火災検知器において、受光部によって発光部から照射された光が透光性窓を介して受光されると、上記受光した光の受光量に基づいて減光率が算出されて、当該算出された減光率を示す情報が受信機に向けて送られる。次いで、受信機において、複数の火災検知器から上記情報(すなわち、減光率を示す情報)が受信されると、当該情報を記憶部に記憶すると共に、上記情報の減光率に基づいて、正常な監視ができない旨の警報を出力し又は異常処理を行う(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-246552号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の技術においては、上述したように、受信機においては、減光率を示す情報を記憶部に記憶すると共に、上記警報を出力し又は異常処理を行うものに過ぎなかったので、各火災検知器の汚れが進行した経緯をユーザが簡易に把握することが難しいことから、火災検知器如き火災検出装置の管理性の観点からは改善の余地があった。
【0005】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、火災検出装置の管理性を向上させることが可能となる、管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の管理システムは、受光窓を有し、当該受光窓を介して外部から受光した光に基づいて監視領域の火災を検出する複数の火災検出装置と、前記複数の火災検出装置の各々と通信可能に接続された制御装置と、を備えた管理システムであって、前記複数の火災検出装置の各々又は前記制御装置は、前記火災検出装置の前記受光窓の汚損度を検出する検出手段を備え、前記制御装置は、前記検出手段にて検出された前記汚損度を表示手段に表示させる表示制御手段と、前記複数の火災検出装置の各々の前記汚損度がゼロ値になった回数であるゼロ回数を特定する特定手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記ゼロ回数に対応する前記火災検出装置の識別情報を前記表示手段に表示させる。
【0007】
請求項2に記載の管理システムは、請求項1に記載の管理システムにおいて、前記検出手段にて検出された前記汚損度の履歴情報である汚損度履歴情報に基づいて、前記火災検出装置の各々について前記汚損度が所定の汚損状態を示すに至る汚損タイミングを推定する推定手段を備え、前記表示制御手段は、前記推定手段にて推定された前記汚損タイミングと、当該汚損タイミングに対応する前記火災検出装置の識別情報とを相互に関連付けて前記表示手段に表示させる。
【0008】
請求項3に記載の管理システムは、請求項2に記載の管理システムにおいて、前記汚損度履歴情報に基づいて、前記複数の前記火災検出装置のいずれかに所定の異常が発生している可能性があるか否かを判定する判定手段を備え、前記表示制御手段は、前記判定手段にて前記異常が発生している可能性があると判定された場合に、その旨を報知するための情報を前記表示手段に表示させる。
【発明の効果】
【0009】
請求項1に記載の管理システムによれば、火災検出装置の汚損が進行した経緯をユーザが簡易に把握でき、火災検出装置の管理性を向上させることが可能となる。また、各火災検出装置のゼロ回数を提示でき、例えばゼロ回数が比較的多い火災検出装置に対してユーザが所定の措置(例えば、火災検出装置の交換サイクルを短くすること等)を講じることが可能になる。
【0010】
請求項2に記載の管理システムによれば、特定の火災検出装置の汚損タイミングを提示でき、例えば、特定の火災検出装置の汚損度が閾値以上になる前に当該火災検出装置に対してユーザが清掃に関する措置等を講じることが可能になる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ホーチキ株式会社
消火栓装置
3日前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
5日前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
1か月前
ホーチキ株式会社
通報システム
1か月前
ホーチキ株式会社
炎検知装置、異常監視システム及び炎検知方法
24日前
ホーチキ株式会社
防災設備
27日前
ホーチキ株式会社
防災設備
27日前
ホーチキ株式会社
火災受信機
9日前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
23日前
ホーチキ株式会社
広域防災監視システム
26日前
ホーチキ株式会社
リニューアル設備の配線評価システム
1か月前
個人
火器使用警報装置
9日前
個人
防犯砂利システム
2か月前
日本精機株式会社
表示システム
1か月前
大阪瓦斯株式会社
警報装置
24日前
個人
警報装置付きフェイスガード
2か月前
個人
音による速度計及びプログラム
2か月前
ニッタン株式会社
発信機
9日前
ホーチキ株式会社
通報システム
1か月前
ニッタン株式会社
発信機
1か月前
ニッタン株式会社
発信機
1か月前
株式会社大林組
誘導装置
23日前
株式会社SUBARU
車載装置
24日前
ニッタン株式会社
煙感知器
24日前
加藤電機株式会社
車両用警報装置
1か月前
株式会社小糸製作所
転倒検知装置
1か月前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
24日前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
24日前
株式会社大林組
監視システム
1か月前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
24日前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
24日前
株式会社日本製鋼所
センシング装置
1か月前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
24日前
能美防災株式会社
発信機
1か月前
株式会社ブリッツ
車両情報処理装置
26日前
株式会社SUBARU
運転支援装置
23日前
続きを見る
他の特許を見る