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公開番号2024087104
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022201708
出願日2022-12-19
発明の名称音発出装置
出願人上田技研産業株式会社
代理人個人
主分類G08B 13/14 20060101AFI20240624BHJP(信号)
要約【課題】賽銭箱に設置された場合には、賽銭箱や賽銭が盗まれそうになったときには警報音が発せられ、賽銭箱に賽銭が投入されたときには参拝者に心地よさや神聖さなどを呼び起こす音が発せられる音発出装置を提供する。
【解決手段】静止状態から状態変化し得る対象物に設置する音発出装置SGであって、対象物の水平方向の揺れおよび傾き変化の少なくとも一方を検知する第1センサS1と、対象物の、装置が設置される面に対して垂直方向の振動を検知する第2センサS2と、少なくとも2種類の音を発出するスピーカ6と、第1センサS1が揺れ又は変化を検知したときと、第2センサS2が振動を検知したときとで異なる音をスピーカ6から発出させる制御手段3と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
静止状態から状態変化し得る対象物に設置する音発出装置であって、
前記対象物の水平方向の揺れおよび傾き変化の少なくとも一方を検知する第1センサと、
前記対象物の、装置が設置される面に対して垂直方向の振動を検知する第2センサと、
少なくとも2種類の音を発出するスピーカと、
第1センサが検知したときと、第2センサが検知したときとで異なる音を前記スピーカから発出させる制御手段と、
を有することを特徴とする音発出装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記スピーカが前記第2センサの検知信号による音を発出している間に、前記第1センサからの検知信号を受信したときは、前記スピーカから前記第1センサの検知信号による音を優先して発出させる請求項1記載の音発出装置。
【請求項3】
前記第1センサと、前記第2センサと、前記スピーカと、前記制御手段と、前記スピーカと前記制御手段とに電力を供給する電源と、前記電源からの電力供給を入切するスイッチとを収納する筐体をさらに備え可搬性を有する請求項1又は2記載の音発出装置。
【請求項4】
前記第1センサが球体を有し、前記球体の転動によって前記対象物の水平方向の揺れおよび傾き変化の少なくとも一方を検知する請求項1又は2記載の音発出装置。
【請求項5】
前記球体の密度が4.5g/cm

以上である請求項4に記載の音発出装置。
【請求項6】
第1センサが、
上面に第1導電領域を有する第1板状部材と、
前記第1板状部材の上方に前記第1板状部材と離隔対向して配置され、上下方向に貫通し、内周面の少なくとも一部に第2導電領域を有する開口部が設けられた第2板状部材と、
前記第1板状部材の前記第1導電領域を転がり移動可能に配置され、前記開口部内に一部が位置し、少なくとも表面が導体である球体と、
を有し、
前記第1板状部材と第2板状部材との間隔が前記球体の直径よりも短く、
前記開口部の内径が前記球体の直径よりも短く、
前記球体は、前記開口部の内周面に接触しない第1状態と、前記開口部の内周面に接触した第2状態とに転がり移動可能とされている
請求項1又は2記載の音発出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は音発出装置に関し、より詳細には賽銭箱やドアなどに好適に設置される音発出装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
参拝者が賽銭箱に賽銭を投入した際に、賽銭納受を知らせる音や読経や祝詞などが発せられると、当該参拝者は心地よさや神聖さ、荘厳さといったものを感じると考えられ、そのような音を発出する賽銭箱がこれまでから提案されている(例えば、特許文献1,2など)。
【0003】
一方で、賽銭箱から賽銭が盗まれるのを防止する、あるいは賽銭の入った賽銭箱そのものが盗まれるのを防止する等のため、これまでから種々の警報装置も提案されている。例えば、既存の賽銭箱等に取り付け可能な装置として、振動や揺れ、傾きを振り子の振れで検知する警報装置が提案されている(特許文献3など)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平7-289414号公報
実開平7-14985号公報
特開平8-55285号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1,2に提案の賽銭箱では賽銭等の盗難を確実に検知することはできない。一方、特許文献3の警報装置では、賽銭等の盗難を報知することはできるものの、賽銭箱に投入された賽銭の衝撃によって振り子が揺れて警報装置が作動して参拝者に不快な思いさせるおそれがある。
【0006】
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、例えば、賽銭箱に設置した場合には、賽銭箱や賽銭が盗まれそうになったときには警報音が発せられ、賽銭箱に賽銭が投入されたときには参拝者に心地よさや神聖さなどを呼び起こす音が発せられる音発出装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成する本発明の一態様に係る音発出装置は、静止状態から状態変化し得る対象物に設置する音発出装置であって、前記対象物の水平方向の揺れおよび傾き変化の少なくとも一方を検知する第1センサと、前記対象物の、装置が設置される面に対して垂直方向の振動を検知する第2センサと、少なくとも2種類の音を発出するスピーカと、第1センサが検知したときと、第2センサが検知したときとで異なる音を前記スピーカから発出させる制御手段とを有することを特徴とする。
【0008】
前記構成の音発出装置において、前記制御手段は、前記スピーカが前記第2センサの検知信号による音を発出している間に、前記第1センサからの検知信号を受信したときは、前記スピーカから前記第1センサの検知信号による音を優先して発出させるようにしてもよい。
【0009】
また前記構成の音発出装置において、前記第1センサと、前記第2センサと、前記スピーカと、前記制御手段と、前記スピーカと前記制御手段とに電力を供給する電源と、前記電源からの電力供給を入切するスイッチとを収納する筐体をさらに備え可搬性を有する構成としてもよい。
【0010】
また前記構成の音発出装置において、前記第1センサが球体を有し、前記球体の転動によって水平方向の揺れおよび傾き変化の少なくとも一方を検知する構成としてもよい。このとき、前記球体の密度は4.5g/cm

以上であるのが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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