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公開番号2024062818
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-10
出願番号2022170915
出願日2022-10-25
発明の名称試験器
出願人能美防災株式会社
代理人弁理士法人朝日特許事務所
主分類G08B 17/00 20060101AFI20240501BHJP(信号)
要約【課題】表示灯の点灯が示す複数種類の情報を含む試験情報を感知器から取得してその感知器が正常であるか否かを判定する際に、試験情報の取得を確実にする。
【解決手段】試験器2は、試験に関する試験情報を表示灯の光の点滅パターンにより伝送路符号化して送信する感知器1を覆って収容する収容部20と、収容部20が感知器1を覆ったときに、その収容部20内において表示灯13に対向し得る領域内に配置され、それぞれ受光した光の強さに応じた信号を出力する複数の受光部23と、を有する。この試験器2は、複数の受光部23のうち少なくともいずれかが出力した信号により示される試験情報に基づいて感知器1が正常であるか否かを判定する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
試験に関する試験情報を表示灯の光の点滅パターンにより伝送路符号化して送信する感知器を覆って収容する収容部と、
前記収容部が前記感知器を覆ったときに、該収容部内において前記表示灯に対向し得る領域内に配置され、それぞれ受光した光の強さに応じた信号を出力する複数の受光部と、
前記複数の受光部のうち少なくともいずれかが出力した信号により示される前記試験情報に基づいて前記感知器が正常であるか否かを判定する判定部と、
を有する試験器。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記判定部は、前記複数の受光部の出力した信号を加算した値により示される前記試験情報に基づいて前記感知器が正常であるか否かを判定する
請求項1に記載の試験器。
【請求項3】
前記受光部は、前記領域内において所定間隔で配置されている
請求項1又は2に記載の試験器。
【請求項4】
前記収容部は、前記表示灯の光を外部から確認可能な窓を備えるとともに、前記感知器を覆ったときに前記複数の受光部が外部から受ける光を低減させる
請求項1又は2に記載の試験器。
【請求項5】
前記窓は、前記複数の受光部の受光範囲外に設けられている
請求項4に記載の試験器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、火災を感知する感知器を試験して情報を取得する試験器の技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
火災を感知する感知器は、作動した際に、作動した感知器を特定できるようにするため、表示灯を点灯させる。この表示灯は主に人が目視で確認するためのものであるが、定期点検のために感知器を作動させたときなどは、この表示灯の点灯状態を検知して感知器の状態を把握することもある。
【0003】
特許文献1は、受光回路の出力に基づいて発光回路及び受光回路の感度を判定し、1回の稼動信号の出力において、発光回路及び受光回路の感度に応じた時間間隔で、火災表示灯を少なくとも3回発光させるマイコンを備える火災感知器を開示する。
【0004】
特許文献2は、感知器の表示灯が点灯して出力した光を受光し、受光したその光に基づいて、感知器による異常の検出に関する状態を検出する試験装置を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-116333号公報
特開2020-177704号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、感知器の状態を示す情報は、異常か正常かの区別、及び感度のスカラー値の他にも様々な内容を有する。
【0007】
特許文献1に記載の技術において、火災表示灯は、連続する2回の発光の時間間隔を固定し、他の連続する2回の発光の時間間隔を感知器の検出部の感度に応じた時間に設定しなければならず、少なくとも3回発光しなければならない。また、この技術において、火災感知器の感度を検査する感度検査装置は、3回の発光の合間で、固定の時間間隔、及び感度に応じた時間間隔の経過をそれぞれ待たなければならない。さらに、この技術において、火災表示灯は、3回の発光によって、感度を示すたった一つのスカラー値しか伝えることができない。
【0008】
また、特許文献2に記載の技術は、判定時間内に感知器の表示灯が点灯したか否かを判定するだけに過ぎない。つまり、この技術は、表示灯の発光動作等に情報を化体させるものではない。
【0009】
そして、これらはいずれも複雑かつ大量の情報を伝達させるものでないため、例えば、特許文献1の技術は、1つの感度検査装置で火災表示灯のパルス発光の強度が検出できることを前提としている。また、特許文献2の技術は、収容部の受光部が感知器の表示灯の直下に配置されることを前提としている。
【0010】
本発明は、表示灯の点灯が示す複数種類の情報が含まれた試験情報を感知器から取得してその感知器が正常であるか否かを判定する際に、試験情報の取得を確実にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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