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公開番号2024078328
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190818
出願日2022-11-29
発明の名称防犯用放水設備
出願人能美防災株式会社
代理人彩雲弁理士法人
主分類G08B 15/02 20060101AFI20240603BHJP(信号)
要約【課題】より大容量且つ高圧の水を供給可能な防犯放水設備を提供する。
【解決手段】消火設備2が設けられた施設に設置される防犯用放水設備1において、放水手段10と、通信手段11と、を備えるものとし、放水手段11を、送水手段21を介して、水源20と接続し、送水手段21及び水源20は、消火設備2と共有とし、通信手段11を、少なくとも受信機能を有し、直接的又は間接的に遠隔操作機器3と通信可能に設け、放水手段10を、通信手段11が、遠隔操作機器3からの放水信号を受信した際に、放水を開始するものとする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
消火設備が設けられた施設に設置される防犯用放水設備であって、
放水手段と、
通信手段と、を備え、
該放水手段は、送水手段を介して、水源と接続され、ここで、該送水手段及び該水源は、該消火設備と共有となっており、
該通信手段は、少なくとも受信機能を有し、直接的又は間接的に放水信号発信機器と通信可能に設けられ、
該放水手段は、該通信手段が、該放水信号発信機器からの放水信号を受信した際に、放水を開始することを特徴とする防犯用放水設備。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
人工知能を搭載した侵入者識別手段を、更に備え、
前記放水手段は、可動式となっており、
該放水手段は、前記通信手段が、前記放水信号発信機器からの前記放水信号を受信した際に、該侵入者識別手段によって、侵入者と識別された対象に向けて、放水を開始することを特徴とする請求項1に記載の防犯用放水設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防犯用放水設備に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、施設等に侵入しようとする潜入者に対して、放水をして威嚇し、該施設等への侵入を阻止する防犯用放水設備がある(例えば、特許文献1乃至3を参照)。特許文献1に記載の設備は、住宅の防犯システムが記載されており、住宅の窓等の開口部周辺にセンサを取付け、該センサが潜入者を感知した際に、該潜入者に音で警告をし、警告に従わない該潜入者に対して放水をするものとなっている。
【0003】
特許文献2に記載の設備は、スプリンクラから潜入者に対して放水し、侵入や盗難を防止するものとなっている。特許文献3に記載の設備は、浴室の天井に設置されたスプリンクラより、該浴室の窓枠等の開口部に向けて、放水し、該開口部より潜入者が侵入するのを防止するものとなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-93543号公報
特開2004-272407号公報
特開2006-59255号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、幼稚園、保育園及び児童福祉施設といった乳児や幼児のいる施設並びに介護施設、高齢者施設及び身体障碍者施設といった身体の不自由な者が集まる施設等の弱者が集まる施設において、該施設に侵入した不審者が事件を起こす場合がある。この様な事件が起こった場合、限られた人数の大人や健常者が、該弱者を該施設外へと逃がしつつ、該不審者と対峙するのは非常に困難である。
【0006】
一方、従来の防犯用放水設備は、公設水道に接続され、該公設水道から水の供給を受けて放水を行うものとなっている。公設水道より供給される水は、比較的低圧で小流量であるため、従来の防犯用放水設備は、上記施設の様な比較的広い施設においては、放水の水圧や流量が不足する可能性があるものでもあった。
【0007】
そこで、本発明では、より大容量且つ高圧の水を供給可能な防犯放水設備を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、消火設備が設けられた施設に設置される防犯用放水設備であって、放水手段と、通信手段と、を備え、該放水手段は、送水手段を介して、水源と接続され、ここで、該送水手段及び該水源は、該消火設備と共有となっており、該通信手段は、少なくとも受信機能を有し、直接的又は間接的に放水信号発信機器と通信可能に設けられ、該放水手段は、該通信手段が、該放水信号発信機器からの放水信号を受信した際に、放水を開始することを特徴とする防犯用放水設備である。
【0009】
尚、本発明は、人工知能を搭載した侵入者識別手段を、更に備えるものとし、前記放水手段を、可動式とし、該放水手段を、前記通信手段が、前記放水信号発信機器からの前記放水信号を受信した際に、該侵入者識別手段によって、侵入者と識別された対象に向けて、放水を開始するものとすることが可能である。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、防犯用放水設備が、該防犯用放水設備に接続される水源及び送水手段が、消火設備と共有となっているため、より大容量且つ高圧の水を供給可能な防犯放水設備を提供可能となっている。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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