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公開番号2024070435
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022180927
出願日2022-11-11
発明の名称遠隔操作装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類G08G 1/09 20060101AFI20240516BHJP(信号)
要約【課題】遠隔操作装置により操作される車両の動きの違和感を小さくして、運転精度を向上させる。
【解決手段】実施形態に係る遠隔操作装置10は、車両20の遠隔操作を行う操作部と、操作者が車両20の遠隔操作を行う際に着座するシート11と、制御装置15とを備える。制御装置15は、操作者が操作した操作部の操作量を示す操作量情報を取得する情報取得部と、操作量情報に応じて、操作者が着座するシート11の位置を調整する位置調整部とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の遠隔操作を行う操作部と、
操作者が前記車両の遠隔操作を行う際に着座するシートと、
操作者が操作した前記操作部の操作量を示す操作量情報を取得する情報取得部と、
前記操作量情報に応じて、操作者が着座するシートの位置を調整する位置調整部と、
を備える、
遠隔操作装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記位置調整部は、前記操作者が減速操作を行うときに前記シートを前進させ、加速操作を行うときに前記シートを後退させる、
請求項1に記載の遠隔操作装置。
【請求項3】
前記位置調整部は、前記操作者が右操舵を行うときに前記シートの座面を右に傾け、左操舵を行うときに前記座面を左に傾ける、
請求項1に記載の遠隔操作装置。
【請求項4】
前記位置調整部は、前記操作量が所定値よりも大きい場合に前記シートの移動量を増加させ、所定値よりも小さい場合前記シートの移動量を減少させる、
請求項1に記載の遠隔操作装置。
【請求項5】
前記操作量情報は、ステアリング、アクセルペダル及びブレーキペダルのうち少なくとも一つの操作量の操作量情報を含む、
請求項1に記載の遠隔操作装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遠隔操作装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
教習車において、教習生(第1の操作者)の技術向上の観点、教官(第2の操作者)による教習生の習熟度の確認の観点から、教習生と教官との間で、ステアリングやブレーキペダル(操作部)の操作量の伝達を行うことが望まれている。特許文献1には、遠隔操作装置の操作部と車両の操作部との間で操作量を反映させることができる、車両制御システムが開示されている。
【0003】
特許文献1では、車両は、第1の操作者の操作に基づく手動運転及び第2の操作者が操作する遠隔操作装置による遠隔運転が実行可能である。車両に搭載された第1操作部の第1操作量情報及び遠隔操作装置の第2操作部の第2操作量情報は、遠隔操作装置及び車両において互いに送受信可能である。運転切替部は、遠隔操作装置が第1操作量情報に基づき第2操作部を駆動させるモードと、車両が第2操作量情報に基づき第1操作部を駆動させるモードとを切り替える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-017194号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような車両制御システムでは、遠隔操作装置の操作部の操作量に応じて、車両の操作部が駆動される。しかしながら、個々の操作者の感覚や、車両の大きさ、重量、運動性能によっては、操作者による操作量と、車両の実際の動きが違って感じられる場合がある。
【0006】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、遠隔操作装置により操作される車両の動きの違和感を小さくして、運転精度を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る遠隔操作装置は、車両の遠隔操作を行う操作部と、操作者が前記車両の遠隔操作を行う際に着座するシートと、操作者が操作した前記操作部の操作量を示す操作量情報を取得する情報取得部と、前記操作量情報に応じて、操作者が着座するシートの位置を調整する位置調整部とを備えるものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、遠隔操作装置により操作される車両の動きの違和感を小さくして、運転精度を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る遠隔操作装置を用いた車両制御システムの概要を説明する図である。
ブレーキペダルの操作量に対するシートの移動量を説明する図である。
ブレーキペダルを踏み込みすぎる傾向がある人の場合の、ブレーキペダルの操作量に対するシートの移動量を説明する図である。
初期のブレーキペダルの踏み込みが少ない人の場合の、ブレーキペダルの操作量に対するシートの移動量を説明する図である。
ステアリングの操作量に対するシートの移動量を説明する図である。
ステアリングを切りすぎる傾向がある人の場合の、ステアリングの操作量に対するシートの移動量を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
(【0011】以降は省略されています)

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