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公開番号
2024131164
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023041256
出願日
2023-03-15
発明の名称
駆動装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
F16H
57/04 20100101AFI20240920BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】本明細書では、ケース内のオイルの液位を容易に確認することができる技術を提供する。
【解決手段】車両用の駆動装置を開示する。駆動装置は、駆動系の少なくとも一部を収容するケースと、ケースの側面に設けられたネジ穴に着脱されるフィラーボルトと、その基端部分がフィラーボルトに固定されているとともに、先端部分がフィラーボルトの回転軸に対して角度を成す方向へ延びるレベルゲージと、を備える。ネジ穴は、ケースに規定されたオイルの上限液位よりも上方に位置しており、フィラーボルトをネジ穴に挿入して締結方向に回転させるときに、レベルゲージの前記先端部分が、ケースに規定されたオイルの下限液位以下を通過する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用の駆動装置であって、
駆動系の少なくとも一部を収容するケースと、
前記ケースの側面に設けられたネジ穴に着脱されるフィラーボルトと、
その基端部分が前記フィラーボルトに固定されているとともに、先端部分が前記フィラーボルトの回転軸に対して角度を成す方向へ延びるレベルゲージと、
を備え、
前記ネジ穴は、前記ケースに規定されたオイルの上限液位よりも上方に位置しており、
前記フィラーボルトを前記ネジ穴に挿入して締結方向に回転させるときに、前記レベルゲージの前記先端部分が、前記ケースに規定されたオイルの下限液位以下を通過する、
駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、車両用の駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、駆動系の少なくとも一部を収容するケースと、ケースの上面に設けられた穴に着脱されるレベルゲージと、を備える車両用の駆動装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-27010号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の駆動装置では、ケースに対してレベルゲージを上下方向に着脱することによって、ケース内のオイルの液位を確認している。しかしながら、例えばインホイール型の駆動装置のように、駆動装置が車両に搭載されている状態において、ケースの上方に存在する空間が狭いことがある。この場合、レベルゲージを上下方向に着脱し難く、ケース内のオイルの液位を確認することが困難である。
【0005】
本明細書では、ケース内のオイルの液位を容易に確認することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本技術の第1の態様では、車両用の駆動装置を開示する。駆動装置は、駆動系の少なくとも一部を収容するケースと、前記ケースの側面に設けられたネジ穴に着脱されるフィラーボルトと、その基端部分が前記フィラーボルトに固定されているとともに、先端部分が前記フィラーボルトの回転軸に対して角度を成す方向へ延びるレベルゲージと、を備える。前記ネジ穴は、前記ケースに規定されたオイルの上限液位よりも上方に位置しており、前記フィラーボルトを前記ネジ穴に挿入して締結方向に回転させるときに、前記レベルゲージの前記先端部分が、前記ケースに規定されたオイルの下限液位以下を通過する。
【0007】
例えばインホイール型の駆動装置のように、駆動装置が車両に搭載された状態において、ケースの側方に存在する空間が、ケースの上方に存在する空間よりも広いことがある。このような場合、ケースの側面にフィラーボルトが位置していると、作業者は、ケースに対してフィラーボルトを容易に着脱することができる。そして、ケースのネジ穴に対してフィラーボルトを締結方向に回転させるときに、フィラーボルトに設けられたレベルゲージでは、その先端部分が旋回するように回転する。これにより、ケースの側面にフィラーボルトが取り付けられる場合でも、レベルゲージの先端部分をケース内のオイルへ確実に接触させることができる。作業者は、レベルゲージがケース内のオイルに接触した後に、フィラーボルトをネジ穴から取り外し、レベルゲージに付着しているオイルの位置を確認することで、ケース内のオイルの液位を確認することができる。このように、ケースの側面にフィラーボルトを配置するとともに、フィラーボルトの回転軸に対してレベルゲージの先端部分に角度を設けることで、ケースの上方に十分な空間が存在しない場合でも、ケース内のオイルの液位を容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
車両内側から見た駆動装置の側面図である。
フィラーボルトとレベルゲージの構成を模式的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施例)
図1、図2を参照して、車両用の駆動装置2について説明する。なお、図2は、駆動装置2が搭載されている車両がジャッキアップされている状態を示している。この状態において、後述するケース10の側面10aは、上下方向に対して傾斜している。
【0010】
駆動装置2は、電動車両に搭載される装置である。駆動装置2は、ケース10と、フィラーボルト12と、レベルゲージ14(図2参照)と、を備えている。ケース10には、インホイールモータ(図示省略)が収容されている。
(【0011】以降は省略されています)
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