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公開番号2024159049
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023074786
出願日2023-04-28
発明の名称電池
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類H01M 10/0585 20100101AFI20241031BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】硫化物固体電解質を含む電池におけるイオン伝導度の低下を抑制する。
【解決手段】本開示の電池は、電極体とフッ素系液体材料とを有し、前記電極体が、硫化物固体電解質を含む層を有し、前記フッ素系液体材料が、少なくとも、前記層の端部に存在することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電池であって、電極体とフッ素系液体材料とを有し、
前記電極体が、硫化物固体電解質を含む層を有し、
前記フッ素系液体材料が、少なくとも、前記層の端部に存在する、
電池。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は電池を開示する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、硫化物固体電解質及びそれを用いた電池が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-016423号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
硫化物固体電解質を含む電池の内部に水が侵入した場合、硫化物固体電解質と水とが反応し、硫化物固体電解質が劣化し、イオン伝導度が低下し易い。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願は上記課題を解決するための手段として、以下の態様を開示する。
<態様1>
電池であって、電極体とフッ素系液体材料とを有し、
前記電極体が、硫化物固体電解質を含む層を有し、
前記フッ素系液体材料が、少なくとも、前記層の端部に存在する、
電池。
【発明の効果】
【0006】
本開示の電池は、イオン伝導度が低下し難い。
【図面の簡単な説明】
【0007】
電池の構成の一例を概略的に示している。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1に示されるように、一実施形態に係る電池100は、電極体10とフッ素系液体材料20とを有する。電極体10は、硫化物固体電解質を含む層10a~10cを有する。フッ素系液体材料20は、少なくとも、層10a~10cの端部に存在する。
【0009】
1.電極体
図1に示されるように、電極体10は、硫化物固体電解質を含む層10a~10cを有する。具体的には、硫化物固体電解質を含む層として、正極活物質層10a、電解質層10b及び負極活物質層10cを備える。また、図1に示されるように、電極体10は、正極活物質層10aと接触する正極集電体10dを備えていてもよく、負極活物質層10cと接触する負極集電体10eを備えていてもよい。尚、図1においては、好ましい形態として、正極活物質層10a、電解質層10b及び負極活物質層10cのすべてが硫化物固体電解質を含む形態を例示したが、本開示の電池はこの形態に限定されるものではない。層10a~10cのうちの1つの層のみ、或いは、2つの層のみが、硫化物固体電解質を含む層であってもよい。
【0010】
1.1 正極活物質層
正極活物質層10aは、少なくとも正極活物質を含む。また、正極活物質層10aは、硫化物固体電解質を含み得る。また、正極活物質層10aは、任意に、その他の電解質、導電助剤、バインダー及び各種の添加剤等を含んでいてもよい。正極活物質層10aにおける各成分の含有量は、目的とする電池性能に応じて適宜決定され得る。例えば、正極活物質層10aの固形分全体を100質量%として、正極活物質の含有量が40質量%以上、50質量%以上、60質量%以上又は70質量%以上であってもよく、100質量%未満、95質量%以下又は90質量%以下であってもよい。また、正極活物質層10aの固形分全体を100質量%として、硫化物固体電解質の含有量が0質量%超、5質量%以上又は10質量%以上であってもよく、60質量%以下、50質量%以下、40質量%以下又は30質量%以下であってもよい。正極活物質層10aの形状は、例えば、略平面を有するシート状であってもよい。正極活物質層10aの厚みは、例えば、0.1μm以上、1μm以上又は10μm以上であってもよく、2mm以下、1mm以下又は500μm以下であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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