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公開番号2024163599
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-22
出願番号2023079353
出願日2023-05-12
発明の名称電極体
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 10/04 20060101AFI20241115BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】セパレータに対する電極の位置ずれを抑制することが可能な電極体を提供すること。
【解決手段】電極体100は、一方向に並ぶように配置された複数の電極110,120と、つづら折り状に形成されており、複数の電極の各々の間を絶縁するセパレータ130と、を備える。セパレータ130は、一対の電極間に介在する複数の介在部132aと、上折返し部132bと、下折返し部132aと、を含む。上折返し部132b及び下折返し部132cの少なくとも一方は、電極と接続されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
一方向に並ぶように配置された複数の電極と、
つづら折り状に形成されており、前記複数の電極の各々の間を絶縁するセパレータと、を備え、
前記セパレータは、
前記一方向に互いに隣接する一対の電極間に介在する複数の介在部と、
前記複数の介在部のうちの一の介在部の上端部と、前記複数の介在部のうち前記一方向における一方側に前記一の介在部に隣接する介在部の上端部と、を互いに連結する上折返し部と、
前記複数の介在部のうちの前記一の介在部の下端部と、前記複数の介在部のうち前記一方向における他方側に前記一の介在部に隣接する介在部の下端部と、を互いに連結する下折返し部と、を含み、
前記上折返し部及び前記下折返し部の少なくとも一方は、前記電極と接続されている、電極体。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記複数の電極は、複数の正極電極及び複数の負極電極を有し、
前記負極電極は、前記下折返し部上に配置されており、
前記下折返し部は、前記負極電極の下端部と接続されている、請求項1に記載の電極体。
【請求項3】
前記セパレータは、前記上折返し部及び前記下折返し部をまとめて被覆する最外被覆部をさらに有し、
前記下折返し部は、前記最外被覆部と接続されている、請求項1に記載の電極体。
【請求項4】
前記複数の電極は、複数の正極電極及び複数の負極電極を有し、
前記負極電極の上端部は、前記最外被覆部と接続されている、請求項3に記載の電極体。
【請求項5】
前記上折返し部は、前記最外被覆部と接続されている、請求項3に記載の電極体。
【請求項6】
前記複数の電極は、複数の正極電極及び複数の負極電極を有し、
前記複数の負極電極は、前記一方向における最も外側に配置された最外負極電極を含み、
前記最外負極電極の下端部は、前記最外被覆部と接続されている、請求項3に記載の電極体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電極体に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特開2022-100813号公報には、複数の正極電極及び複数の負極電極を、セパレータ介在させつつ交互に積層したいわゆる積層型電極体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-100813号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特開2022-100813号公報に記載される電極体では、電極体の搬送時や電極体のセルケースへの挿入時などに、セパレータに対する電極の位置ずれが生じる懸念がある。
【0005】
本開示の目的は、セパレータに対する電極の位置ずれを抑制することが可能な電極体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面に従った電極体は、一方向に並ぶように配置された複数の電極と、つづら折り状に形成されており、前記複数の電極の各々の間を絶縁するセパレータと、を備え、前記セパレータは、前記一方向に互いに隣接する一対の電極間に介在する複数の介在部と、前記複数の介在部のうちの一の介在部の上端部と、前記複数の介在部のうち前記一方向における一方側に前記一の介在部に隣接する介在部の上端部と、を互いに連結する上折返し部と、前記複数の介在部のうちの前記一の介在部の下端部と、前記複数の介在部のうち前記一方向における他方側に前記一の介在部に隣接する介在部の下端部と、を互いに連結する下折返し部と、を含み、前記上折返し部及び前記下折返し部の少なくとも一方は、前記電極と接続されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、セパレータに対する電極の位置ずれを抑制することが可能な電極体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態における蓄電セルを概略的に示す斜視図である。
図1に示される蓄電セルの断面図である。
電極体の断面図である。
つづら折り状に形成される前の状態におけるセパレータの平面図である。
電極タブと集電タブとの接続工程を概略的に示す斜視図である。
電極タブ及び集電タブを折曲げる工程を概略的に示す斜視図である。
電極体をケース本体の挿入する工程を概略的に示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
【0010】
図1は、本開示の一実施形態における蓄電セルを概略的に示す斜視図である。図2は、図1に示される蓄電セルの断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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