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公開番号2024163625
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-22
出願番号2023079402
出願日2023-05-12
発明の名称移動体
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人明成国際特許事務所
主分類H04W 4/40 20180101AFI20241115BHJP(電気通信技術)
要約【課題】移動体の遠隔操作において通信ネットワーク帯域の圧迫を抑制できる技術を提供する。
【解決手段】遠隔操作によって操作される移動体は、移動体の外部からの操作に従って移動体の制御を行う移動体制御装置と、遠隔操作に用いられる移動体の移動状態に関する最新の情報である第1情報を予め定められた第1周期毎に外部に送信し、遠隔操作に用いられる移動体に関する情報であって第1情報と異なる第2情報を第1周期よりも長い第2周期毎に外部に送信する通信装置を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
遠隔操作によって操作される移動体であって、
前記移動体の外部からの操作に従って前記移動体の制御を行う移動体制御装置と、
前記遠隔操作に用いられる前記移動体の移動状態に関する最新の情報である第1情報を予め定められた第1周期毎に前記外部に送信し、前記遠隔操作に用いられる前記移動体に関する情報であって前記第1情報と異なる第2情報を前記第1周期よりも長い第2周期毎に前記外部に送信する通信装置を備える、移動体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、移動体に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載されているような、通信ネットワークを介して車両を遠隔操作する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6594423号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
遠隔操作される車両は、車両に関する各種情報を送信する場合がある。しかし、様々な情報を取得する頻度が高い場合、通信ネットワーク帯域が圧迫されるおそれがある。そのため、通信ネットワーク帯域の圧迫を抑制できる技術が求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
【0006】
本開示の一形態によれば、遠隔操作によって操作される移動体が提供される。この移動体は、前記移動体の外部からの操作に従って前記移動体の制御を行う移動体制御装置と、前記遠隔操作に用いられる前記移動体の移動状態に関する最新の情報である第1情報を予め定められた第1周期毎に前記外部に送信し、前記遠隔操作に用いられる前記移動体に関する情報であって前記第1情報と異なる第2情報を前記第1周期よりも長い第2周期毎に前記外部に送信する通信装置を備える。
この形態の移動体によれば、最新の情報のみを定期的に送信するため、全ての情報を常に送信する場合と比べて、通信ネットワーク帯域の圧迫を抑制できる。また、第2情報を送信する頻度を、第1情報を送信する頻度よりも低くするため、全ての情報を同じ頻度で送信する場合と比べて、通信ネットワーク帯域の圧迫を抑制できる。
【0007】
なお、本開示は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、遠隔操作システムや移動体制御装置、遠隔自動運転方法、および、移動体の製造方法等の態様で実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
遠隔操作システムの構成を示す説明図である。
情報送信処理の一例を示すフローチャートである。
第2実施形態における情報送信処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
A.第1実施形態:
図1は、第1実施形態における遠隔操作システム10の構成を示す説明図である。遠隔操作システム10は、移動体100を生産する工場において、移動体100を遠隔制御により移動させるために用いられる。本実施形態では、移動体100は、車両である。より具体的には、移動体100は、電気自動車(BEV:Battery Electric Vehicle)である。なお、移動体100は、電気自動車に限られず、例えば、ガソリン自動車や、ハイブリッド自動車や、燃料電池自動車でもよい。移動体100は、車両に限られず、例えば、電動垂直離着陸機(いわゆる空飛ぶ自動車)でもよい。
【0010】
遠隔操作システム10は、移動体100と、遠隔操作装置200とを備えている。移動体100は、移動体100の補機の電源である補機バッテリ110と、移動体100を駆動させるための駆動装置120と、移動体100の進行方向を変更するための操舵装置130と、移動体100を減速させるための制動装置140と、移動体100の外部からの操作に従って移動体100の各部を制御するための移動体制御装置150と、無線通信により遠隔操作装置200と通信するための通信装置160と、ワイパー170と、移動体100の車室外に配置されている照明装置180と、移動体100の窓を開閉するためのパワーウィンドウ190と、を備えている。ワイパー170と照明装置180とパワーウィンドウ190とを併せて、移動体100の補機ともいう。
(【0011】以降は省略されています)

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