TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025033262
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023138851
出願日2023-08-29
発明の名称電動車
出願人トヨタ自動車株式会社,スズキ株式会社,ダイハツ工業株式会社
代理人弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類B60L 15/20 20060101AFI20250306BHJP(車両一般)
要約【課題】運転者に違和感を与えるのを抑制する。
【解決手段】電動車は、運転者により操作されるごとに第1、第2モードと第1、第2モードに比して車両の電力消費を制限する第3モードとを第1モード、第3モード、第2モードの順に切替指示するためのモードスイッチと、モードスイッチの操作に従って複数のモードから走行モードを設定して走行モードに従ってモータおよび補機を制御する制御装置とを備える。制御装置は、走行モードが第1モードの状態でモードスイッチが操作されたときに、所定時間以内にモードスイッチが再度操作されたときには、走行モードを第1モードから第3モードを経由せずに第2モードに切り替え、所定時間内にモードスイッチが再度操作されなかったときには、走行モードを第1モードから第3モードに切り替える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
走行用のモータと、前記モータを駆動するインバータと、前記インバータに電力ラインを介して接続された蓄電装置と、前記電力ラインに接続された補機と、を備える電動車であって、
運転者により操作されるごとに、第1、第2モードと前記第1、第2モードに比して車両の電力消費を制限する第3モードとを前記第1モード、前記第3モード、前記第2モードの順に切替指示するためのモードスイッチと、
前記モードスイッチの操作に従って前記複数のモードから走行モードを設定し、前記走行モードに従って前記モータおよび前記補機を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、走行モードが前記第1モードの状態で前記モードスイッチが操作されたときに、所定時間以内に前記モードスイッチが再度操作されたときには、前記走行モードを前記第1モードから前記第3モードを経由せずに前記第2モードに切り替え、前記所定時間内に前記モードスイッチが再度操作されなかったときには、前記走行モードを前記第1モードから前記第3モードに切り替える、
電動車。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
請求項1記載の電動車であって、
前記補機は、車室内の空調を行なう空調装置であり、
前記第3モードは、走行用駆動力制限、車速制限、前記空調装置の停止のうちの少なくとも1つを行なうことにより前記第1、第2モードに比して車両の電力消費を制限するモードである、
電動車。
【請求項3】
請求項1または2記載の電動車であって、
前記第1モードは、ノーマルモード、前記ノーマルモードに比して走行用駆動力の出力応答性を重視するスポーツモード、前記ノーマルモードおよび前記スポーツモードに比して電費を重視するエコモードのうちの何れかのモードであり、
前記第2モードは、前記ノーマルモード、前記スポーツモード、前記エコモードのうち前記第1モードとは異なるモードである、
電動車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電動車に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、エンジンおよびモータと、エンジンまたはモータからの動力を変速して駆動輪に伝達する自動変速機と、変速モードを切り替える変速モード切替部と、モータの動力のみを用いて走行するモータ走行モードと少なくともエンジンの動力を用いて走行するエンジン使用モードとを少なくとも変速モードに応じて切り替える走行モード切替部と、を備えるハイブリッド車が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このハイブリッド車では、走行モード切替部は、変速モードが切り替えられた場合、走行モードの切り替えを規定時間禁止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-127134号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
走行用のモータを備える電動車において、運転者により操作されるごとに第1、第2モードと第1、第2モードに比して車両の電力消費を制限する第3モードとを第1モード、第3モード、第2モードの順に切替指示するためのモードスイッチを備える場合がある。この場合に、走行モードが第1モードの状態から運転者によりモードスイッチが2回続けて操作されたときに、走行モードを第1モードから第3モードに切り替えてその後に走行モードを第3モードから第2モードに切り替えると、第1、第2モードに比して車両の電力消費を制限してから比較的短時間でその制限を解除することになり、例えば、空調装置などの補機を停止させてから比較的短時間で再作動させることなどになり、運転者に違和感を与える可能性がある。
【0005】
本開示の電動車は、運転者に違和感を与えるのを抑制することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の電動車は、
走行用のモータと、前記モータを駆動するインバータと、前記インバータに電力ラインを介して接続された蓄電装置と、前記電力ラインに接続された補機と、を備える電動車であって、
運転者により操作されるごとに、第1、第2モードと前記第1、第2モードに比して車両の電力消費を制限する第3モードとを前記第1モード、前記第3モード、前記第2モードの順に切替指示するためのモードスイッチと、
前記モードスイッチの操作に従って前記複数のモードから走行モードを設定し、前記走行モードに従って前記モータおよび前記補機を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、走行モードが前記第1モードの状態で前記モードスイッチが操作されたときに、所定時間以内に前記モードスイッチが再度操作されたときには、前記走行モードを前記第1モードから前記第3モードを経由せずに前記第2モードに切り替え、前記所定時間内に前記モードスイッチが再度操作されなかったときには、前記走行モードを前記第1モードから前記第3モードに切り替える、
ことを要旨とする。
【0008】
本開示の電動車では、走行モードが第1モードの状態でモードスイッチが操作されたときに、所定時間以内にモードスイッチが再度操作されたときには、走行モードを第1モードから第3モードを経由せずに第2モードに切り替え、所定時間内にモードスイッチが再度操作されなかったときには、走行モードを第1モードから第3モードに切り替える。これにより、走行モードを第1モードから第3モードに切り替えてその後に比較的短時間で走行モードを第3モードから第2モードに切り替えるのを回避することができる。この結果、第1、第2モードに比して車両の電力消費を制限してから比較的短時間でその制限を解除するのを回避し、例えば、空調装置などの補機を停止させてから比較的短時間で再作動させるなどを回避し、運転者に違和感を与えるのを抑制することができる。
【0009】
本開示の電動車において、前記補機は、車室内の空調を行なう空調装置であり、前記第3モードは、走行用駆動力制限、車速制限、前記空調装置の停止のうちの少なくとも1つを行なうことにより前記第1、第2モードに比して車両の電力消費を制限するモードであってもよい。
【0010】
本開示の電動車において、前記第1モードは、ノーマルモード、前記ノーマルモードに比して走行用駆動力の出力応答性を重視するスポーツモード、前記ノーマルモードおよび前記スポーツモードに比して電費を重視するエコモードのうちの何れかのモードであり、前記第2モードは、前記ノーマルモード、前記スポーツモード、前記エコモードのうち前記第1モードとは異なるモードであってもよい。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
車両
3か月前
個人
飛行自動車
24日前
個人
眼科手術車
2か月前
個人
授乳用車両
1か月前
個人
自動車運転補助装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
1日前
日本精機株式会社
表示装置
1日前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
今日
日本精機株式会社
照明装置
今日
日本精機株式会社
表示装置
1日前
株式会社松華
懸架装置
今日
個人
キャンピングトレーラー
2か月前
個人
台車用車輪止め具
2か月前
個人
自動車外部装着用しめ飾り
3か月前
個人
謝意シグナル装着車
2か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
2か月前
個人
ステージカー
今日
日本精機株式会社
車載表示装置
3か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
今日
日本精機株式会社
車両用表示装置
1日前
株式会社青木製作所
タンクローリ
2か月前
マツダ株式会社
車両
6日前
マツダ株式会社
車両
6日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
マツダ株式会社
車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用照明装置
28日前
トヨタ自動車株式会社
車両
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
続きを見る