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公開番号
2025032766
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023138232
出願日
2023-08-28
発明の名称
車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
B60W
20/13 20160101AFI20250305BHJP(車両一般)
要約
【課題】エンジンの停止中にリフレッシュ充電処理を開始したときに、エンジンの停止時間をある程度確保する。
【解決手段】エンジンの停止中に第1蓄電装置の蓄電割合が始動閾値未満に至ると、エンジンを始動する。また、DC/DCコンバータを用いた第2蓄電装置の次回のリフレッシュ充電処理までの待機時間が所定時間未満であるときには、待機時間が所定時間以上であるときに比してエンジンの運転中に第1蓄電装置の蓄電割合を高くすること、待機時間が所定時間以上であるときに比してエンジンの運転中にエンジンを停止しにくくすること、のうちの少なくとも1つを実行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンと、前記エンジンに接続されたモータジェネレータと、前記モータジェネレータを駆動するインバータと、前記インバータに第1電力ラインを介して接続された第1蓄電装置と、前記第1蓄電装置よりも定格電圧が低く且つ第2電力ラインに接続された第2蓄電装置と、前記第1電力ラインの電力を降圧して前記第2電力ラインに供給可能なDC/DCコンバータと、前記エンジンと前記インバータと前記DC/DCコンバータとを制御する制御装置とを備え、前記エンジンの間欠運転が可能な車両であって、
前記制御装置は、前記エンジンの停止中に前記第1蓄電装置の蓄電割合が始動閾値未満に至ると、前記エンジンを始動し、
前記制御装置は、前記DC/DCコンバータを用いた前記第2蓄電装置の次回のリフレッシュ充電処理までの待機時間が所定時間未満であるときには、前記待機時間が前記所定時間以上であるときに比して前記エンジンの運転中に前記第1蓄電装置の蓄電割合を高くすること、前記待機時間が前記所定時間以上であるときに比して前記エンジンの運転中に前記エンジンを停止しにくくすること、のうちの少なくとも1つを実行する、
車両。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
請求項1記載の車両であって、
前記制御装置は、前記エンジンの運転中に、前記蓄電割合が制御中心に近づくように前記エンジンおよび前記モータを制御し、更に、前記待機時間が所定時間未満であるときには、前記待機時間が前記所定時間以上であるときに比して前記制御中心を高くする、
車両。
【請求項3】
請求項1または2記載の車両であって、
前記制御装置は、前記エンジンの運転中に、前記蓄電割合が停止閾値以上のときに前記エンジンの停止を許可すると共に前記蓄電割合が前記停止閾値未満のときに前記エンジンの停止を禁止し、更に、前記待機時間が所定時間未満であるときには、前記待機時間が前記所定時間以上であるときに比して前記停止閾値を高くする、
車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の車両としては、エンジンやスタータ、オルタネータ、バッテリを備え、エンジンを自動停止および自動始動させるアイドリングストップ制御を実行すると共にバッテリに対して定期的にリフレッシュ充電処理を行なうものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この車両では、車両の走行中に、次回の停車タイミングまでの期間が所定期間未満であると予測したときには、リフレッシュ充電処理の実行を禁止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-111955号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
エンジンと、エンジンに接続されたモータジェネレータと、モータジェネレータに第1電力ラインを介して接続された第1蓄電装置と、第1蓄電装置よりも定格電圧が低く且つ第2電力ラインに接続された第2蓄電装置と、第1電力ラインの電力を降圧して第2電力ラインに供給可能なDC/DCコンバータとを備え、エンジンの間欠運転が可能な車両において、上述のように、アイドリングストップ制御を第2蓄電装置のリフレッシュ充電処理に比して優先すると、リフレッシュ充電処理の機会が少なくなる可能性がある。これに対して、リフレッシュ充電処理の機会を確保するために、エンジンの停止中でもリフレッシュ充電処理を実行可能とすることが考えられる。リフレッシュ充電処理の実行中には、第2蓄電装置の充電のためにリフレッシュ充電処理の実行中でないときに比して多くの電力量を第1電力ラインから第2電力ラインに供給する必要があり、第1蓄電装置の蓄電割合の低下量が大きくなりやすい。また、第1蓄電装置の蓄電割合がある程度低くなると、第1蓄電装置の保護のために、エンジンを始動して第1蓄電装置を充電する必要が生じる。以上のことを踏まえて、リフレッシュ充電処理を実行しているときに、エンジンの停止時間をある程度確保することが求められている。
【0005】
本開示の車両は、エンジンの停止中にリフレッシュ充電処理を開始したときに、エンジンの停止時間をある程度確保することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の車両は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の車両は、
エンジンと、前記エンジンに接続されたモータジェネレータと、前記モータジェネレータを駆動するインバータと、前記インバータに第1電力ラインを介して接続された第1蓄電装置と、前記第1蓄電装置よりも定格電圧が低く且つ第2電力ラインに接続された第2蓄電装置と、前記第1電力ラインの電力を降圧して前記第2電力ラインに供給可能なDC/DCコンバータと、前記エンジンと前記インバータと前記DC/DCコンバータとを制御する制御装置とを備え、前記エンジンの間欠運転が可能な車両であって、
前記制御装置は、前記エンジンの停止中に前記第1蓄電装置の蓄電割合が始動閾値未満に至ると、前記エンジンを始動し、
前記制御装置は、前記DC/DCコンバータを用いた前記第2蓄電装置の次回のリフレッシュ充電処理までの待機時間が所定時間未満であるときには、前記待機時間が前記所定時間以上であるときに比して前記エンジンの運転中に前記第1蓄電装置の蓄電割合を高くすること、前記待機時間が前記所定時間以上であるときに比して前記エンジンの運転中に前記エンジンを停止しにくくすること、のうちの少なくとも1つを実行する、
ことを要旨とする。
【0008】
本開示の車両では、DC/DCコンバータを用いた第2蓄電装置の次回のリフレッシュ充電処理までの待機時間が所定時間未満であるときには、待機時間が所定時間以上であるときに比してエンジンの運転中に第1蓄電装置の蓄電割合を高くすること、待機時間が所定時間以上であるときに比してエンジンの運転中にエンジンを停止しにくくすること、のうちの少なくとも1つを実行する。これにより、エンジンの停止中にリフレッシュ充電処理を開始したときに、第1蓄電装置の蓄電割合が始動閾値未満に至る時間、即ち、エンジンの停止時間をある程度確保することができる。
【0009】
本開示の車両において、前記制御装置は、前記エンジンの運転中に、前記蓄電割合が制御中心に近づくように前記エンジンおよび前記モータを制御し、更に、前記待機時間が所定時間未満であるときには、前記待機時間が前記所定時間以上であるときに比して前記制御中心を高くするものとしてもよい。
【0010】
本開示の車両において、前記制御装置は、前記エンジンの運転中に、前記蓄電割合が停止閾値以上のときに前記エンジンの停止を許可すると共に前記蓄電割合が前記停止閾値未満のときに前記エンジンの停止を禁止し、更に、前記待機時間が所定時間未満であるときには、前記待機時間が前記所定時間以上であるときに比して前記停止閾値を高くするものとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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