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公開番号2025027504
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2023132278
出願日2023-08-15
発明の名称接着方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類C09J 9/02 20060101AFI20250220BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】本開示は、非放電可能部材と放電可能部材との接着において、接着層が導電性を有するだけでなく、放電可能部材に接着剤を塗布するとき放電可能部材から放電を防ぐことができ、かつ接着剤の硬化状態を面内で均一化できる接着方法を提供することを目的とする。
【解決手段】非放電可能部材と放電可能部材とを2剤型接着剤を用いて接着する接着方法であって、上記2剤型接着剤が、第1剤と第2剤とを混合させて硬化させる接着剤であり、上記第1剤が、導電性であり、上記第2剤が、非導電性であり、かつ上記方法が、上記第1剤を、上記非放電可能部材の被接着面に塗布すること、上記第2剤を、上記放電可能部材の被接着面に塗布すること、及び上記非放電可能部材の被接着面と、上記放電可能部材の被接着面とを貼り合わせ、それによって上記第1剤と上記第2剤とを混合させて硬化させること、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
非放電可能部材と放電可能部材とを2剤型接着剤を用いて接着する接着方法であって、
前記2剤型接着剤が、第1剤と第2剤とを混合させて硬化させる接着剤であり、
前記第1剤が、導電性であり、
前記第2剤が、非導電性であり、かつ
前記方法が、
前記第1剤を、前記非放電可能部材の被接着面に塗布すること、
前記第2剤を、前記放電可能部材の被接着面に塗布すること、及び
前記非放電可能部材の被接着面と、前記放電可能部材の被接着面とを貼り合わせ、それによって前記第1剤と前記第2剤とを混合させて硬化させること、
を含む、
接着方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、非放電可能部材と放電可能部材とを接着する接着方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
電池構造の一例として、ラミネートフィルム等の外装部材内に封止した単電池を、複数積層させた組電池がある。この組電池の各単電池同士のずれを防ぐため、接着剤により固定された次のような組電池が開示されている。
【0003】
例えば特許文献1には、正極板及び負極板を積層した発電要素を外装部材内に封止してなる扁平形状の単電池を複数積層してなる組電池であって、互いに重なる前記単電池同士は、互いに接した後に硬化する接着剤により接合されていることを特徴とする組電池が開示されている。特許文献1の組電池によると、単電池同士が互いに接した後に硬化する接着剤により接合するため、単電池同士を重ねる前に硬化せず、例えばライン停止時などにも対応でき、歩留まりがよいとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-172994号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
電池に求められるエネルギー密度や電流密度が大きくなることで、単電池の発熱が大きくなる傾向がある。単電池からの発熱を放熱するため、単電池間に冷却器が設けられた組電池構造がとられることがある。
【0006】
このような組電池構造において単電池間が直列積層される場合には、単電池と冷却器との接着層では、伝熱性だけでなく、導電性も求められる。
【0007】
上記のように接着層において導電性も必要とされる場合には、導電性接着剤を用いて単電池と冷却器とを固定することが考えられる。しかしながら、単電池が放電可能である状態のときにおいて、単電池表面に導電性接着剤を塗布すると、導電性接着剤、及びディスペンサー等の塗布装置を通して単電池が放電する恐れがある。
【0008】
そこで、本開示は、非放電可能部材と放電可能部材との接着において、接着層が導電性を有するだけでなく、放電可能部材に接着剤を塗布するときでも、放電可能部材から放電を防ぐことができ、かつ接着剤の硬化状態を面内で均一化できる接着方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示は、以下の手段によって、上記目的を達成するものである。
【0010】
〈1〉非放電可能部材と放電可能部材とを2剤型接着剤を用いて接着する接着方法であって、
上記2剤型接着剤が、第1剤と第2剤とを混合させて硬化させる接着剤であり、
上記第1剤が、導電性であり、
上記第2剤が、非導電性であり、かつ
上記方法が、
上記第1剤を、上記非放電可能部材の被接着面に塗布すること、
上記第2剤を、上記放電可能部材の被接着面に塗布すること、及び
上記非放電可能部材の被接着面と、上記放電可能部材の被接着面とを貼り合わせ、それによって上記第1剤と上記第2剤とを混合させて硬化させること、
を含む、
接着方法。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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