TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025008815
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111349
出願日
2023-07-06
発明の名称
塗装方法
出願人
ベック株式会社
代理人
主分類
C09D
7/63 20180101AFI20250109BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】
十分な耐汚染性を有するとともに、耐候性、追従性に優れた塗膜を形成可能な塗装方法を提供する。
【解決手段】
本発明は、目地部を有する被塗面に対し、上塗材を塗付する塗装方法であって、
上記上塗材は、主剤及び硬化剤を有し、
上記主剤は、水酸基含有樹脂(A)を含み、
上記硬化剤は、ポリイソシアネート化合物(B)、及びシリケート化合物(C)を含み、
上記水酸基含有樹脂(A)として、水酸基価が30mgKOH/g以上の非水分散型樹脂(a1)、及び水酸基価が30mgKOH/g以上の可溶型樹脂(a2)を含み、
上記非水分散型樹脂(a1)の水酸基価が、上記可溶型樹脂(a2)の水酸基価よりも大きいことを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
目地部を有する被塗面に対し、上塗材を塗付する塗装方法であって、
上記上塗材は、主剤及び硬化剤を有し、
上記主剤は、水酸基含有樹脂(A)を含み、
上記硬化剤は、ポリイソシアネート化合物(B)、及びシリケート化合物(C)を含み、
上記水酸基含有樹脂(A)として、水酸基価が30mgKOH/g以上の非水分散型樹脂(a1)、及び水酸基価が30mgKOH/g以上の可溶型樹脂(a2)を含み、
上記非水分散型樹脂(a1)の水酸基価が、上記可溶型樹脂(a2)の水酸基価よりも大きいことを特徴とする塗装方法。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
上記水酸基含有樹脂(A)は、シリコーン成分を含むことを特徴とする請求項1に記載の塗装方法。
【請求項3】
上記非水分散型樹脂(a1)は、シリコーン成分を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の塗装方法。
【請求項4】
上記ポリイソシアネート化合物(B)は、イソシアネート基含有量が14質量%未満であるポリイソシアネート化合物(b1)及び、イソシアネート基含有量が14質量%以上であるポリイソシアネート化合物(b2)を含むことを特徴とする請求項1に記載の塗装方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、塗装方法に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
建築物の壁面は、例えば、軽量コンクリート板、気泡コンクリート板、サイディングボード等の基材どうしをつなぎ合わせて形成されている。この際、基材どうしの継目部分(目地部)にはシーリング材等が充填されており、温度や湿度等の変化に耐えうるよう、変位しやすい設計がなされている。
一方、シーリング材は、その表面が露出した部分においてはべとつき(タック)が残りやすいため、経時的に埃、塵などの汚染物質が付着して美観を損なう場合がある。さらに、シーリング材が露出している場合には劣化しやすく、不具合を生じるおそれがある。
【0003】
このようなシーリング材の汚染現象等に対して、各種の防止方法が開示されている。例えば、特開平7-82548号公報(特許文献1)には、シーリング材表面の汚れ防止方法として、シーリング材の表面に、オルガノアルコキシシランの加水分解縮合物やコロイド状シリカ等を含有する無機コーティング材を塗装する方法が開示されている。
【0004】
特開平7-82548号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の特許文献に記載されたような無機コーティング材は、通常、非常に高硬度の塗膜を形成するため、シーリング材の動きに追従することが難しく、塗膜にひび割れが発生するおそれがあった。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みなされたものであり、十分な耐汚染性を有するとともに、耐候性、追従性に優れた塗膜を形成可能な塗装方法を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
このような課題を解決するために本発明者らは、鋭意検討の結果、特定の樹脂成分を必須成分とする上塗材を塗付する塗装方法に想到し、本発明を完成するに到った。
【0008】
すなわち、本発明は以下の特徴を有するものである。
1.目地部を有する被塗面に対し、上塗材を塗付する塗装方法であって、
上記上塗材は、主剤及び硬化剤を有し、
上記主剤は、水酸基含有樹脂(A)を含み、
上記硬化剤は、ポリイソシアネート化合物(B)、及びシリケート化合物(C)を含み、
上記水酸基含有樹脂(A)として、水酸基価が30mgKOH/g以上の非水分散型樹脂(a1)、及び水酸基価が30mgKOH/g以上の可溶型樹脂(a2)を含み、
上記非水分散型樹脂(a1)の水酸基価が、上記可溶型樹脂(a2)の水酸基価よりも大きいことを特徴とする塗装方法。
2.上記水酸基含有樹脂(A)は、シリコーン成分を含むことを特徴とする1.に記載の塗装方法。
3.上記非水分散型樹脂(a1)は、シリコーン成分を含むことを特徴とする1.または2.に記載の塗装方法。
4.上記ポリイソシアネート化合物(B)は、イソシアネート基含有量が14質量%未満であるポリイソシアネート化合物(b1)及び、イソシアネート基含有量が14質量%以上であるポリイソシアネート化合物(b2)を含むことを特徴とする請求項1に記載の塗装方法。
【発明の効果】
【0009】
本発明の塗装方法によれば、十分な耐汚染性を有するとともに、耐候性、追従性に優れた塗膜を形成することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ベック株式会社
被覆材
10日前
ベック株式会社
被膜形成方法
10日前
ベック株式会社
硬化性組成物
1か月前
ベック株式会社
装飾被膜の形成方法
24日前
個人
消火塗料
12日前
個人
粘着テープ
5日前
ベック株式会社
被覆材
10日前
ぺんてる株式会社
固形描画材
3日前
東ソー株式会社
粘着剤組成物
2か月前
日榮新化株式会社
粘着テープ
1か月前
三商株式会社
屋外用塗料組成物
13日前
アイカ工業株式会社
パテ組成物
3日前
株式会社エフコンサルタント
被覆材
2か月前
日榮新化株式会社
掲示パネルセット
1か月前
東ソー株式会社
ホットメルト接着剤
1か月前
アイカ工業株式会社
塗材仕上げ工法
1か月前
日本特殊塗料株式会社
塗り床材組成物
1か月前
コニシ株式会社
プライマー組成物
17日前
アイカ工業株式会社
光硬化型圧着組成物
26日前
株式会社村田製作所
接着剤
2か月前
株式会社大阪ソーダ
撥水撥油性表面処理剤
24日前
デンカ株式会社
蛍光体
1か月前
デンカ株式会社
蛍光体
1か月前
アイカ工業株式会社
無溶剤型コーティング剤
1か月前
デンカ株式会社
蛍光体粉末の製造方法
2か月前
アイカ工業株式会社
バランスウエイト用組成物
24日前
ダイキン工業株式会社
表面処理剤
2か月前
デンカ株式会社
蛍光体粉末
13日前
新光電気工業株式会社
潜熱蓄熱体
2か月前
artience株式会社
ホットメルト接着剤
2か月前
TOTO株式会社
部材
2か月前
TOTO株式会社
設備
1か月前
TOTO株式会社
部材
24日前
artience株式会社
印刷インキ及び印刷物
2か月前
大日本印刷株式会社
塗工液及び容器
23日前
サンノプコ株式会社
水性エマルション安定剤
2か月前
続きを見る
他の特許を見る