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公開番号
2025047285
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023155700
出願日
2023-09-21
発明の名称
撥水撥油性表面処理剤
出願人
株式会社大阪ソーダ
代理人
主分類
C09K
3/18 20060101AFI20250326BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】本発明の課題は、フッ素化合物系表面処理剤に代わる優れた撥水撥油性を有する表面処理剤を提案することである。
【解決手段】(A)エピクロロヒドリン由来の構成単位50~100モル%を有し、重量平均分子量が10万以上である重合体を用いることにより、優れた撥水撥油性を有する表面処理剤が提供できることを見出し、課題を解決できることを見出した。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)エピクロロヒドリン由来の構成単位50~100モル%を有し、重量平均分子量が10万以上である重合体を含有する撥水撥油性表面処理剤。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記重合体が(A)エピクロロヒドリン由来の構成単位70~100モル%、(B)エピクロロヒドリンと共重合可能なオキシラン単量体由来の構成単位0~30モル%を有する重合体である請求項1に記載の撥水撥油性表面処理剤。
【請求項3】
(B)エピクロロヒドリンと共重合可能なオキシラン単量体由来の構成単位がメタクリル酸グリシジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、炭素数2~18のアルキレンオキサイド、炭素数8~18のアルキルグリシジルエーテルから選択される単量体由来の構成単位である請求項2に記載の撥水撥油性表面処理剤。
【請求項4】
液状媒体を含有する請求項1に記載の撥水撥油性表面処理剤。
【請求項5】
前記重合体の重量平均分子量が20万以上である請求項1に記載の撥水撥油性表面処理剤。
【請求項6】
請求項1~5いずれかに記載の撥水撥油性表面処理剤で表面処理された物品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エピクロロヒドリン由来の構成単位を有する重合体を含有する撥水撥油性表面処理剤、及び該撥水撥油性表面処理剤で処理された紙、繊維、フィルム等の物品に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
撥水撥油性を付与する表面処理剤としては、フッ素系重合体、例えばパーフルオロアルキル基もしくはパーフルオロアルケニル基を有する重合性化合物の重合体であることが知られている。
【0003】
これらのフッ素系化合物の重合体は耐熱性、耐酸化性、耐候性などの特性に優れているという利点もあり、繊維製品、皮革、紙および鉱物基材のための表面処理剤として、幅広く用いられている。
【0004】
一方で、フッ素化合物系表面処理剤はPFAS(パーフルオロアルキルおよびポリフルオロアルキル物質)として、その環境残留性や生態蓄積性から、人への有害性が懸念されている。
【0005】
そこで、フッ素化合物系表面処理剤に代わる優れた撥水撥油性を有する表面処理剤が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
国際公開2015/151598
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の課題は、フッ素化合物系表面処理剤に代わる優れた撥水撥油性を有する表面処理剤を提案することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、上記課題について鋭意研究の結果、(A)エピクロロヒドリン由来の構成単位50~100モル%を有し、重量平均分子量が10万以上である重合体を用いることにより、優れた撥水撥油性を有する表面処理剤が提供できることを見出し、上記課題を解決できることを見出した。
【0009】
本発明は、以下のように記載することもできる。
項1 (A)エピクロロヒドリン由来の構成単位50~100モル%を有し、重量平均分子量が10万以上である重合体を含有する撥水撥油性表面処理剤。
項2 前記重合体が(A)エピクロロヒドリン由来の構成単位70~100モル%、(B)エピクロロヒドリンと共重合可能なオキシラン単量体由来の構成単位0~30モル%を有する重合体である項1に記載の撥水撥油性表面処理剤。
項3 (B)エピクロロヒドリンと共重合可能なオキシラン単量体由来の構成単位がメタクリル酸グリシジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、炭素数2~18のアルキレンオキサイド、炭素数8~18のアルキルグリシジルエーテルから選択される単量体由来の構成単位である項2に記載の撥水撥油性表面処理剤。
項4 液状媒体を含有する項1に記載の撥水撥油性表面処理剤。
項5 前記重合体の重量平均分子量が20万以上である項1に記載の撥水撥油性表面処理剤。
項6 項1~5いずれかに記載の撥水撥油性表面処理剤で表面処理された物品。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、(A)エピクロロヒドリン由来の構成単位50~100モル%を有し、重量平均分子量が10万以上である重合体を含有する表面処理剤が優れた撥水撥油性を有しているため、紙、繊維、フィルム等に用いる表面処理剤として非常に有用である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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