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公開番号
2025047160
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023155488
出願日
2023-09-21
発明の名称
バランスウエイト用組成物
出願人
アイカ工業株式会社
代理人
主分類
C09D
7/61 20180101AFI20250326BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】液状での塗布が可能で、深部硬化性に優れる活性エネルギー線硬化型のバランスウエイト組成物を提供する。
【解決手段】重合性官能基を有するバインダー樹脂と、無機フィラーと、光重合開始剤を含み、組成物硬化物の比重が2.0以上であり、50μm厚のPET基材上に厚さ50μmで塗布した組成物硬化物の全光線透過率が45%以上であることを特徴とする活性エネルギー線硬化型バランスウエイト用組成物である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
重合性官能基を有するバインダー樹脂(A)と、無機フィラー(B)と、光重合開始剤(C)を含み、組成物硬化物の比重が2.0以上であり、50μm厚のPET基材上に厚さ50μmで塗布した組成物硬化物の全光線透過率が45%以上であることを特徴とする活性エネルギー線硬化型バランスウエイト用組成物。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記(B)の平均粒子径が0.05~20μmである無機フィラーを含むことを特徴とする請求項1記載の活性エネルギー線硬化型バランスウエイト用組成物。
【請求項3】
前記(C)が、α-ヒドロキシアセトフェノン系(c1)と、アシルフォスフィンオキサイド系(c2)を含むことを特徴とする請求項1記載の活性エネルギー線硬化型バランスウエイト用組成物。
【請求項4】
更に分散剤(D)を含むことを特徴とする請求項1~3いずれか記載の活性エネルギー線硬化型バランスウエイト用組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、紫外線のような活性エネルギー線により硬化するバランスウエイト用組成物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車のタイヤや、モーターのインペラ等の回転体には、バランスウエイトが取り付けられる場合が多い。その目的は、重量の均一性や釣り合いの調整を図ることで、ブレがなく安定した回転を可能とするためであり、当初はタングステンやモリブデン等の重金属を主体に合金を鋳造し、そのブロックから削り出す方法が取られていた。
【0003】
しかしながら、この方法は切削工程や材料ロスなどからコストが割高となり、重量精度も安定しづらいという問題があった。そのため、生産性に優れ、重量精度や形状の再現性に優れるバランスウエイトの製造方法として、例えば平均粒子径が1~30μmで比重が19以上の重金属と熱可塑性樹脂からなる組成物を用いて射出成形する方法が提案されている(特許文献1)。また更に作業性に優れたバランスウエイトとして、比重と粒径を特定したタングステンと一液型の接着剤を混合して硬化させるバランスウエイトなども提案されている(特許文献2)。
【0004】
こうした改良により、作業性や精度は向上してきているが、近年では従来分野と比較すると格段に小さく精密な回転体、例えばポリゴンミラーモーターなどの小型モーターなどにもバランスウエイトが必要とされるようになってきている。この場合、微小な使用量でも比重調整しやすくまた生産性の高い速硬化可能な、紫外線硬化型が求められていたが、厚塗りした場合に深部硬化しづらいという問題があった。そのため、液状で塗布可能で、深部硬化性にも優れる紫外線硬化型のバランスウエイトが求められていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平7-33905
特開2004-36675
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の課題は、液状での塗布が可能で、深部硬化性に優れる活性エネルギー線硬化型のバランスウエイト組成物を提供する事にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため請求項1の発明は、重合性官能基を有するバインダー樹脂(A)と、無機フィラー(B)と、光重合開始剤(C)を含み、組成物硬化物の比重が2.0以上であり、50μm厚のPET基材上に厚さ50μmで塗布した組成物硬化物の全光線透過率が45%以上であることを特徴とする活性エネルギー線硬化型バランスウエイト用組成物を提供する。
【0008】
また、請求項2の発明は、前記(B)の平均粒子径が0.05~20μmである無機フィラーを含むことを特徴とする請求項1記載の活性エネルギー線硬化型バランスウエイト用組成物を提供する。
【0009】
また、請求項3の発明は、前記(C)が、α-ヒドロキシアセトフェノン系(c1)と、アシルフォスフィンオキサイド系(c2)を含むことを特徴とする請求項1記載の活性エネルギー線硬化型バランスウエイト用組成物を提供する。
【0010】
また、請求項4の発明は、更に分散剤(D)を含むことを特徴とする請求項1~3いずれか記載の活性エネルギー線硬化型バランスウエイト用組成物を提供する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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