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公開番号
2025020642
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124144
出願日
2023-07-31
発明の名称
潜熱蓄熱体
出願人
新光電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C09K
5/06 20060101AFI20250205BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】より大きな潜熱を蓄熱することができる潜熱蓄熱体を提供する。
【解決手段】潜熱蓄熱体は、閉空間が形成された多結晶体からなるセラミック部と、前記閉空間内に設けられ、ホウ素を含有する金属部と、を有し、前記金属部の融点は、1100℃以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
閉空間が形成された多結晶体からなるセラミック部と、
前記閉空間内に設けられ、ホウ素を含有する金属部と、
を有し、
前記金属部の融点は、1100℃以上である潜熱蓄熱体。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記金属部は、99質量%以上の割合でホウ素を含有する請求項1に記載の潜熱蓄熱体。
【請求項3】
前記閉空間の容積は、前記金属部の体積よりも大きい請求項1又は2に記載の潜熱蓄熱体。
【請求項4】
前記セラミック部は、窒化ホウ素、炭化ホウ素、窒化アルミニウム、窒化アルミニウムと窒化ホウ素との複合材料、窒化ケイ素若しくは炭化ケイ素又はこれらの任意の組み合わせを含有する請求項1又は2に記載の潜熱蓄熱体。
【請求項5】
前記セラミック部は、ホウ化物を含有する請求項1又は2に記載の潜熱蓄熱体。
【請求項6】
前記ホウ化物は、ホウ化チタン、ホウ化ジルコニウム、ホウ化ハフニウム、ホウ化バナジウム、ホウ化ニオブ、ホウ化タンタル若しくはホウ化ランタン又はこれらの任意の組み合わせである請求項5に記載の潜熱蓄熱体。
【請求項7】
前記セラミック部は、通電されて発熱する材料を含有する請求項1又は2に記載の潜熱蓄熱体。
【請求項8】
前記金属部を加熱することができるヒータを有する請求項1又は2に記載の潜熱蓄熱体。
【請求項9】
前記ヒータは、前記セラミック部内に設けられている請求項8に記載の潜熱蓄熱体。
【請求項10】
前記ヒータは、タングステン若しくはモリブデン又はこれらの両方を含有する請求項8に記載の潜熱蓄熱体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、潜熱蓄熱体に関する。
続きを表示(約 890 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、相変化物質(phase change material:PCM)としてAl-Si合金等が用いられ、PCMが保護層で包囲された潜熱蓄熱体が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-031507号公報
特開2015-048393号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、より大きな潜熱の蓄熱が望まれるようになってきている。
【0005】
本開示は、より大きな潜熱を蓄熱することができる潜熱蓄熱体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一形態によれば、閉空間が形成された多結晶体からなるセラミック部と、前記閉空間内に設けられ、ホウ素を含有する金属部と、を有し、前記金属部の融点は、1100℃以上である潜熱蓄熱体が提供される。
【発明の効果】
【0007】
開示の技術によれば、より大きな潜熱を蓄熱することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る潜熱蓄熱体を例示する図である。
第2実施形態に係る潜熱蓄熱体を例示する図である。
第3実施形態に係る潜熱蓄熱体を例示する斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態について添付の図面を参照しながら具体的に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省くことがある。
【0010】
(第1実施形態)
第1実施形態について説明する。第1実施形態は潜熱蓄熱体に関する。図1は、第1実施形態に係る潜熱蓄熱体を例示する図である。図1(a)は斜視図であり、図1(b)は断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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