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公開番号
2024148302
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-18
出願番号
2023061324
出願日
2023-04-05
発明の名称
粘着テープ
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C09J
7/29 20180101AFI20241010BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】背面が水に濡れても、背面上を歩行する際に粘着テープを提供することを課題とする。
【解決手段】基材と、樹脂ラミネート層と、粘着剤層とがこの順で積層される片面粘着テープであって、前記基材が基布であり、前記基材の樹脂ラミネート層が設けられる面とは反対側の面に設けられる層の合計厚みが1μm以下である、粘着テープ
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
基材と、樹脂ラミネート層と、粘着剤層とがこの順で積層される片面粘着テープであって、
前記基材が基布であり、
前記基材の樹脂ラミネート層が設けられる面とは反対側の面に設けられる層の合計厚みが1μm以下である、粘着テープ。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記基布が、ポリエステル織布及びレーヨン織布からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の粘着テープ。
【請求項3】
前記基材の厚みが30~300μmである、請求項1又は2に記載の粘着テープ。
【請求項4】
前記基布が織布であり、前記織布を構成する糸の繊度が、縦糸が20~100dtex、横糸が60~600dtexである、請求項1~3のいずれかに記載の粘着テープ。
【請求項5】
前記基布が織布であり、前記織布における繊密度が、縦30~60本/2.54cm、横15~50本/2.54cmである、請求項1~4のいずれかに記載の粘着テープ。
【請求項6】
前記反対側の面に備えられる層が離型剤層であって、前記離型剤層が基布と接する、請求項1~5のいずれかに記載の粘着テープ。
【請求項7】
前記樹脂ラミネート層を構成する樹脂がポリオレフィン系樹脂である、請求項1~6のいずれかに記載の粘着テープ。
【請求項8】
前記樹脂ラミネート層の厚みが5~80μmである、請求項1~7のいずれかに記載の粘着テープ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、粘着テープに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
粘着テープは、作業性に優れることから、家電製品、自動車、OA機器等の広い範囲で日常的に用いられている。また、養生用テープとしても従来から広く使用されてきている。特に、イベント会場、建設現場、引越現場などでは、床面が汚損されたり、傷つけられたりすることを防止する為に、床面に養生用シートを広げ、そのうえで、該シートを養生用テープでつなげるなどして、床面に養生用テープを貼り付けることが多い。
【0003】
粘着テープとしては、従来から様々なタイプのものが提案されてきている。例えば、特許文献1には、(メタ)アクリル系共重合体、粘着付与樹脂、硬化剤、離型剤を粘着剤層に含有する粘着テープが開示される。また、特許文献2には、基材と、樹脂ラミネート層と、アクリル粘着剤層とを備える再剥離用粘着テープが開示される。そして、該テープが[タテ糸及びヨコ糸のうち細い方の糸一本に対する樹脂ラミネート層の耐引き裂き強度]/[隣接する2本のタテ糸及び隣接する2本のヨコ糸により形成される四角形の最も長い対角線を幅とする長方形粘着剤層の粘着力×2]の比が6.5以上を満たしていることも開示される。
これらの粘着テープは、いずれも養生用テープとして好適に使用できるものであるが、特許文献1、2に開示される通り、基材の背面側に一定の厚みを有する樹脂ラミネート層が設けられることが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6063323号公報
特許第6178193号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、粘着テープを養生用途で使用した場合には、床面に貼り付けられた粘着テープの背面に雨水が付着して、床面が滑りやすくなることがある。しかしながら、従来の粘着テープは、その背面が濡れた場合でも滑りにくくするための対策が十分なされておらず、雨水で濡れた粘着テープ上を歩行した場合には、雨水によって背面が滑りやすくなる問題があった。
【0006】
そこで、本発明は、背面が水に濡れても、背面上を歩行する際に滑りにくい粘着テープを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、鋭意検討の結果、従来では一般的に一定の厚みを有する層が設けられていた基布からなる基材の背面に層を設けないか、設けたとしてもその厚みを一定以下としたことにより、テープの背面の摩擦抵抗が大きくなり、上記課題を解決できることを見出した。
すなわち、本発明は、以下の[1]~[8]を提供する。
【0008】
[1]基材と、樹脂ラミネート層と、粘着剤層とがこの順で積層される片面粘着テープであって、前記基材が基布であり、前記基材の樹脂ラミネート層が設けられる面とは反対側の面に設けられる層の合計厚みが1μm以下である、粘着テープ。
[2]前記基布が、ポリエステル織布及びレーヨン織布からなる群から選択される少なくとも1種である、[1]に記載の粘着テープ。
[3]前記基材の厚みが30~300μmである、[1]又は[2]に記載の粘着テープ。
[4]前記基布が織布であり、前記織布を構成する糸の繊度が、縦糸が20~100dtex、横糸が60~600dtexである、[1]~[3]のいずれかに記載の粘着テープ。
[5]前記基布が織布であり、前記織布における繊密度が、縦30~60本/2.54cm、横15~50本/2.54cmである、[1]~[4]のいずれかに記載の粘着テープ。
[6]前記反対側の面に備えられる層が離型剤層であって、前記離型剤層が基布と接する、[1]~[5]のいずれかに記載の粘着テープ。
[7]前記樹脂ラミネート層を構成する樹脂がポリオレフィン系樹脂である、[1]~[6]のいずれかに記載の粘着テープ。
[8]前記樹脂ラミネート層の厚みが5~80μmである、[1]~[7]のいずれかに記載の粘着テープ。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、背面が水に濡れても、背面上を歩行する際に滑りにくい粘着テープを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の粘着テープの一実施形態を示す模式図である。
本発明の粘着テープの一実施形態を示す模式図である。
摩擦係数の測定用機器を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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