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公開番号2024126108
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023034281
出願日2023-03-07
発明の名称バスパネル用接着剤組成物
出願人アイカ工業株式会社
代理人
主分類C09J 133/06 20060101AFI20240912BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】バスパネルに用いられる、複合材料(塗装鋼板/石膏ボード)用の接着剤組成物であって、複合材料を貼り合わせる際は、優れた作業性を示し、貼り合わせた後の乾燥後は、優れた耐久性を示す接着剤組成物を得ることである。
【解決手段】固形分が20~80質量%であり、ポリマーTg(ガラス転移温度)が0℃以下のアクリルエマルジョン(a1)を10~90質量部と、固形分が20~80質量%であり、ポリマーTgが20℃以上のアクリルエマルジョン(a2)を10~90質量部と、を含むアクリルエマルジョン(A)100質量部に対し、けん化度が95%以上のアセトアセチル基を有する変性ポリビニルアルコール(B)を0.05~20質量部、アニオン系の界面活性剤(C)を固形分換算で0.05~10質量部含む接着剤組成物である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
固形分が20~80質量%であり、ポリマーTg(ガラス転移温度)が0℃以下のアクリルエマルジョン(a1)を10~90質量部と、
固形分が20~80質量%であり、ポリマーTgが20℃以上のアクリルエマルジョン(a2)を10~90質量部と、
を含むアクリルエマルジョン(A)100質量部に対し、
けん化度が95%以上のアセトアセチル基を有する変性ポリビニルアルコール(B)を0.05~20質量部、
アニオン系の界面活性剤(C)を固形分換算で0.05~10質量部含む接着剤組成物。
続きを表示(約 56 文字)【請求項2】
バスパネルに用いられる、複合材料用の接着剤組成物である、請求項1に記載の組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
バスパネルに用いられる、複合材料(塗装鋼板/石膏ボード)用の接着剤組成物に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
浴室にて、外部との隔壁として、複合材料であるバスパネルが用いられる場合がある。
【0003】
複合材料を貼り合わせる接着剤としては、アクリルエマルジョン系の接着剤がしばしば用いられる。
【0004】
複合材料を貼り合わせる際は、優れた作業性を示し、貼り合わせた後の乾燥後は、優れた耐久性を示す接着剤組成物が求められている。
【0005】
複合材料を貼り合わせる際は、ロールコーター等の塗布装置が用いられるが、エマルジョン系の接着剤固形分が水分と分離等を起こしてしまうと増粘してしまい、上手く貼り合わせることができない。また、貼り合わせた後の乾燥後は、高温、高湿環境にさらされるので、その様な環境でも剥がれが発生しないような接着剤組成物が求められている。
特許文献1は、記録感度と記録走行性に優れ、且つ流通管理用途に適した感熱記録用粘着シートに関する公報であり、この組成物をバスパネルとして用いられる複合材料の接着剤組成物として用いるには改善の余地が有った。水性エマルジョン-イソシアネート系化合物またはイソシアネート系重合物の使用時間を大幅に延長することができる水性エマルジョン-イソシアネート系化合物またはイソシアネート系重合物の使用時間を大幅に延長することができる水性エマルジョン-イソシアネート系化合物またはイソシアネート系重合物の使用時間を大幅に延長することができる
特許文献2は、芯材と表面材とをフッラシュ接着やVカット接着して製造する扉やパネル、あるいは複数枚のラミナを接着して製造する集成材等の木材加工産業等に使用される2液塗布型の速硬化接着剤とその製造方法及びその接着方法に関する公報であり、特許文献1同様、この組成物をバスパネルとして用いられる複合材料の接着剤組成物として用いるには改善の余地が有った。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平10-181200
特開2002-220575
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
バスパネルに用いられる、複合材料用の接着剤組成物であって、複合材料を貼り合わせる際は、優れた作業性を示し、貼り合わせた後の乾燥後は、優れた耐久性を示す接着剤組成物を得ることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
固形分が20~80質量%であり、ポリマーTg(ガラス転移温度)が0℃以下のアクリルエマルジョン(a1)を10~90質量部と、
固形分が20~80質量%であり、ポリマーTgが20℃以上のアクリルエマルジョン(a2)を10~90質量部と、
を含むアクリルエマルジョン(A)100質量部に対し、
けん化度が95%以上のアセトアセチル基を有する変性ポリビニルアルコール(B)を0.05~20質量部、
アニオン系の界面活性剤(C)を固形分換算で0.05~10質量部含む接着剤組成物である。
【発明の効果】
【0009】
バスパネルに用いられる、複合材料用の接着剤組成物であって、複合材料を貼り合わせる際は、優れた作業性を示し、貼り合わせた後の乾燥後は、優れた耐久性を示す接着剤組成物であるので、快適な住環境を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明について詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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