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公開番号
2024169820
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-06
出願番号
2023086590
出願日
2023-05-26
発明の名称
水性被覆材
出願人
ベック株式会社
代理人
主分類
C09D
201/00 20060101AFI20241129BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】
本発明は、意匠性に優れた均質な粒模様を呈する被膜が形成できる被覆材を提供する。
【解決手段】
本発明水性被覆材は、液状またはゲル状の色粒が水性媒体に分散してなり、上記色粒は、着色顔料を含有する遮光性色粒(A)、着色顔料を含有し当該遮光性色粒と同色の透光性色粒(a)、及び上記遮光性色粒とは異色の色粒(B)を含むことを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
液状またはゲル状の色粒が水性媒体に分散してなる水性被覆材であって、
上記色粒は、
着色顔料を含有する遮光性色粒(A)、
着色顔料を含有し当該遮光性色粒と同色の透光性色粒(a)、及び
上記遮光性色粒とは異色の色粒(B)
を含むことを特徴とする水性被覆材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、新規な水性被覆材に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【0002】
従来、建築物、土木構造物等の意匠性を高めるため、その表面に、粒が散在した模様(以下単に「粒模様」ともいう)を付する手法等が採用されている。例えば特許文献1には、特定粘度に調製した着色塗材を用い、塗装時のパターンや吐出量等を制御しながらスプレー塗装して粒模様を形成する方法が記載されている。また特許文献2には、ベース塗材を塗装した後、ベース塗材とは異色の着色塗材を不均一に塗装する方法が記載されている。
【0003】
しかし、これらの手法は、いずれも工場内での塗装方法に関するものであり、着色塗材を機械的に制御しながらスパッタ塗装することにより粒模様を付しているものである。実在する建築物や土木構造物等の現場での塗装において上記特許文献の手法を適用しようとしても、所望の大きさの粒模様を安定して得ることは難しく、実用性に欠くのが現状である。
【0004】
一方、建築物の壁面等に対し、珪砂、雲母等の骨材を樹脂液に分散させたクリヤー塗料を塗装することによって、粒模様を付する方法も知られている。このような方法によれば、使用する骨材の粒度等を設定することで、所望の粒模様を得ることができる。例えば、特許文献3には、積層多彩模様塗膜上に、雲母等の扁平状着色物を含むクリヤー塗料を塗装する方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平3-186381号公報
実開平4-77440号公報
特許第6180678号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献3のような、珪砂、雲母等の骨材を含むクリヤー塗料を塗装した場合、被塗面において骨材どうしが寄り集まった状態となりやすく、粒の散在状態に偏りが生じるおそれがあり、均質な粒模様は得られ難い。
【0007】
本発明は、上述の課題に鑑みなされたものであり、意匠性に優れた均質な粒模様を呈する被膜が形成できる被覆材を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、特定の色粒が水性媒体に分散してなる水性被覆材に想到し、本発明を完成させるに到った。
【0009】
すなわち、本発明は以下の特徴を有するものである。
1.液状またはゲル状の色粒が水性媒体に分散してなる水性被覆材であって、
上記色粒は、
着色顔料を含有する遮光性色粒(A)、
着色顔料を含有し当該遮光性色粒と同色の透光性色粒(a)、及び
上記遮光性色粒とは異色の色粒(B)
を含むことを特徴とする水性被覆材。
【発明の効果】
【0010】
本発明の水性被覆材によれば、意匠性に優れた均質な粒模様を呈する被膜を形成することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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