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公開番号2025032533
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-12
出願番号2023137844
出願日2023-08-28
発明の名称蓄電セル
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 50/103 20210101AFI20250305BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電極体への電解液の浸透を促進すること。
【解決手段】蓄電セルは、ケース、電極体および電解液を含む。電極体は、第1電極および第2電極を含む。ケースは、電極体および電解液を収納している。ケースは、第1底壁、周壁および第2底壁を含む。第2底壁は、第1底壁と対向している。周壁は、第1底壁と第2底壁とを接続している。周壁は、四角筒状である。周壁は、一対の主壁および一対の側壁を含む。一対の主壁は、互いに対向している。一対の側壁は、互いに対向している。一対の側壁は、一対の主壁を接続している。一対の主壁の各々は、一対の側壁の各々に比して大きい面積を有する。第1底壁に、第1貫通口が形成されている。一対の側壁の少なくとも一方に、第2貫通口が形成されている。第2貫通口は、第1底壁よりも第2底壁に近い位置にある。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ケース、電極体および電解液を含み、
前記電極体は、第1電極および第2電極を含み、
前記ケースは、前記電極体および前記電解液を収納しており、
前記ケースは、第1底壁、周壁および第2底壁を含み、
前記第2底壁は、前記第1底壁と対向しており、
前記周壁は、前記第1底壁と前記第2底壁とを接続しており、
前記周壁は、四角筒状であり、
前記周壁は、一対の主壁および一対の側壁を含み、
前記一対の主壁は、互いに対向しており、
前記一対の側壁は、互いに対向しており、
前記一対の側壁は、前記一対の主壁を接続しており、
前記一対の主壁の各々は、前記一対の側壁の各々に比して大きい面積を有し、
前記第1底壁に、第1貫通口が形成されており、
前記一対の側壁の少なくとも一方に、第2貫通口が形成されており、かつ、
前記第2貫通口は、前記第1底壁よりも前記第2底壁に近い位置にある、
蓄電セル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電セルに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特開2022-067369号公報は、電解液注液口および吸引口を備える電池ケースを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-067369号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
蓄電セルは、ケース、電極体および電解液を含む。電極体がケースに収納された後、ケースに設けられた注液口から電解液が注入される。高容量化の観点から、ケース内において、ケースと電極体とのクリアランスを小さくすることが求められる。クリアランスの低減により、注液後の電解液の流通経路が減少する。その結果、電極体への電解液の浸透が不十分になる可能性がある。
【0005】
電解液の浸透を改善するため、ケース内において、注液口に対向する位置に吸気口を設けることが考えられる。注液時、吸気口からケース内の気体が吸引されることにより、吸引力により電解液の浸透が促進されることが期待される。しかし、電解液の浸透をいっそう促進することが求められている。
【0006】
本開示の目的は、電極体への電解液の浸透を促進することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1.蓄電セルは、ケース、電極体および電解液を含む。電極体は、第1電極および第2電極を含む。ケースは、電極体および電解液を収納している。ケースは、第1底壁、周壁および第2底壁を含む。第2底壁は、第1底壁と対向している。周壁は、第1底壁と第2底壁とを接続している。周壁は、四角筒状である。周壁は、一対の主壁および一対の側壁を含む。一対の主壁は、互いに対向している。一対の側壁は、互いに対向している。一対の側壁は、一対の主壁を接続している。一対の主壁の各々は、一対の側壁の各々に比して大きい面積を有する。第1底壁に、第1貫通口が形成されている。一対の側壁の少なくとも一方に、第2貫通口が形成されている。第2貫通口は、第1底壁よりも第2底壁に近い位置にある。
【0008】
例えば、第1貫通口が注液口として使用され、かつ、第2貫通口が吸気口として使用されてもよい。例えば、第1貫通口が吸気口として使用され、かつ、第2貫通口が注液口として使用されてもよい。
【0009】
第1貫通口および第2貫通口が上記「1」の位置関係を有することにより、鉛直方向において、注液口が吸気口よりも高い位置となるように、ケースが保持され得る。注液口が吸気口よりも高い位置にあることにより、吸引力に加えて重力が電解液に作用し得る。吸引力および重力の相乗により、電解液の浸透が促進されることが期待される。
【0010】
第1貫通口および第2貫通口が上記「1」の位置関係を有することにより、吸気方向が、鉛直方向と交差し得る。電解液に多方向から力が作用することにより、電解液の浸透がいっそう促進されることが期待される。
(【0011】以降は省略されています)

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