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公開番号2025028658
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-03
出願番号2023133604
出願日2023-08-18
発明の名称電線圧接コネクタ
出願人株式会社サンツール
代理人個人,個人
主分類H01R 4/245 20180101AFI20250221BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 異なる径の複数の電線をより安定して保持できる電線圧接コネクタを提供する。
【解決手段】導電性の芯線を有する複数の電線を電気的に接続するための導電部材を少なくとも備え、
前記導電部材は複数の溝を有し、
前記溝の内側において前記導電部材と前記芯線とが接触することで、前記導電部材と前記電線とが電気的に接続される電線圧接コネクタであって、
複数の前記溝のうちの少なくとも1つの前記溝の幅は、他の前記溝の幅と異なる、
電線圧接コネクタ。
【選択図】 図4


特許請求の範囲【請求項1】
導電性の芯線を有する複数の電線を電気的に接続するための導電部材を少なくとも備え、
前記導電部材は複数の溝を有し、
前記溝の内側において前記導電部材と前記芯線とが接触することで、前記導電部材と前記電線とが電気的に接続される電線圧接コネクタであって、
複数の前記溝のうちの少なくとも1つの前記溝の幅は、他の前記溝の幅と異なる、
電線圧接コネクタ。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記導電部材は、複数の前記溝の配置方向に沿って曲がっている、
請求項1に記載の電線圧接コネクタ。
【請求項3】
前記導電部材は前記配置方向に沿って曲がって環状となっている、
請求項2に記載の電線圧接コネクタ。
【請求項4】
前記導電部材は前記配置方向に沿って曲がって略六角形状となっており、
前記導電部材は、前記略六角形状の各辺を構成する6つのユニットを含み、
其々の前記ユニットには少なくとも1つの前記溝を有する、
請求項3に記載の電線圧接コネクタ。
【請求項5】
複数の前記ユニットのうち、対向する一対の前記ユニットが有する其々の前記溝の幅は同一である、
請求項4に記載の電線圧接コネクタ。
【請求項6】
複数の前記ユニットのうち、いずれか1つの前記ユニットである第1ユニットが有する前記溝の幅は、該第1ユニットと隣り合う第2ユニット及び第3ユニットが有する前記溝の幅と異なる、
請求項5に記載の電線圧接コネクタ。
【請求項7】
前記導電部材は上方側に開口している前記溝を有し、
前記上方側の反対側である下方側に位置し、前記導電部材を保持する絶縁性の第1保持部材をさらに備え、
前記第1保持部材は、環状の前記導電部材で囲われた領域に凹部を有する、
請求項3に記載の電線圧接コネクタ。
【請求項8】
前記導電部材は、上方側に開口している前記溝である上方溝と、前記上方側の反対側である下方側に開口している前記溝である下方溝と、を有し、
前記上方溝と前記下方溝の間に位置し、前記導電部材を保持する絶縁性の第2保持部材をさらに備える、
請求項1に記載の電線圧接コネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電線圧接コネクタに関する。
続きを表示(約 980 文字)【背景技術】
【0002】
本技術分野の背景技術として、特開2007―207659号公報(特許文献1)がある。この公報には、「異なる径の複数の電線を同時に接続可能な電線の圧接ジョイントコネクタ」が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007―207659号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
異なる径の複数の電線が同時に接続された状態で保持し続けることができないおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、例えば以下の構成を採用する。
導電性の芯線を有する複数の電線を電気的に接続するための導電部材を少なくとも備え、
前記導電部材は複数の溝を有し、
前記溝の内側において前記導電部材と前記芯線とが接触することで、前記導電部材と前記電線とが電気的に接続される電線圧接コネクタであって、
複数の前記溝のうちの少なくとも1つの前記溝の幅は、他の前記溝の幅と異なる、
電線圧接コネクタ。
【0006】
前記導電部材は、複数の前記溝の配置方向に沿って曲がっている、
電線圧接コネクタ。
【0007】
前記導電部材は前記配置方向に沿って曲がって環状となっている、
電線圧接コネクタ。
【0008】
前記導電部材は前記配置方向に沿って曲がって略六角形状となっており、
前記導電部材は、前記略六角形状の各辺を構成する6つのユニットを含み、
其々の前記ユニットには少なくとも1つの前記溝を有する、
電線圧接コネクタ。
【0009】
複数の前記ユニットのうち、対向する一対の前記ユニットが有する其々の前記溝の幅は同一である、
電線圧接コネクタ。
【0010】
複数の前記ユニットのうち、いずれか1つの前記ユニットである第1ユニットが有する前記溝の幅は、該第1ユニットと隣り合う第2ユニット及び第3ユニットが有する前記溝の幅と異なる、
電線圧接コネクタ。
(【0011】以降は省略されています)

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