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公開番号2025027198
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-27
出願番号2023131789
出願日2023-08-14
発明の名称アンテナ装置
出願人KDDI株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01Q 1/04 20060101AFI20250219BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】マンホール等の地中空間に配置されるアンテナ装置の地上における無線通信サービスエリアの拡充を図る。
【解決手段】地表面から地下に向けて設けられた地中空間に配置されるアンテナ装置は、垂直偏波アレイアンテナ及び水平偏波アレイアンテナを備えるアンテナ本体と、半球形の凸レンズと、を備え、前記アンテナ本体の天空側に前記凸レンズを配置し、前記凸レンズの球面側を前記アンテナ本体側に向ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
地表面から地下に向けて設けられた地中空間に配置されるアンテナ装置であって、
垂直偏波アレイアンテナ及び水平偏波アレイアンテナを備えるアンテナ本体と、
半球形の凸レンズと、を備え、
前記アンテナ本体の天空側に前記凸レンズを配置し、
前記凸レンズの球面側を前記アンテナ本体側に向けた、
アンテナ装置。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記凸レンズの非球面側に半球形の凹みを設けた、
請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項3】
前記アンテナ本体は、
第1の円周上に等間隔で配置される6個の垂直偏波モノポールアンテナと、
第2の円周上に等間隔で配置される6個の水平偏波ダイポールアンテナと、を備え、
0度、120度及び240度の各配置の3個の前記垂直偏波モノポールアンテナにより第1のアレイアンテナを構成し、
60度、180度及び300度の各配置の3個の前記垂直偏波モノポールアンテナにより第2のアレイアンテナを構成し、
30度、150度及び270度の各配置の3個の前記水平偏波ダイポールアンテナにより第3のアレイアンテナを構成し、
90度、210度及び330度の各配置の3個の前記水平偏波ダイポールアンテナにより第4のアレイアンテナを構成する、
請求項1又は2のいずれか1項に記載のアンテナ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アンテナ装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、マンホールに設置されるアンテナ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたアンテナ装置は、アンテナ素子と、当該アンテナ素子が設置される設置台と、地中に設置された際に地表に最も近い面となる上面が開口し、当該アンテナ素子および当該設置台を収容する容器と、FRP(Fiber Reinforced Plastics)により形成され、当該容器の開口を覆う蓋と、を備え、当該設置台には、当該アンテナ素子から当該蓋までの距離を調整する高さ調整機構が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-177632号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述した従来のアンテナ装置では、アンテナ素子からマンホール蓋までの距離を調整することによって電波防護指針を満たすための調整を行うことができるが、アンテナ指向性までは考慮されていないために、地上における無線通信サービスエリアの拡充には不十分であった。
【0005】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、マンホール等の地中空間に配置されるアンテナ装置の地上における無線通信サービスエリアの拡充を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、地表面から地下に向けて設けられた地中空間に配置されるアンテナ装置であって、垂直偏波アレイアンテナ及び水平偏波アレイアンテナを備えるアンテナ本体と、半球形の凸レンズと、を備え、前記アンテナ本体の天空側に前記凸レンズを配置し、前記凸レンズの球面側を前記アンテナ本体側に向けた、アンテナ装置である。
本発明の一態様は、上記のアンテナ装置において、前記凸レンズの非球面側に半球形の凹みを設けた、アンテナ装置である。
本発明の一態様は、上記のアンテナ装置において、前記アンテナ本体は、第1の円周上に等間隔で配置される6個の垂直偏波モノポールアンテナと、第2の円周上に等間隔で配置される6個の水平偏波ダイポールアンテナと、を備え、0度、120度及び240度の各配置の3個の前記垂直偏波モノポールアンテナにより第1のアレイアンテナを構成し、60度、180度及び300度の各配置の3個の前記垂直偏波モノポールアンテナにより第2のアレイアンテナを構成し、30度、150度及び270度の各配置の3個の前記水平偏波ダイポールアンテナにより第3のアレイアンテナを構成し、90度、210度及び330度の各配置の3個の前記水平偏波ダイポールアンテナにより第4のアレイアンテナを構成する、アンテナ装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、マンホール等の地中空間に配置されるアンテナ装置の地上における無線通信サービスエリアの拡充を図ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係るアンテナ装置の構成例を説明するための説明図である。
一実施形態に係るアンテナ装置の構成例を説明するための説明図である。
一実施形態に係る凸レンズの構成例を示す外観図である。
一実施形態に係るアンテナ本体の構成例を示す図である。
一実施形態に係るアンテナ本体の寸法図である。
一実施形態に係るアンテナ本体の寸法図である。
一実施形態に係るアンテナ装置の寸法図である。
一実施形態に係るアンテナ装置のシミュレーション結果を示す図である。
一実施形態に係るアンテナ装置のシミュレーション結果を示す図である。
一実施形態に係るアンテナ装置のシミュレーション結果を示す図である。
一実施形態に係るアンテナ装置のシミュレーション結果を示す図である。
一実施形態に係るアンテナ装置のシミュレーション結果を示す図である。
一実施形態に係るアンテナ装置の変形例を示す図である。
一実施形態に係るアンテナ装置の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1及び図2は、一実施形態に係るアンテナ装置の構成例を説明するための説明図であって、図1は側面から見た図であり、図2は上面から見た図である。
【0010】
本実施形態に係るアンテナ装置(本アンテナ装置)は、アンテナ本体10と、半球形の凸レンズ50と、を備える。本アンテナ装置は、マンホール4の中に配置される。マンホール4は、地中2に形成された空間(地中空間)である。マンホール4は、地表面3から地下に向けて設けられる。マンホール4は、地表面3にマンホール蓋1が設けられる。マンホール蓋1は、マンホール4を塞ぐ蓋である。凸レンズ50は、マンホール4内において、アンテナ本体10の天空側に配置される。
(【0011】以降は省略されています)

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