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公開番号2025032447
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-12
出願番号2023137709
出願日2023-08-28
発明の名称蓄電装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01M 50/291 20210101AFI20250305BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】積層体の上下方向および積層方向への振動を抑制することができる蓄電装置を提供すること。
【解決手段】蓄電装置は、電池セルとスペーサとが積層された積層体と、積層体を収容する筐体と、を備え、筐体が、積層体の積層方向に延在する一対の側壁を備え、電池セルと積層されるスペーサのうちの少なくとも一つが、電池セルの上面を保持する上面保持部と、上面保持部と側壁とを接続して固定する固定部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
電池セルとスペーサとが積層された積層体と、
前記積層体を収容する筐体と、
を備え、
前記筐体は、前記積層体の積層方向に延在する一対の側壁を備え、
前記電池セルと積層される前記スペーサのうちの少なくとも一つは、
前記電池セルの上面を保持する上面保持部と、
前記上面保持部と前記側壁とを接続して固定する固定部と、
を備える蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、蓄電装置に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、複数の電池セルを積層して両側から圧縮し、圧縮した複数の電池セルを筐体に収容して電池パックを製造する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－１８１０２０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
例えば電池セルとスペーサとが積層された積層体を圧縮して筐体に収容するような構造では、車両搭載時に積層体が上下方向や積層方向に振動してしまう。上下方向の振動については、例えば積層体の上部にスポンジ部材を入れることで抑制することができるが、積層方向の振動に対しては対応ができていなかった。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、積層体の上下方向および積層方向への振動を抑制することができる蓄電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る蓄電装置は、電池セルとスペーサとが積層された積層体と、前記積層体を収容する筐体と、を備え、前記筐体が、前記積層体の積層方向に延在する一対の側壁を備え、前記電池セルと積層される前記スペーサのうちの少なくとも一つが、前記電池セルの上面を保持する上面保持部と、前記上面保持部と前記側壁とを接続して固定する固定部と、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、電池セルの上面を保持する上面保持部と、上面保持部および側壁を接続して固定する固定部とを備えるスペーサを用いることにより、積層体の上下方向および積層方向への振動を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る蓄電装置の概略的な構成を示す平面図である。
図２は、図１をＡ－Ａ線で切断した状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係る蓄電装置について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
実施形態に係る蓄電装置の構成について、図１および図２を参照しながら説明する。実施形態に係る蓄電装置は、例えばハイブリッド車（ＨＥＶ： Hybrid Electric Vehicle）、プラグインハイブリッド車（ＰＨＥＶ：Plug-in Hybrid Electric Vehicle）等の車両に搭載される。
（【００１１】以降は省略されています）

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