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公開番号
2024163598
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-22
出願番号
2023079351
出願日
2023-05-12
発明の名称
蓄電セル
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
50/466 20210101AFI20241115BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】負極電極における電解液の不足を抑制することが可能な蓄電セルを提供すること。
【解決手段】蓄電セルは、電極体100と、セルケースと、電解液と、を備える。電極体100は、一方向に並ぶように配置された複数の電極110,120と、つづら折り状に形成されており、複数の電極の各々の間を絶縁するセパレータ130と、を備える。セパレータ130は、一対の電極間に介在する複数の介在部132aと、上折返し部132bと、下折返し部132aと、を含む。複数の電極は、複数の正極電極110及び複数の負極電極120を有する。負極電極120は、下折返し部132c上に配置されている。下折返し部132cの空隙率は、介在部132aの空隙率よりも小さい。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
電極体と、
前記電極体を収容するセルケースと、
前記セルケース内に収容された電解液と、を備え、
前記電極体は、
一方向に並ぶように配置された複数の電極と、
つづら折り状に形成されており、前記複数の電極の各々の間を絶縁するセパレータと、を備え、
前記セパレータは、
前記一方向に互いに隣接する一対の電極間に介在する複数の介在部と、
前記複数の介在部のうちの一の介在部の上端部と、前記複数の介在部のうち前記一方向における一方側に前記一の介在部に隣接する介在部の上端部と、を互いに連結する上折返し部と、
前記複数の介在部のうちの前記一の介在部の下端部と、前記複数の介在部のうち前記一方向における他方側に前記一の介在部に隣接する介在部の下端部と、を互いに連結する下折返し部と、を含み、
前記複数の電極は、複数の正極電極及び複数の負極電極を有し、
前記負極電極は、前記下折返し部上に配置されており、
前記下折返し部の空隙率は、前記介在部の空隙率よりも小さい、蓄電セル。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記下折返し部には、前記セパレータの空隙を埋める空隙充填材が設けられている、請求項1に記載の蓄電セル。
【請求項3】
前記セパレータは、前記一方向及び上下方向の双方と直交する幅方向における前記複数の電極の両端部と対向しており、前記下折返し部に接続された側面被覆部をさらに有し、
前記側面被覆部は、前記下折返し部とともに、前記負極電極の下方に電解液を貯留する貯留空間を形成している、請求項1に記載の蓄電セル。
【請求項4】
前記側面被覆部には、前記セパレータの空隙を埋める空隙充填材が設けられている、請求項3に記載の蓄電セル。
【請求項5】
前記セパレータとは異なる部材であって、電解液を保持可能な液保持部材をさらに備え、
前記液保持部材は、上下方向における前記セパレータの端部、及び、前記一方向及び上下方向の双方と直交する幅方向における前記セパレータの端部の少なくとも一方に設けられている、請求項1に記載の蓄電セル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電セルに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2014-67619号公報には、複数の電極と各電極間に設けられたセパレータとを備える電極組立体と、電極組立体及び電解液を収容するケースと、を備える二次電池が開示されている。セパレータは、つづら折り状に形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-67619号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特開2014-67619号公報に記載される二次電池では、充放電時等に負極電極から電解液が放出されるため、負極電極において電解液が不足する懸念がある。
【0005】
本開示の目的は、負極電極における電解液の不足を抑制することが可能な蓄電セルを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面に従った蓄電セルは、電極体と、前記電極体を収容するセルケースと、前記セルケース内に収容された電解液と、を備え、前記電極体は、一方向に並ぶように配置された複数の電極と、つづら折り状に形成されており、前記複数の電極の各々の間を絶縁するセパレータと、を備え、前記セパレータは、前記一方向に互いに隣接する一対の電極間に介在する複数の介在部と、前記複数の介在部のうちの一の介在部の上端部と、前記複数の介在部のうち前記一方向における一方側に前記一の介在部に隣接する介在部の上端部と、を互いに連結する上折返し部と、前記複数の介在部のうちの前記一の介在部の下端部と、前記複数の介在部のうち前記一方向における他方側に前記一の介在部に隣接する介在部の下端部と、を互いに連結する下折返し部と、を含み、前記複数の電極は、複数の正極電極及び複数の負極電極を有し、前記負極電極は、前記下折返し部上に配置されており、前記下折返し部の空隙率は、前記介在部の空隙率よりも小さい。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、負極電極における電解液の不足を抑制することが可能な蓄電セルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態における蓄電セルを概略的に示す斜視図である。
図1に示される蓄電セルの断面図である。
電極体の断面図である。
つづら折り状に形成される前の状態におけるセパレータの平面図である。
電極タブと集電タブとの接続工程を概略的に示す斜視図である。
電極タブ及び集電タブを折曲げる工程を概略的に示す斜視図である。
電極体をケース本体の挿入する工程を概略的に示す斜視図である。
電極体の変形例を概略的に示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
【0010】
図1は、本開示の一実施形態における蓄電セルを概略的に示す斜視図である。図2は、図1に示される蓄電セルの断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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