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公開番号
2025034468
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023140860
出願日
2023-08-31
発明の名称
ワイヤハーネスの固定構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
AGC株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
B60R
16/02 20060101AFI20250306BHJP(車両一般)
要約
【課題】ウィンドガラスへ入力される衝撃を軽減できるワイヤハーネスの固定構造を開示する。
【解決手段】ワイヤハーネスの固定構造は、進退可能であり、電気素子12が組み込まれたウィンドガラス10と、前記ウィンドガラス10の縁を受け入れて保持する溝状のガラス用チャネル14と、前記電気素子12に電力を供給するワイヤハーネス60と、前記ガラス用チャネル14の片面に固着され、前記ワイヤハーネス60を保持する固定ブラケット20と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
進退可能であり、電気素子が組み込まれたウィンドガラスと、
前記ウィンドガラスの縁を受け入れて保持する溝状のガラス用チャネルと、
前記電気素子に電力を供給するワイヤハーネスと、
前記ガラス用チャネルの片面に固着され、前記ワイヤハーネスを保持する固定ブラケットと、
を備えることを特徴とするワイヤハーネスの固定構造。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のワイヤハーネスの固定構造であって、
前記固定ブラケットは、
前記ガラス用チャネルの片面に重ねられて接合される略平板状の接合部と、前記ガラス用チャネルの長軸方向外側に突出する突き出し部と、を有するメインブラケットと、
前記突き出し部に螺合締結される固定用プロテクタと、
前記メインブラケットおよび前記固定用プロテクタの少なくとも一方に取り付けられ、前記ワイヤハーネスと前記電気素子とを電気的に中継する中継端子と、
を含む、ことを特徴とするワイヤハーネスの固定構造。
【請求項3】
請求項2に記載のワイヤハーネスの固定構造であって、
前記中継端子は、前記ウィンドガラスの面方向外側に位置しており、
前記メインブラケットおよび前記固定用プロテクタは、いずれも、前記ウィンドガラスに直接接触していない、
ことを特徴とするワイヤハーネスの固定構造。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの固定構造であって、
前記ウィンドガラスは、車両の側部ドアに搭載されるサイドウィンドガラスであるとともに、2以上の板ガラスを積層した合わせガラスであり、
前記電気素子は、前記ウィンドガラスの透過率を調整する調光フィルムである、
ことを特徴とするワイヤハーネスの固定構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、車両に搭載されたウィンドガラスに電力を供給するワイヤハーネスの固定構造を開示する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
通常、車両には、窓開口を覆うウィンドガラスが設けられている。かかるウィンドガラスの中には、電気素子が組み込まれるものがある。電気素子としては、例えば、ウィンドガラスの曇り解消のためにウィンドガラスを加熱する電熱線や、ウィンドガラスの光透過率を変更する調光フィルム(例えば液晶フィルム等)が、該当する。
【0003】
例えば、特許文献1には、電熱線が組み込まれたウィンドガラスが開示されている。特許文献1では、ウィンドガラスの片面に、ブラケット(特許文献1では、「端部1a」と呼んでいる)を直接、固着している。そして、このブラケットに、給電用のワイヤハーネスを接続している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-238932号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1のように、ウィンドガラスの表面に厚みのあるブラケットを固着した場合、ウィンドガラスに強い衝撃が印加されるおそれがある。すなわち、ウィンドガラスが設けられたドアを閉鎖する際、ブラケットは、ドアパネル等に衝突したり、長いワイヤハーネスの運動に伴って大きなモーメントが発生したりして、強い衝撃を受ける。厚みのあるブラケットをウィンドガラスの表面に直接固着している場合、この衝撃が、ブラケットからウィンドガラスに伝達され、ウィンドガラスが破損するおそれがある。
【0006】
そこで、本明細書では、ウィンドガラスへ入力される衝撃を軽減できるワイヤハーネスの固定構造を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書で開示するワイヤハーネスの固定構造は、進退可能であり、電気素子が組み込まれたウィンドガラスと、前記ウィンドガラスの縁を受け入れて保持する溝状のガラス用チャネルと、前記電気素子に電力を供給するワイヤハーネスと、前記ガラス用チャネルの片面に固着され、前記ワイヤハーネスを保持する固定ブラケットと、を備えることを特徴とする。
【0008】
固定ブラケットを、ウィンドガラスではなく、ガラス用チャネルに固着することで、固定ブラケットが受ける衝撃が、ウィンドガラスに入力されにくくなる。結果として、ウィンドガラスへ入力される衝撃を軽減できる。
【0009】
この場合、前記固定ブラケットは、前記ガラス用チャネルの片面に重ねられて接合される略平板状の接合部と、前記ガラス用チャネルの長軸方向外側に突出する突き出し部と、を有するメインブラケットと、前記突き出し部に螺合締結される固定用プロテクタと、前記メインブラケットおよび前記固定用プロテクタの少なくとも一方に取り付けられ、前記ワイヤハーネスと前記電気素子とを電気的に中継する中継端子と、を含んでもよい。
【0010】
固定用プロテクタを設けることで、ワイヤハーネスを、より適切に保護できる。また、中継端子を設けることで、ワイヤハーネスの配線作業を簡易化できる。
(【0011】以降は省略されています)
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