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公開番号2025034117
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140299
出願日2023-08-30
発明の名称回転電機のステータ
出願人株式会社SOKEN,トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類H02K 3/48 20060101AFI20250306BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】設計通りの締め代による圧入面圧を確保できるようにすること。
【解決手段】ステータコイルは、ステータコアの軸方向一端側からスロットに挿入される第1セグメントコイルと、ステータコアの軸方向他端側からスロットに挿入される第2セグメントコイルと、スロット内に設けられ、第1セグメントコイルの圧入部と第2セグメントコイルの圧入部とが圧入されることで、第1セグメントコイルと第2セグメントコイルとを接合する中空銅管と、圧入部の外周面が有する第1平面部、または、中空銅管の内周面が有する第2平面部に設けられ、対向する面と接触する突起部とを有し、突起部は、第1平面部または第2平面部において、軸方向と直交する方向における中央部以外の部分に設けられており、互いに平行な2つの前記第1平面部、または、互いに平行な2つの前記第2平面部のうち、一方に前記突起部が設けられており、他方に前記突起部が設けられていない。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
スロットを有するステータコアと、
前記スロットを通って前記ステータコアに巻回されるステータコイルと
を備える回転電機のステータであって、
前記ステータコイルは、
前記ステータコアの軸方向一端側から前記スロットに挿入される第1セグメントコイルと、
前記ステータコアの軸方向他端側から前記スロットに挿入される第2セグメントコイルと、
前記スロット内に設けられ、前記第1セグメントコイルの圧入部と前記第2セグメントコイルの圧入部とが圧入されることで、前記第1セグメントコイルと前記第2セグメントコイルとを接合する中空銅管と、
前記圧入部の外周面が有する第1平面部、または、前記中空銅管の内周面が有する第2平面部に設けられ、対向する面と接触する突起部と
を有し、
前記突起部は、
前記第1平面部または前記第2平面部において、前記軸方向と直交する方向における中央部以外の部分に設けられており、
互いに平行な2つの前記第1平面部、または、互いに平行な2つの前記第2平面部のうち、一方に前記突起部が設けられており、他方に前記突起部が設けられていない
ことを特徴とする回転電機のステータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回転電機のステータに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、ステータコイルが有する2つのセグメントコイルを、導電性を有する筒状の連結部材に圧入することにより、2つのセグメントコイルを連結する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-132457公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示されている技術は、セグメントコイルが傾いた状態で中空銅管に圧入された場合、中空銅管が大きく変形し、設計通りの締め代による圧入面圧を確保することが困難となる虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、一実施形態に係る回転電機のステータは、スロットを有するステータコアと、スロットを通ってステータコアに巻回されるステータコイルとを備える回転電機のステータであって、ステータコイルは、ステータコアの軸方向一端側からスロットに挿入される第1セグメントコイルと、ステータコアの軸方向他端側からスロットに挿入される第2セグメントコイルと、スロット内に設けられ、第1セグメントコイルの圧入部と第2セグメントコイルの圧入部とが圧入されることで、第1セグメントコイルと第2セグメントコイルとを接合する中空銅管と、圧入部の外周面が有する第1平面部、または、中空銅管の内周面が有する第2平面部に設けられ、対向する面と接触する突起部とを有し、突起部は、第1平面部または第2平面部において、軸方向と直交する方向における中央部以外の部分に設けられており、互いに平行な2つの前記第1平面部、または、互いに平行な2つの前記第2平面部のうち、一方に前記突起部が設けられており、他方に前記突起部が設けられていない。
【発明の効果】
【0006】
一実施形態に係る回転電機のステータによれば、設計通りの締め代による圧入面圧を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係る回転電機のステータが備える連結構造の第1例を示す図
一実施形態に係る回転電機のステータが備える連結構造の第2例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
【0009】
(連結構造の第1例)
図1は、一実施形態に係る回転電機のステータが備える連結構造の第1例を示す図である。図1(a)は、一実施形態に係る連結構造20の側方から視た断面図であり、図1(b)は、一実施形態に係る連結構造20のA-A断面図である。
【0010】
図1に示す連結構造20は、第1セグメントコイル21と第2セグメントコイルとを中空銅管24によって連結するために、回転電機のステータに設けられるセグメントコイルが備えるものである。なお、図1では、連結構造20のうち、中空銅管24に対する第1セグメントコイル21の圧入部分を拡大して示している。
(【0011】以降は省略されています)

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