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公開番号2025034343
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140660
出願日2023-08-31
発明の名称電極体の製造方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01M 4/139 20100101AFI20250306BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電極体の割れの発生を抑制できる電極体の製造方法を提供する。
【解決手段】集電体と、前記集電体の第1面に配置される正極層と、前記集電体の第2面に配置される負極層と、を備えるバイポーラ構造の電極体の製造方法であって、前記集電体の前記第1面に正極合材を塗布し、且つ、前記集電体の前記第2面に負極合材を塗布し、前記集電体と、前記正極合材と、前記負極合材を備えるワークを準備する準備工程と、前記ワークを搬送しながら乾燥させる乾燥工程と、を有し、前記乾燥工程において、前記ワークの一方の面を輻射熱により加熱し、且つ、前記ワークのもう一方の面を熱風により加熱することにより、前記ワークを乾燥させる、電極体の製造方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
集電体と、前記集電体の第1面に配置される正極層と、前記集電体の第2面に配置される負極層と、を備えるバイポーラ構造の電極体の製造方法であって、
前記集電体の前記第1面に正極合材を塗布し、且つ、前記集電体の前記第2面に負極合材を塗布し、前記集電体と、前記正極合材と、前記負極合材を備えるワークを準備する準備工程と、
前記ワークを搬送しながら乾燥させる乾燥工程と、を有し、
前記乾燥工程において、前記ワークの一方の面を輻射熱により加熱し、且つ、前記ワークのもう一方の面を熱風により加熱することにより、前記ワークを乾燥させる、電極体の製造方法。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記熱風の温度は、前記輻射熱の温度よりも低い、請求項1に記載の電極体の製造方法。
【請求項3】
前記乾燥工程において、前記ワークの一方の面を前記輻射熱及び前記熱風により加熱し、且つ、前記ワークのもう一方の面を前記熱風により加熱する、請求項1に記載の電極体の製造方法。
【請求項4】
前記乾燥工程において、前記ワークの一方の面を加熱する前記熱風の温度は、前記ワークのもう一方の面を加熱する前記熱風の温度よりも高い、請求項3に記載の電極体の製造方法。
【請求項5】
前記乾燥工程において、前記ワークの一方の面を加熱する前記熱風の露点は、前記ワークのもう一方の面を加熱する前記熱風の露点よりも低い、請求項3に記載の電極体の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電極体の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1において開示されるような電極体の製造方法に関して様々な技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-145034号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
集電体の両側に正極合材、負極合材がそれぞれ塗工されたバイポーラ電池用の電極体を乾燥させる場合、電極合材の上下面で必要な加熱条件が異なる場合がある。例えば、正極合材の絶乾条件で電極体を乾燥させると裏面の負極合材が脆化し割れる場合がある。このような場合に適した乾燥方法が求められている。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、電極体の割れの発生を抑制できる電極体の製造方法を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本開示には、以下の態様が含まれる。
<1> 集電体と、前記集電体の第1面に配置される正極層と、前記集電体の第2面に配置される負極層と、を備えるバイポーラ構造の電極体の製造方法であって、
前記集電体の前記第1面に正極合材を塗布し、且つ、前記集電体の前記第2面に負極合材を塗布し、前記集電体と、前記正極合材と、前記負極合材を備えるワークを準備する準備工程と、
前記ワークを搬送しながら乾燥させる乾燥工程と、を有し、
前記乾燥工程において、前記ワークの一方の面を輻射熱により加熱し、且つ、前記ワークのもう一方の面を熱風により加熱することにより、前記ワークを乾燥させる、電極体の製造方法。
【0007】
<2> 前記熱風の温度は、前記輻射熱の温度よりも低い、前記<1>に記載の電極体の製造方法。
【0008】
<3> 前記乾燥工程において、前記ワークの一方の面を前記輻射熱及び前記熱風により加熱し、且つ、前記ワークのもう一方の面を前記熱風により加熱する、前記<1>に記載の電極体の製造方法。
【0009】
<4> 前記乾燥工程において、前記ワークの一方の面を加熱する前記熱風の温度は、前記ワークのもう一方の面を加熱する前記熱風の温度よりも高い、前記<3>に記載の電極体の製造方法。
【0010】
<5> 前記乾燥工程において、前記ワークの一方の面を加熱する前記熱風の露点は、前記ワークのもう一方の面を加熱する前記熱風の露点よりも低い、前記<3>に記載の電極体の製造方法。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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