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公開番号2025034421
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140788
出願日2023-08-31
発明の名称車両の発車可否判定装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B60W 40/08 20120101AFI20250306BHJP(車両一般)
要約【課題】車両の乗客の骨格のみを検知して車両の発車の可否を判定する場合と比べて、車両の発車の可否を正確に判定すること。
【解決手段】人検知部16は、車両12の内部にいる人を検知する。骨格検知部18は、人検知部16によって検知された人の骨格を検知する。算出部20は、骨格検知部18によって検知された骨格の移動量を算出する。骨格の移動量が第1閾値以上である場合、判定部22は、車両12の発車を禁止する。骨格の移動量が第1閾値未満である場合、判定部22は、人検知部16による検知結果に基づいて、車両12の発車の可否を判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
車両の内部にいる人を検知する人検知部と、
前記人検知部によって検知された人の骨格を検知する骨格検知部と、
前記骨格検知部によって検知された骨格の移動量を算出する算出部と、
前記骨格の移動量が第１閾値以上である場合、前記車両の発車を禁止し、前記骨格の移動量が前記第１閾値未満である場合、前記人検知部による検知結果に基づいて、前記車両の発車の可否を判定する判定部と、
を有することを特徴とする車両の発車可否判定装置。
続きを表示（約 230 文字）【請求項２】
請求項１に記載の車両の発車可否判定装置において、
前記算出部は、更に、前記人検知部によって検知された人の移動量を算出し、
前記判定部は、前記骨格の移動量が前記第１閾値未満である場合において、前記人の移動量が第２閾値以上である場合、前記車両の発車を禁止し、前記骨格の移動量が前記第１閾値未満であり、前記人の移動量が前記第２閾値未満である場合、前記車両の発車を許可する、
ことを特徴とする車両の発車可否判定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、車両が発車可能か否かを判定する装置に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
カメラによって人を撮影し、その撮影で生成された画像から当該人の骨格を検知して、当該人の姿勢を判定する技術が知られている。
【０００３】
バス等の車両の乗客の安全性を担保するために、骨格検知技術が、車両の発車の可否の判定に用いられることがある。具体的には、車両の乗客がカメラによって撮影される。車両が発車する前に、撮影された乗客の骨格が検知され、検知された骨格の移動量に基づいて、車両の発車の可否が判定される。例えば、乗客が立ち上がり動作をしている最中であると判定されたり、乗客が着座動作をしている最中であると判定されたりすると、安全性の観点から、車両の発車が禁止される。
【０００４】
特許文献１には、センサによって車内の人を検知し、その検知結果に従って、車内の安全性を判定する装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０１７－１９９１２３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
ところで、骨格検知のみに基づいて車両の発車の可否を判定すると、骨格の誤検知が発生した場合に、車両の発車の可否を正確に判定することができない。
【０００７】
本開示の目的は、車両の乗客の骨格のみを検知して車両の発車の可否を判定する場合と比べて、車両の発車の可否を正確に判定することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本開示の１つの態様は、車両の内部にいる人を検知する人検知部と、前記人検知部によって検知された人の骨格を検知する骨格検知部と、前記骨格検知部によって検知された骨格の移動量を算出する算出部と、前記骨格の移動量が第１閾値以上である場合、前記車両の発車を禁止し、前記骨格の移動量が前記第１閾値未満である場合、前記人検知部による検知結果に基づいて、前記車両の発車の可否を判定する判定部と、を有することを特徴とする車両の発車可否判定装置である。
【発明の効果】
【０００９】
本開示によれば、車両の乗客の骨格のみを検知して車両の発車の可否を判定する場合と比べて、車両の発車の可否を正確に判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
実施形態に係る判定装置の構成を示すブロック図である。
車内を表す画像を示す図である。
人検知と骨格検知を説明するための図である。
検知された人の移動量を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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