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公開番号2024162859
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023078797
出願日2023-05-11
発明の名称寝具
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類A61G 7/043 20060101AFI20241114BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】暗い環境下においても圧力を適切に検出することができる寝具を提供すること。
【解決手段】寝具は、裏面に所定の模様が設けられたマットと、カメラによって撮像された模様の変化に基づいて、マットに生じた圧力を検出する検出部と、を備え、模様が、蓄光性または蛍光性のペイントであり、模様が蛍光性のペイントである場合、検出部が、光源によって光が照射され、かつカメラによって撮像された模様の変化に基づいて、マットに生じた圧力を検出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
裏面に所定の模様が設けられたマットと、
カメラによって撮像された前記模様の変化に基づいて、前記マットに生じた圧力を検出する検出部と、
を備え、
前記模様は、蓄光性または蛍光性のペイントであり、
前記模様が蛍光性のペイントである場合、前記検出部は、光源によって光が照射され、かつ前記カメラによって撮像された前記模様の変化に基づいて、前記マットに生じた圧力を検出する、
寝具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、寝具に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、ユーザがマットに寝た際の圧力を検出して、当該圧力に応じた圧力を発生させる寝具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１０－０４２０７８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１で開示された技術では、例えば訓練済みの機械学習モデル（訓練済みモデル）を用いて、マットに生じた圧力を推定することも可能である。また、例えばマットの下にカメラ等の非接触型センサを設置し、マットに生じる圧力を非接触で検出することも考えられる。しかしこの場合、夜間等の暗い（光量の少ない）環境下においても圧力を適切に検出する必要があるため、技術的な課題が残っている。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、暗い環境下においても圧力を適切に検出することができる寝具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る寝具は、裏面に所定の模様が設けられたマットと、カメラによって撮像された前記模様の変化に基づいて、前記マットに生じた圧力を検出する検出部と、を備え、前記模様が、蓄光性または蛍光性のペイントであり、前記模様が蛍光性のペイントである場合、前記検出部が、光源によって光が照射され、かつ前記カメラによって撮像された前記模様の変化に基づいて、前記マットに生じた圧力を検出する。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、蓄光性または蛍光性のペイントからなる模様を撮像することにより、暗い環境下においても、マットに生じる圧力を適切に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る寝具を実現するための寝具システムの構成の一例を示すブロック図である。
図２は、実施形態に係る寝具の概略的な構成を示す断面図であり、（ａ）はユーザが寝る前の状態を示す図、（ｂ）はユーザが寝ている状態を示す図である。
図３は、実施形態に係る寝具における圧力の検出の様子を示す図であり、（ａ）、（ｂ）はマットの裏面にドット状の模様が設けられた場合の例、（ｃ）はマットの裏面に格子状の模様が設けられた場合の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係る寝具について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
実施形態に係る寝具について、図１～図３を参照しながら説明する。実施形態に係る寝具としては、例えば医療用、介護用、高齢者用のベッドが挙げられる。また、実施形態に係る寝具のユーザとしては、例えば病院の患者、被介護者、高齢者等の、睡眠時の姿勢を自分で変更できない（変更しにくい）者が挙げられる。実施形態に係る寝具では、このようなユーザが利用した際に、マット（マットレス）に生じる圧力を分散させることにより、寝心地を向上させる。
（【００１１】以降は省略されています）

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