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公開番号2024163581
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-22
出願番号2023079326
出願日2023-05-12
発明の名称六輪式車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類B62D 61/10 20060101AFI20241115BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】全方向移動が可能な六輪式車両を実現する。
【解決手段】本開示の一形態に係る六輪式車両100は、本体301と、本体301の左右に設けられた中輪304と、中輪304の前方に配置された前輪302と、中輪304の後方に配置された後輪303と、上下方向に延びる操舵軸周りに各中輪304を旋回させ、かつ、各中輪304を車軸周りに回転させる駆動機構311とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
本体と、
前記本体の左右に配置された中輪と、
前記中輪の前方に配置された前輪と、
前記中輪の後方に配置された後輪と
上下方向に延びる操舵軸周りに各中輪を旋回させ、かつ、各中輪を車軸周りに回転させる駆動機構と
を備えた六輪式車両。
続きを表示（約 310 文字）【請求項２】
前記前輪および前記中輪を支持するボギーリンクをさらに備え、
前記ボギーリンクは、左右方向に延びる揺動軸周りに揺動できるように前記本体に支持される
請求項１に記載の六輪式車両。
【請求項３】
前記本体と前記後輪の間に、上下方向に伸縮するサスペンションが配置される
請求項１または２のいずれかに記載の六輪式車両。
【請求項４】
前記前輪および前記後輪は従動輪である
請求項１または２のいずれかに記載の六輪式車両。
【請求項５】
前記揺動軸は、前記ボギーリンクの前後方向中央より後方に位置する
請求項２に記載の六輪式車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、六輪式車両に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１は、一対の前輪、一対の中輪、および一対の後輪を備える六輪式の水田作業車を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－１０８５２９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来の六輪式車両は、全方向移動することが難しい。
【０００５】
本開示は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、全方向移動が可能な六輪式車両を実現する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一態様の六輪式車両は、
本体と、
前記本体の左右に配置された中輪と、
前記中輪の前方に配置された前輪と、
前記中輪の後方に配置された後輪と
上下方向に延びる操舵軸周りに各中輪を旋回させ、かつ、各中輪を車軸周りに回転させる駆動機構と
を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、全方向移動が可能な六輪式車両を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
参考例のロッカーボギーの構成を示す説明図である。
参考例のロッカーボギーの支持多角形を示す説明図である。
実施形態１にかかる六輪式車両の構成を示す説明図である。
実施形態１にかかる六輪式車両の機能を示すブロック図である。
実施形態１にかかる六輪式車両の支持多角形を示す説明図である。
実施形態１にかかる六輪式車両の旋回動作を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
＜参考例＞
図１を参照して参考例のロッカーボギー３００について説明する。ロッカーボギー３００の本体３０１の前方部に一対の前輪３０２が配置され、本体３０１の後方部に一対の後輪３０３が配置されている。本体３０１の中央には、一対の中輪３０４が設けられる。ロッカーリンク３０５は、後輪３０３を支持する。ボギーリンク３０６は、前輪３０２および中輪３０４を支持する。ボギーリンク３０６は、揺動軸３０７周りに揺動できるようにロッカーリンク３０５の一端に支持される。ロッカーリンク３０５は、揺動軸３０８周りに揺動できるように本体３０１に支持される。一対のロッカーリンク３０５はディファレンシャルを介して相互に接続されており、ロッカーリンク３０５がディファレンシャルを介して本体３０１につながることが一般的である。
【００１０】
前輪３０２、後輪３０３、および中輪３０４の少なくともいずれかは駆動輪である。ロッカーボギー３００は、例えば、一方の駆動輪を停止させ、他方の駆動輪を回転させることで旋回できる。ロッカーボギー３００が凹形状の路面または凸形状の路面を走行する際、各車輪は滑らかに路面に接地する。
（【００１１】以降は省略されています）

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