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公開番号
2024158004
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023072771
出願日
2023-04-26
発明の名称
車両の制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F16H
48/20 20120101AFI20241031BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】差動装置で実際に不具合が発生していることを精度よく運転者に告知できる、車両の制御装置を提供する。
【解決手段】エンジン12と一対の駆動輪20との間の動力伝達経路PTに差動装置18を備える車両10の電子制御装置(=制御装置)90は、差動装置18の差回転ΔNwの絶対値が判定値ΔNw_jdg以上である高差動状態が所定の期間T1以上継続した後において、差回転ΔNwが車速Vと操舵角φstとに基づいて定められた所定の範囲外となる場合には、差動装置18で不具合が発生している旨の告知を行う。これにより、差動装置18で不具合が発生している旨の精度の良い告知が行われる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
動力源と一対の駆動輪との間の動力伝達経路に差動装置を備える車両の、制御装置であって、
前記差動装置の差回転の絶対値が所定値以上である高差動状態が所定の期間以上継続した後において、前記差回転が車速と操舵角とに基づいて定められた所定の範囲外となる場合には、前記差動装置で不具合が発生している旨の告知を行う
ことを特徴とする車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
動力源と一対の駆動輪との間の動力伝達経路に差動装置を備える車両の、制御装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
エンジンと一対の駆動輪との間の動力伝達経路に差動装置を備える車両の、制御装置であって、差動装置の差回転とエンジントルクとに基づいて差動装置で不具合が発生するおそれがあるとの警戒情報と告知するものが知られている。例えば、特許文献1に記載のものがそれである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-96426号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の制御装置では、差動装置で不具合が発生するおそれがあるとの条件の成立のみによって警戒情報が告知されるため、警戒情報が告知された場合において差動装置で実際に不具合が発生している確率、すなわち警戒情報の告知の精度があまり高くない。そのため、警戒情報は告知されても、実際に差動装置を分解して不具合が発生しているか否かを確認する必要性が高い。
【0005】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、差動装置で実際に不具合が発生していることを精度よく運転者に告知できる、車両の制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の要旨とするところは、動力源と一対の駆動輪との間の動力伝達経路に差動装置を備える車両の、制御装置であって、前記差動装置の差回転の絶対値が所定値以上である高差動状態が所定の期間以上継続した後において、前記差回転が車速と操舵角とに基づいて定められた所定の範囲外となる場合には、前記差動装置で不具合が発生している旨の告知を行うことにある。
【発明の効果】
【0007】
本発明の制御装置によれば、前記差動装置の差回転の絶対値が所定値以上である高差動状態が所定の期間以上継続した後において、前記差回転が車速と操舵角とに基づいて定められた所定の範囲外となる場合には、前記差動装置で不具合が発生している旨の告知が行われる。このように、差動装置の差回転の絶対値が所定値以上である高差動状態が所定の期間以上継続するという差動装置で不具合が発生しやすい条件が成立していることと、差動装置の差回転が車速と操舵角とに基づいて定められた所定の範囲外となるという差動装置で何らかの異常が発生している蓋然性が高い条件が成立していることと、の2つの条件が成立している場合には、差動装置で不具合が発生している旨の告知が行われる。2つの条件が成立していることを条件に告知が行われるため、精度の良い告知が行われる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施例に係る電子制御装置が搭載される車両の概略構成図であるとともに、車両における各種制御のための制御機能の要部を表す機能ブロック図である。
車速がある車速値である場合において、差回転が操舵角に基づいて定められた所定の範囲内となることを説明する図である。
図1に示す電子制御装置の制御作動を説明するフローチャートの一例である。
図3のフローチャートが実行された場合のタイムチャートの一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比及び形状等は必ずしも正確に描かれていない。
【実施例】
【0010】
図1は、本発明の実施例に係る電子制御装置90が搭載される車両10の概略構成図であるとともに、車両10における各種制御のための制御機能の要部を表す機能ブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
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