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公開番号2024158437
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023073639
出願日2023-04-27
発明の名称充電器管理システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類H02J 7/02 20160101AFI20241031BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ユーザの利便性の向上を図る。
【解決手段】電動車に搭載された蓄電装置を充電するための複数の充電器を管理する充電器管理システムにおいて、複数の充電器のうち第1充電器による蓄電装置の充電中に、複数の充電器のうち第1充電器に比してユーザの所望充電条件により近い第2充電器が利用可能になったときには、その旨の情報を報知する。これにより、ユーザは、第1充電器による蓄電装置の充電を継続するか、第2充電器による蓄電装置の充電に変更するか、を選択することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電動車に搭載された蓄電装置を充電するための複数の充電器を管理する充電器管理システムであって、
前記複数の充電器のうち第1充電器による前記蓄電装置の充電中に、前記複数の充電器のうち前記第1充電器に比してユーザの所望充電条件により近い第2充電器が利用可能になったときには、その旨の情報を報知する、
充電器管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、充電器管理システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の技術としては、充電器の利用予約登録を受信すると共に利用開始日時および仮の利用終了日時を含む予約情報を管理する予約処理部と、ユーザが利用予約登録に基づいて充電器の利用を開始したら充電に要する所要時間を算出する充電所要時間算出部と、を備える充電器予約システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、予約処理部は、所要時間に基づいて新規の利用終了日時を算出し、仮の利用終了日時を新規の利用終了日時に更新する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2013/137071号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ユーザによっては、充電器を利用予約するときに、ユーザの所望充電条件により近い充電器を利用予約できずに、別の充電器を用いて車載の蓄電装置を充電する場合がある。その充電中に現在の充電器よりも所望充電条件により近い充電器が利用可能になっても、ユーザはそのことを知らないため、充電器を変更するか否かを選択できなかった。その点で、ユーザの利便性の向上を図る余地がある。
【0005】
本開示の充電器管理システムは、ユーザの利便性の向上を図ることを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の充電器管理システムは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の充電器管理システムは、電動車に搭載された蓄電装置を充電するための複数の充電器を管理する充電器管理システムであって、前記複数の充電器のうち第1充電器による前記蓄電装置の充電中に、前記複数の充電器のうち前記第1充電器に比してユーザの所望充電条件により近い第2充電器が利用可能になったときには、その旨の情報を報知することを要旨とする。
【0008】
本開示の充電器管理システムでは、複数の充電器のうち第1充電器による蓄電装置の充電中に、複数の充電器のうち第1充電器に比してユーザの所望充電条件により近い第2充電器が利用可能になったときには、その旨の情報を報知する。これにより、ユーザは、第2充電器が利用可能になったことを知ることができるから、第1充電器による蓄電装置の充電を継続するか、第2充電器による蓄電装置の充電に変更するか、を選択することができる。この結果、ユーザの利便性の向上を図ることができる。ここで、所望充電条件は、例えば、所望地点(ショッピングセンターやレジャー施設など)、所望利用時間(長さ)、蓄電装置の所望充電量などのうちの少なくとも1つを含むものとしてもよい。所定充電条件として複数の条件を用いる場合、複数の条件を優先付けして第2充電器を探索するものとしてもよいし、各条件ごとに第2充電器を探索するものとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0009】
充電システム10の概略構成図である。
所定施設20A~20Cの充電器22A~22Cを利用可能な車両の一例としての電気自動車220の概略構成図である。
充電器管理部34により実行される処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、充電システム10の概略構成図である。図示するように、充電システム10は、複数の所定施設20A~20Cと、有線または無線の通信網12と、通信網12に接続された管理サーバ30と、通信網12に接続されたユーザ端末120とを備える。ここで、本実施形態の充電器管理システムとしては、管理サーバ30およびユーザ端末120が該当する。
(【0011】以降は省略されています)

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