TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024160752
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-15
出願番号2023076055
出願日2023-05-02
発明の名称管理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類B65G 61/00 20060101AFI20241108BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】荷物を集配する際に繰り返し用いられる保冷具の管理を効率化することが可能な管理装置を実現する。
【解決手段】本開示の一態様に係る管理装置(10)は、要保冷の荷物(13)を集配する際に集配基地と受取地又は集荷地との間で保冷具を繰り返し用いて荷物(13)を集配する集配システム(1)に用いられる管理装置であって、集配基地に回収された保冷具の温度を示す情報を取得する第1の温度情報取得部(107)と、集配基地に回収された保冷具の温度を示す情報を用いて、集配基地に回収された保冷具が冷却されて予め設定された閾値以下となる必要冷却期間を算出する算出部(109)と、必要冷却期間を示す情報に基づいて、荷物(13)を集配するために用いる保冷具の優先順位を決定する決定部(110)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
要保冷の荷物を集配する際に集配基地と受取地又は集荷地との間で保冷具を繰り返し用いて前記荷物を集配する集配システムに用いられる管理装置であって、
前記集配基地に回収された保冷具の温度を示す情報を取得する第1の温度情報取得部と、
前記集配基地に回収された保冷具の温度を示す情報を用いて、前記集配基地に回収された保冷具が冷却されて予め設定された閾値以下となる必要冷却期間を算出する算出部と、
前記必要冷却期間を示す情報に基づいて、前記荷物を集配するために用いる保冷具の優先順位を決定する決定部と、
を備える、管理装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記保冷具が前記集配基地を出発してから当該集配基地に回収されるまでの移動行程を示す情報を取得する行程情報取得部を備え、
前記第1の温度情報取得部は、前記移動行程を示す情報に基づいて、前記集配基地に回収された保冷具の温度を算出する、請求項1に記載の管理装置。
【請求項3】
前記移動行程を示す情報は、前記保冷具が前記集配基地を出発してから前記集配基地に回収されるまでの期間を示す情報を含む、請求項2に記載の管理装置。
【請求項4】
外気温度を示す情報を取得する第2の温度情報取得部を備え、
前記第1の温度情報取得部は、前記外気温度を示す情報を加味して、前記集配基地に回収された保冷具の温度を算出する、請求項1から3のいずれか1項に記載の管理装置。
【請求項5】
前記荷物の識別情報を取得する識別情報取得部と、
前記荷物の識別情報と、前記保冷具の優先順位を示す情報と、に基づいて、前記荷物を前記保冷具と共に配送物とする作業員が所有する携帯端末に前記荷物と共に配送する前記保冷具を通知する通知部と、
を備える、請求項1から3のいずれか1項に記載の管理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、管理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、保冷容器に収容された被冷却物と蓄冷部材との組み合わせに基づいて、蓄冷部材の交換時期が到来したか否かを判定し、蓄冷部材の交換時期が到来している場合、蓄冷部材の交換時期が到来したことを報知する管理システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/203703号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本出願人は、以下の課題を見出した。特許文献1の管理システムは、蓄冷部材の交換時期が到来したことを単に報知するだけで、荷物を集配する際に繰り返し用いられる保冷具の管理を効率化する技術ではない。
【0005】
本開示は、このような問題を解決するためになされたものであり、荷物を集配する際に繰り返し用いられる保冷具の管理を効率化することが可能な管理装置を実現する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る管理装置は、要保冷の荷物を集配する際に集配基地と受取地又は集荷地との間で保冷具を繰り返し用いて前記荷物を集配する集配システムに用いられる管理装置であって、
前記集配基地に回収された保冷具の温度を示す情報を取得する第1の温度情報取得部と、
前記集配基地に回収された保冷具の温度を示す情報を用いて、前記集配基地に回収された保冷具が冷却されて予め設定された閾値以下となる必要冷却期間を算出する算出部と、
前記必要冷却期間を示す情報に基づいて、前記荷物を集配するために用いる保冷具の優先順位を決定する決定部と、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示により、荷物を集配する際に繰り返し用いられる保冷具の管理を効率化することが可能な管理装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態の集配システムの制御系の構成を示すブロック図である。
実施の形態の集配システムにおいて荷物を配送する流れを説明するための図である。
保冷箱の保冷剤の温度と時間との関係を示す図である。
実施の形態の集配システムにおいて荷物を配送する流れを示すフローチャート図である。
実施の形態の集配システムにおいて配送された第1の保冷箱を回収する流れを示すフローチャート図である。
実施の形態の集配システムにおいて配送された第1の保冷箱を回収する流れを説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本開示が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
【0010】
本実施の形態の集配システムは、要保冷の荷物を集配する際に集配基地と受取地又は集荷地との間で保冷箱を繰り返し用いて当該荷物を集配する際に好適である。図1は、本実施の形態の集配システムの制御系の構成を示すブロック図である。図2は、本実施の形態の集配システムにおいて荷物を配送する流れを説明するための図である。ここで、「集配基地」とは、例えば、配送するための荷物や集荷した荷物を、一時的に保管する場所である。「集配」とは、例えば、荷物を配送したり、荷物を集荷したり、することである。「受取地」とは、例えば、荷物の配送を依頼した依頼人が当該荷物を受け取る場所である。「集荷地」とは、例えば、依頼人が集荷を依頼した荷物を集荷する場所である。
本実施の形態の集配システム1は、図1及び図2に示すように、保冷箱2、第1のポスト3、第1の携帯端末4、第2のポスト5、第2の携帯端末6、冷却装置7、ロボット8、外気温度検出部9、管理装置10及びデータベース(DB)11を備えている。これらの第1のポスト3と、第1の携帯端末4と、第2のポスト5と、第2の携帯端末6と、冷却装置7と、ロボット8と、外気温度検出部9と、管理装置10と、DB11と、はネットワーク12を介して接続されている。ここで、ネットワーク12は、有線又は無線の通信回線、例えば、インターネットである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
1か月前
個人
構造体
8か月前
個人
ゴミ箱
29日前
個人
包装体
1か月前
個人
収納用具
5か月前
個人
半蓋半箱筒
10か月前
個人
物品収納具
4か月前
個人
折り畳み水槽
1か月前
個人
パウチ補助具
24日前
個人
ダンボール宝箱
1か月前
個人
掃除楽々ゴミ箱
6か月前
個人
開封用カッター
7か月前
個人
チャック付き袋体
7か月前
個人
圧縮収納袋
1か月前
個人
折りたたみコップ
7か月前
個人
パウチ容器
8か月前
株式会社イシダ
包装装置
1か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
個人
チャック付き保存袋
7か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
22日前
個人
粘着テープ剥がし具
6か月前
個人
プラスチックバッグ
9か月前
株式会社イシダ
包装装置
10か月前
株式会社新弘
容器
1か月前
株式会社新弘
容器
1か月前
個人
伸縮するゴミ収納器
8か月前
個人
開口しやすいレジ袋
9か月前
株式会社イシダ
箱詰装置
3か月前
三甲株式会社
容器
3か月前
個人
穿孔紐通し結束器具
9か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
6か月前
個人
粘着テープ剥がし具
2か月前
個人
粘着テープ切断装置
3か月前
個人
塗料容器用蓋
1か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
続きを見る