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公開番号
2024158346
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023073478
出願日
2023-04-27
発明の名称
ガス供給システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F17C
13/02 20060101AFI20241031BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約
【課題】燃料ガスの使い切り量を向上することができるガス供給システムを提供する。
【解決手段】燃料ガスを貯留する複数の燃料ガスタンクと、複数の燃料ガスタンクから供給される燃料ガスを合流させる合流部と、合流部に接続された通常流路と、通常流路に接続され、通常流路の一部を迂回する中圧流路と、制御部と、を備え、合流部は高圧センサを有し、中圧流路は開閉弁と、開閉弁よりも下流側に配置された逆止弁と、開閉弁及び逆止弁の間に配置された中圧センサと、を有し、逆止弁は上流側からの燃料ガスの流通を許容し、かつ、下流側からの燃料ガスの流通を禁止するものであり、制御部は、高圧センサの指示値が中圧センサの耐圧上限を超えているとき開閉弁を閉じるように制御し、高圧センサの指示値が中圧センサの耐圧上限以下であるとき開閉弁を開くように制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
燃料ガスを貯留する複数の燃料ガスタンクと、
複数の前記燃料ガスタンクから供給される前記燃料ガスを合流させる合流部と、
前記合流部に接続された通常流路と、
前記通常流路に接続され、前記通常流路の一部を迂回する中圧流路と、
制御部と、を備え、
前記合流部は高圧センサを有し、
前記中圧流路は開閉弁と、前記開閉弁よりも下流側に配置された逆止弁と、前記開閉弁及び前記逆止弁の間に配置された中圧センサと、を有し、
前記逆止弁は上流側からの前記燃料ガスの流通を許容し、かつ、下流側からの前記燃料ガスの流通を禁止するものであり、
前記制御部は、前記高圧センサの指示値が前記中圧センサの耐圧上限を超えているとき前記開閉弁を閉じるように制御し、前記高圧センサの指示値が前記中圧センサの耐圧上限以下であるとき前記開閉弁を開くように制御する、
ガス供給システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願はガス供給システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、調圧弁の下流側にある圧力センサの検出値に異常があった場合に、適切なフェールセーフを実施するのに適した燃料電池システムを開示している。また、同文献には、燃料ガス供給源から燃料電池までの間において、調圧弁及びインジェクタを用いた燃料ガスの圧力を調整している。また、燃料ガス供給源及び調圧弁の間には高圧圧力センサが、調圧弁及びインジェクタの間には中圧圧力センサが、インジェクタ及び燃料電池の間には低圧圧力センサが備えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-152313号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
燃料ガスの圧力センサには適用される圧力に範囲に応じて、圧力センサの種類を選択する必要がある。例えば高圧センサは高い圧力を測定するのに適しているが、中圧以下では測定精度が低い。これに対し、中圧センサは、耐久性の観点から高圧を測定することができないが、中圧において精度よく圧力を測定することができる。
【0005】
ところで、燃料電池システムに備えられた水素タンクへの水素の充填には、複数の水素タンクを備えたガス供給システムが使用される場合がある。このようなガス供給システムには、従来、耐圧性の問題から中圧センサを設けることが難しいため、高圧センサのみが設けられていた。そのため、中圧において、燃料ガス圧力を精度よく測定することができず、燃料ガスを適切に使い切ることができなかった。
【0006】
そこで、本開示の主な目的は、上記実情を鑑み、燃料ガスの使い切り量を向上することができるガス供給システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1態様は、燃料ガスを貯留する複数の燃料ガスタンクと、複数の燃料ガスタンクから供給される燃料ガスを合流させる合流部と、合流部に接続された通常流路と、通常流路に接続され、通常流路の一部を迂回する中圧流路と、制御部と、を備え、合流部は高圧センサを有し、中圧流路は開閉弁と、開閉弁よりも下流側に配置された逆止弁と、開閉弁及び逆止弁の間に配置された中圧センサと、を有し、逆止弁は上流側からの燃料ガスの流通を許容し、かつ、下流側からの燃料ガスの流通を禁止するものであり、制御部は、高圧センサの指示値が中圧センサの耐圧上限を超えているとき開閉弁を閉じるように制御し、高圧センサの指示値が中圧センサの耐圧上限以下であるとき開閉弁を開くように制御する、ガス供給システムである。
【発明の効果】
【0008】
本開示のガス供給システムによれば、燃料ガスの使い切り量を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ガス供給システム100のブロック図である。
圧力センサ誤差による使用下限圧力の違いについて説明する図である。
ガス供給システム100における圧力監視のイメージ図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示のガス供給システムについて、一実施形態であるガス供給システム100を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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