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公開番号
2024134259
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023044466
出願日
2023-03-20
発明の名称
電気自動車
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
B60L
15/20 20060101AFI20240926BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両の挙動の急変を抑制する。
【解決手段】走行に要求される要求トルクが駆動軸に出力されるようにモータを制御するモータ走行モードと、運転者のシフト操作に基づいて駆動軸に出力されるトルクがエンジンと有段変速機とを備えるエンジン車におけるトルクの挙動を模擬した模擬トルクとなるようにモータを制御する変速走行モードと、を含む複数の走行モードから1つの走行モードを運転者の操作により選択するモード選択装置と、モード選択装置により選択された走行モードで走行するようにモータを制御する制御装置と、を備える電気自動車であって、制御装置は、変速走行モードが選択されている場合において、走行中は、模擬トルクの変更を禁止する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車軸に連結された駆動軸にトルクを出力するモータと、
走行に要求される要求トルクが前記駆動軸に出力されるように前記モータを制御するモータ走行モードと、運転者のシフト操作に基づいて前記駆動軸に出力されるトルクがエンジンと有段変速機とを備えるエンジン車におけるトルクの挙動を模擬した模擬トルクとなるように前記モータを制御する変速走行モードと、を含む複数の走行モードから1つの前記走行モードを前記運転者の操作により選択するモード選択装置と、
前記モード選択装置により選択された前記走行モードで走行するように前記モータを制御する制御装置と、
を備える電気自動車であって、
前記制御装置は、前記変速走行モードが選択されている場合において、走行中は、前記模擬トルクの変更を禁止する
電気自動車。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
請求項1記載の電気自動車であって、
前記制御装置は、前記変速走行モードが選択されている場合において、シフトポジションが駐車レンジのときには、前記模擬トルクの変更を許可する
を備える電気自動車。
【請求項3】
請求項1記載の電気自動車であって、
前記制御装置は、前記変速走行モードが選択されている場合において、パーキングブレーキが作動しているときには、前記模擬トルクの変更を許可する
を備える電気自動車。
【請求項4】
請求項1記載の電気自動車であって、
情報を表示する表示装置
を備え、
前記制御装置は、前記変速走行モードが選択されている場合において、前記模擬トルクの変更指示を受け付ける変更受付画面を前記表示装置に表示し、走行中は、前記変更受付画面での受付を禁止する
電気自動車。
【請求項5】
請求項1記載の電気自動車であって、
情報を表示する表示装置
を備え、
前記制御装置は、前記変速走行モードが選択されている場合において、停車中は、前記模擬トルクの挙動の変更指示を受け付ける変更受付画面を前記表示装置に表示し、走行中は、前記変更受付画面を前記表示装置に表示しない
電気自動車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気自動車に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の電気自動車としては、車軸に連結された駆動軸に動力を出力するモータと、運転者の操作により、モータ走行モードと変速走行モードとを含む複数の走行モードから1つの走行モードを選択するモード選択装置と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。モータ走行モードは、走行に要求される要求トルクが駆動軸に出力されるように前記モータを制御する走行モードである。変速走行モードは、運転者のシフト操作に基づいて駆動軸に出力されるトルクがエンジンと有段変速機とを備えるエンジン車におけるトルクの挙動を模擬した模擬トルクとなるようにモータを制御する走行モードである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-036845号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の電気自動車では、変速走行モードが選択されているときに、模擬トルクを変更することで、異なるエンジン車におけるトルクの挙動を模擬した走行が可能となる。しかし、模擬トルクを変更する際に、駆動軸に出力されるトルクが変動して、車両の挙動が急変することがある。
【0005】
本発明の電気自動車は、車両の挙動の急変を抑制することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の電気自動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本発明の電気自動車は、
車軸に連結された駆動軸にトルクを出力するモータと、
走行に要求される要求トルクが前記駆動軸に出力されるように前記モータを制御するモータ走行モードと、運転者のシフト操作に基づいて前記駆動軸に出力されるトルクがエンジンと有段変速機とを備えるエンジン車におけるトルクの挙動を模擬した模擬トルクとなるように前記モータを制御する変速走行モードと、を含む複数の走行モードから1つの前記走行モードを前記運転者の操作により選択するモード選択装置と、
前記モード選択装置により選択された前記走行モードで走行するように前記モータを制御する制御装置と、
を備える電気自動車であって、
前記制御装置は、前記変速走行モードが選択されている場合において、走行中は、前記模擬トルクの変更を禁止する
ことを要旨とする。
【0008】
この本発明の電気自動車では、変速走行モードが選択されている場合において、走行中は、模擬トルクの変更を禁止する。模擬トルクを変更する際に、駆動軸に出力されるトルクが変動することがある。走行中にこうしたトルク変動が発生すると、車両の挙動が急変することがあるが、走行中は、模擬トルクの変更を禁止することにより、車両の挙動の急変を抑制できる。
【0009】
こうした本発明の電気自動車において、 前記制御装置は、前記変速走行モードが選択されている場合において、シフトポジションが駐車レンジのときには、前記模擬トルクの変更を許可してもよいし、前記変速走行モードが選択されている場合においてパーキングブレーキが作動しているときには、前記模擬トルクの変更を許可してもよい。こうすれば、確実に停車しているときに模擬トルクの変更を許可するから、車両の挙動を急変させることなくて、模擬トルクを変更できる。
【0010】
また、本発明の電気自動車において、情報を表示する表示装置を備え、前記制御装置は、前記変速走行モードが選択されている場合において、前記模擬トルクの変更指示を受け付ける変更受付画面を前記表示装置に表示し、走行中は、前記変更受付画面での受付を禁止してもよい。これにより、走行中の変更の受付を行なわないから、車両の挙動の急変を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)
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