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公開番号2024132644
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-01
出願番号2023043497
出願日2023-03-17
発明の名称受電装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02J 7/00 20060101AFI20240920BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】送電が停止されたことを早期に、且つ、確実に判定して、安全にリレーを開放することができる受電装置を提供すること。
【解決手段】本発明の受電装置は、送電装置から非接触で受電して蓄電装置を充電する非接触充電が可能な受電装置であって、送電装置から非接触で受電するための受電部と、受電部と蓄電装置との接続及び接続の解除を行うリレーと、リレーを制御する制御装置と、受電部から蓄電装置に流れる充電電流を検出する電流センサと、を備え、制御装置は、電流センサの検出結果に基づいて、送電装置への送電停止要求の前後での充電電流の変化量が予め設定された閾値以上の場合に、リレーを開放する制御を行う。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
送電装置から非接触で受電して蓄電装置を充電する非接触充電が可能な受電装置であって、
前記送電装置から非接触で受電するための受電部と、
前記受電部と前記蓄電装置との接続及び接続の解除を行うリレーと、
前記リレーを制御する制御装置と、
前記受電部から前記蓄電装置に流れる充電電流を検出する電流センサと、
を備え、
前記制御装置は、前記電流センサの検出結果に基づいて、前記送電装置への送電停止要求の前後での前記充電電流の変化量が予め設定された閾値以上の場合に、前記リレーを開放する制御を行うことを特徴とする受電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、受電装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、送電装置で電力変換は行われているが正常に受電されていないことを電流センサが示す場合に、充電ECUが送電装置の電力変換の停止後に短絡指令を出力し、電圧センサの検出値によってクローバ回路の異常を判定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-097249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
送電装置から受電装置が非接触で受電して蓄電装置を充電する非接触充電では、例えば、蓄電装置が満充電になった場合に、受電装置から送電装置に無線通信で送電停止要求を行って、蓄電装置の充電を停止する。また、受電装置では、送電装置での送電が停止してから、受電装置の受電部と蓄電装置との電気的な接続をリレーを開放して解除する。この際、送電装置での送電が停止したことを判定する条件としては、受電部から蓄電装置に流れる充電電流の電流値が0であることを電流センサによって検出された場合とすると、電流センサの精度によっては、判定が遅くなる、もしくは、電流値が0にならないことがあり、期待通りにリレーを開放することができなくなるおそれがある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、送電が停止されたことを早期に、且つ、確実に判定して、安全にリレーを開放することができる受電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る受電装置は、送電装置から非接触で受電して蓄電装置を充電する非接触充電が可能な受電装置であって、前記受電部と前記蓄電装置との接続及び接続の解除を行うリレーと、前記リレーを制御する制御装置と、前記受電部から前記蓄電装置に流れる充電電流を検出する電流センサと、を備え、前記制御装置は、前記電流センサの検出結果に基づいて、前記送電装置への送電停止要求の前後での前記充電電流の変化量が予め設定された閾値以上の場合に、前記リレーを開放する制御を行うことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る受電装置は、送電が停止されたことを早期に、且つ、確実に判定して、安全にリレーを開放することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る非接触電力伝送システムの全体構成を概略的に示す図である。
図2は、非接触電力伝送システムの構成を概略的に示す回路ブロック図である。
図3は、実施形態に係る非接触電力伝送システムで実施される充電停止時の制御の第一例を示したタイミングチャートである。
図4は、実施形態に係る非接触電力伝送システムで実施される充電停止時の制御の第一例を示したフローチャートである。
図5は、実施形態に係る非接触電力伝送システムで実施される充電停止時の制御の第二例を示したタイミングチャートである。
図6は、実施形態に係る非接触電力伝送システムで実施される充電停止時の制御の第二例を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る受電装置の実施形態について説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0010】
図1は、実施形態に係る非接触電力伝送システム10の全体構成を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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