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公開番号2024127578
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023036816
出願日2023-03-09
発明の名称運転支援装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60W 30/12 20200101AFI20240912BHJP(車両一般)
要約【課題】車両の速度が自動的に制御される場合に、車両の旋回時に車両が過剰に減速されることを抑制する。
【解決手段】運転支援装置は、車両1の目標車速を設定すると共に、目標車速に基づいて車両の速度を制御する車速制御部14と、車両の前方のカーブにおいて、車両の旋回を支援する旋回支援機能が作動できるか否かを判定する作動状態判定部15とを備える。車速制御部は、旋回支援機能が作動できると判定された場合には、旋回支援機能が作動できないと判定された場合と比べて、カーブにおける目標車速を高くする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
車両の目標車速を設定すると共に、該目標車速に基づいて該車両の速度を制御する車速制御部と、
前記車両の前方のカーブにおいて、該車両の旋回を支援する旋回支援機能が作動できるか否かを判定する作動状態判定部と
を備え、
前記車速制御部は、前記旋回支援機能が作動できると判定された場合には、該旋回支援機能が作動できないと判定された場合と比べて、前記カーブにおける前記目標車速を高くする、運転支援装置。
続きを表示（約 470 文字）【請求項２】
前記旋回支援機能の支援量が前記車両のドライバによって選択可能であり、
前記車速制御部は、前記支援量が大きいほど、前記カーブにおける前記目標車速の増加量を大きくする、請求項１に記載の運転支援装置。
【請求項３】
前記作動状態判定部は、前記旋回支援機能の作動条件が満たされていないときには、前記カーブにおいて前記旋回支援機能が作動できないと判定する、請求項１又は２に記載の運転支援装置。
【請求項４】
前記作動条件は、前記カーブにおける車線認識の信頼度が所定値以上であることを含む、請求項３に記載の運転支援装置。
【請求項５】
前記車速制御部は、前記信頼度が高いほど、前記カーブにおける前記目標車速の増加量を大きくする、請求項４に記載の運転支援装置。
【請求項６】
前記車速制御部は、前記カーブの曲率に基づいて該カーブにおける前記目標車速の暫定値を決定し、
前記作動条件は、前記暫定値が所定値以上であることを含む、請求項３に記載の運転支援装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は運転支援装置に関する。
続きを表示（約 990 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、車両の前方のカーブの曲率に基づいて限界車速を算出し、車両の速度が限界車速以上になったときに減速制御を実行することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平１０－０１９５９５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、カーブの曲率のみに基づいて限界車速が一律に設定される場合、車両の旋回時に車両が過剰に減速されるおそれがある。例えば、車両の旋回を支援する旋回支援機能が作動しているときには、ドライバの運転技量に関わらず、高い車速での安定した旋回が可能となる。
【０００５】
そこで、上記課題に鑑みて、本発明の目的は、車両の速度が自動的に制御される場合に、車両の旋回時に車両が過剰に減速されることを抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の要旨は以下のとおりである。
【０００７】
（１）車両の目標車速を設定すると共に、該目標車速に基づいて該車両の速度を制御する車速制御部と、前記車両の前方のカーブにおいて、該車両の旋回を支援する旋回支援機能が作動できるか否かを判定する作動状態判定部とを備え、前記車速制御部は、前記旋回支援機能が作動できると判定された場合には、該旋回支援機能が作動できないと判定された場合と比べて、前記カーブにおける前記目標車速を高くする、運転支援装置。
【０００８】
（２）前記旋回支援機能の支援量が前記車両のドライバによって選択可能であり、前記車速制御部は、前記支援量が大きいほど、前記カーブにおける前記目標車速の増加量を大きくする、上記（１）に記載の運転支援装置。
【０００９】
（３）前記作動状態判定部は、前記旋回支援機能の作動条件が満たされていないときには、前記カーブにおいて前記旋回支援機能が作動できないと判定する、上記（１）又は（２）に記載の運転支援装置。
【００１０】
（４）前記作動条件は、前記カーブにおける車線認識の信頼度が所定値以上であることを含む、上記（３）に記載の運転支援装置。
（【００１１】以降は省略されています）

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