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公開番号
2024129690
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-27
出願番号
2023039046
出願日
2023-03-13
発明の名称
制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B60L
53/35 20190101AFI20240919BHJP(車両一般)
要約
【課題】夜間に車両が給電レーンからずれた場合において、送電効率が低下したときであっても、送電効率を向上させることができる制御装置を提供する。
【解決手段】車両ECU330は、夜間に車両3が給電レーンから横方向にずれることによって送電効率が低下しているか否かを判定し、送電効率が低下している場合、ステアリング操作に応じて車両3の進行方向に照射する光の範囲を自動的に変更可能なAFS380を起動する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
給電レーンの走行時に、供給装置が有する一次コイルから非接触によって二次コイルで電力を受電可能な車両を制御する制御装置であって、
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
夜間に前記車両が前記給電レーンから横方向にずれることによって送電効率が低下しているか否かを判定し、
前記送電効率が低下している場合、ステアリング操作に応じて前記車両の進行方向に照射する光の範囲を自動的に変更可能な照射部を起動する、
制御装置。
続きを表示(約 98 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の制御装置であって、
前記プロセッサは、
ステアリング操作に基づいて、前記照射部が照射する前記光の範囲を制御する、
制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両が給電レーンの給電区間を走行しつつ、非接触で電力の供給を受ける際に、充電効率の向上を図る技術が開示されている。この技術では、走行支援サーバが記憶部から複数の車両データから充電効率が規定値以上となることを条件として抽出した車両データに含まれる車両の走行位置および車速を抽出し、抽出された走行位置および車速を、走行支援情報として車両に通知する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-228047号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、夜間に車両が給電レーンからずれた場合において、送電効率が低下したときにについて何ら想定されていないため、改善の余地があった。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、夜間に車両が給電レーンからずれた場合において、送電効率が低下したときであっても、送電効率を向上させることができる制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る制御装置は、給電レーンの走行時に、供給装置が有する一次コイルから非接触によって二次コイルで電力を受電可能な車両を制御する制御装置であって、プロセッサを備え、前記プロセッサは、夜間に前記車両が前記給電レーンから横方向にずれることによって送電効率が低下しているか否かを判定し、前記送電効率が低下している場合、ステアリング操作に応じて前記車両の進行方向に照射する光の範囲を自動的に変更可能な照射部を起動する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、夜間に車両が給電レーンからずれた場合において、送電効率が低下したときであっても、送電効率を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態におけるワイヤレス電力伝送システムを示す模式図である。
図2は、ワイヤレス電力伝送システムの全体構成を示す図である。
図3は、ワイヤレス電力伝送システムにおける広域無線通信を説明するための模式図である。
図4は、送電ECUの機能構成を説明するためのブロック図である。
図5は、車両ECUの機能構成を説明するためのブロック図である。
図6は、電力伝送プロセスを説明するための図である。
図7は、車両と供給装置との間で広域無線通信を用いた通信を実施する場合を示すシーケンス図である。
図8は、供給装置から車両への走行中給電が終了した後の動作を示すシーケンス図である。
図9は、電力伝送の実行A150において車両3が実行する一部の処理の概要を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態における制御装置について具体的に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
【0010】
〔ワイヤレス電力伝送システムの構成〕
図1は、実施形態におけるワイヤレス電力伝送システムを示す模式図である。ワイヤレス電力伝送システム(Wireless Power Transfer System)1は、供給設備2と、車両3と、を備える。供給設備2は、走行中の車両3に非接触で電力を供給する設備である。車両3は、外部電源から供給された電力を充電可能な電動車両であり、例えば電気自動車(BEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)のバスやトラック等の大型車両などである。
(【0011】以降は省略されています)
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