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公開番号
2024130065
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023039568
出願日
2023-03-14
発明の名称
情報処理装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G08G
1/00 20060101AFI20240920BHJP(信号)
要約
【課題】本開示は、一部の車両から送信される当該車両の位置情報と交通量調査が行われている地点の交通量とに基づいて、交通量調査が行われていない地点の交通量を推定することを目的とする。
【解決手段】情報処理装置は、自車の位置情報を送信できる第1車両及び位置情報を送信できない第2車両を含む車両全体の交通量である全体交通量が観測される観測地点の全体交通量と、観測地点及び全体交通量が観測されない非観測地点を含む道路全体の第1車両の位置情報と、を取得する取得部と、取得部が取得した観測地点の全体交通量と道路全体の第1車両の位置情報とから算出した、非観測地点を走行する第1車両が直近に通過した観測地点の全体交通量と第1車両の交通量との比である交通量比、及び非観測地点の第1車両の交通量に基づいて、非観測地点の全体交通量を推定する推定部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
自車の位置情報を送信できる第1車両及び前記位置情報を送信できない第2車両を含む車両全体の交通量である全体交通量が観測される観測地点の前記全体交通量と、前記観測地点及び前記全体交通量が観測されない非観測地点を含む道路全体の前記第1車両の前記位置情報と、を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記観測地点の前記全体交通量と前記道路全体の前記第1車両の前記位置情報とから算出した、前記非観測地点を走行する前記第1車両が直近に通過した前記観測地点の前記全体交通量と前記第1車両の交通量との比である交通量比、及び前記非観測地点の前記第1車両の交通量に基づいて、前記非観測地点の前記全体交通量を推定する推定部と、
を備える、
情報処理装置。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記推定部は、前記非観測地点を走行する前記第1車両が複数台ある場合、複数の前記第1車両がそれぞれ直近に通過した前記観測地点の前記交通量比、及び前記非観測地点の前記第1車両の交通量に基づいて、前記非観測地点の前記全体交通量を推定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記推定部は、前記取得部が取得した前記観測地点の前記全体交通量と前記道路全体の前記第1車両の前記位置情報とから算出した、所定の前記観測地点の前記交通量比、及び所定の前記観測地点の前記第1車両の交通量に基づいて、所定の前記観測地点の前記全体交通量を推定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記推定部が所定の前記観測地点の前記全体交通量を推定する周期は、前記取得部が前記観測地点の前記全体交通量を取得する周期より短い、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記推定部は、前記観測地点の前記交通量比が時間帯に応じて複数設けられている場合、現在日時に最も近い前記交通量比に基づいて、前記非観測地点又は所定の前記観測地点の前記全体交通量を推定する、
請求項1又は3に記載の情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、相対的に簡易な方法により交通流の分析を行うことのできる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-082116号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術は、車両から送信された位置情報を用いて、道路の所定の領域を走行する車両の交通流を判定するものである。しかし、車両の中には位置情報を送信できない車両もあるため、特許文献1の技術では交通流の判定精度が十分ではない。また、車両からの情報を用いずに、調査員が手動で交通量を計測する方法もあるが、全ての道路の交通量を手動で計測することは困難なため、交通量調査が行われていない地点の交通量を把握することはできなかった。
【0005】
そこで、本開示は、一部の車両から送信される当該車両の位置情報と交通量調査が行われている地点の交通量とに基づいて、交通量調査が行われていない地点の交通量を推定することができる情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る情報処理装置は、自車の位置情報を送信できる第1車両及び前記位置情報を送信できない第2車両を含む車両全体の交通量である全体交通量が観測される観測地点の前記全体交通量と、前記観測地点及び前記全体交通量が観測されない非観測地点を含む道路全体の前記第1車両の前記位置情報と、を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記観測地点の前記全体交通量と前記道路全体の前記第1車両の前記位置情報とから算出した、前記非観測地点を走行する前記第1車両が直近に通過した前記観測地点の前記全体交通量と前記第1車両の交通量との比である交通量比、及び前記非観測地点の前記第1車両の交通量に基づいて、前記非観測地点の前記全体交通量を推定する推定部と、を備える。
【0007】
請求項1に係る情報処理装置では、取得部は、観測地点の全体交通量と道路全体の第1車両の位置情報とを取得する。一例として、取得部は、観測地点の画像から観測地点を走行する車両の交通量を計測した値を出力するように機械学習された学習済みモデルから出力された観測地点の全体交通量を取得する。そして、推定部は、非観測地点を走行する第1車両が直近に通過した観測地点の交通量比、及び非観測地点の第1車両の交通量に基づいて、非観測地点の全体交通量を推定する。これにより、当該情報処理装置では、第1車両から送信される当該第1車両の位置情報と交通量調査が行われている地点である観測地点の全体交通量とに基づいて、交通量調査が行われていない地点である非観測地点の全体交通量を推定することができる。
【0008】
請求項2に係る情報処理装置は、請求項1において、前記推定部は、前記非観測地点を走行する前記第1車両が複数台ある場合、複数の前記第1車両がそれぞれ直近に通過した前記観測地点の前記交通量比、及び前記非観測地点の前記第1車両の交通量に基づいて、前記非観測地点の前記全体交通量を推定する。
【0009】
請求項2に係る情報処理装置では、推定部は、非観測地点を走行する第1車両が複数台ある場合、複数の第1車両がそれぞれ直近に通過した観測地点の交通量比、及び非観測地点の第1車両の交通量に基づいて、非観測地点の全体交通量を推定する。これにより、当該情報処理装置では、複数の第1車両がそれぞれ直近に通過した観測地点の全体交通量を踏まえて、非観測地点の全体交通量を推定することができる。
【0010】
請求項3に係る情報処理装置は、請求項1又は2において、前記推定部は、前記取得部が取得した前記観測地点の前記全体交通量と前記道路全体の前記第1車両の前記位置情報とから算出した、所定の前記観測地点の前記交通量比、及び所定の前記観測地点の前記第1車両の交通量に基づいて、所定の前記観測地点の前記全体交通量を推定する。
(【0011】以降は省略されています)
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