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公開番号
2024132675
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-01
出願番号
2023043540
出願日
2023-03-17
発明の名称
回路保護装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
H02H
3/08 20060101AFI20240920BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電源に過電圧が発生した際に、アークを発生させることなく過電圧から電圧監視装置を保護することが可能な回路保護装置を提供する。
【解決手段】本開示に係る回路保護装置は、電圧保護装置と電源とを接続する複数の検出線の各検出線の間にそれぞれ設けられる複数のツェナーダイオードと、複数の検出線それぞれに設けられる複数のヒューズと、複数のヒューズのうち少なくとも電源の両端と接続する検出線に設けられるヒューズに対して並列に設けられる複数の抵抗素子と、を備え、複数のツェナーダイオードの各々は、電源に過電圧が発生した際に、過電圧が印加されることによって降伏電圧に達するように構成され、複数のヒューズの各々は、各ツェナーダイオードが降伏電圧に達することにより各検出線の間を流れる短絡電流が流れることによって溶断するように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電源の電圧を監視する電圧監視装置を保護するために前記電圧監視装置と前記電源とを接続する複数の検出線の中途に設けられる回路保護装置であって、
前記複数の検出線の各検出線の間にそれぞれ設けられる複数のツェナーダイオードと、
前記複数の検出線それぞれに設けられる複数のヒューズと、
前記複数のヒューズのうち少なくとも前記電源の両端と接続する検出線に設けられるヒューズに対して並列に設けられる複数の抵抗素子と、
を備え、
前記複数のツェナーダイオードの各々は、前記電源に過電圧が発生した際に、前記過電圧が印加されることによって降伏電圧に達するように構成され、
前記複数のヒューズの各々は、各ツェナーダイオードが降伏電圧に達することにより前記各検出線の間を流れる短絡電流が流れることによって溶断するように構成されている
回路保護装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電源の電圧を監視する電圧監視装置を保護する回路保護装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、組電池および監視回路との間を接続する電圧検出用の複数の検出ライン間に接続され監視回路に印加される電圧を一定電圧に保持する過電圧保護素子と、各検出ラインそれぞれに設けられ所定電流値以上の電流が検出ラインに流れた際に組電池と監視回路との間の電気的接続を遮断する回路保護素子と、を備えた回路保護装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-007883号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示される技術によれば、電源(組電池)に過電圧が発生した際、過電圧保護素子によって複数の検出線(検出ライン)間を短絡状態に維持し、また回路保護素子によって電源と電圧監視装置(監視回路)との間の電気的接続を遮断することで過電圧に対する電圧監視装置の保護を実施する。
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示される技術では、電源と電圧監視装置との間の電気的接続が遮断されるとき、回路保護素子に過電圧がかかるために遮断部にアークが発生する虞がある。アークが発生すると、電圧監視装置に大電流が流れ込み、電圧監視装置の回路が破壊される虞がある。
【0006】
本開示の1つの目的は、上記の課題を鑑み、電源に過電圧が発生した際に、アークを発生させることなく過電圧から電圧監視装置を保護することが可能な回路保護装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、電源の電圧を監視する電圧監視装置を保護するために電圧保護装置と電源とを接続する複数の検出線の中途に設けられた回路保護装置に関する。
【0008】
本開示に係る回路保護装置は、複数の検出線の各検出線の間にそれぞれ設けられる複数のツェナーダイオードと、複数の検出線それぞれに設けられる複数のヒューズと、複数のヒューズのうち少なくとも電源の両端と接続する検出線に設けられるヒューズに対して並列に設けられる複数の抵抗素子と、を備え、複数のツェナーダイオードの各々は、電源に過電圧が発生した際に、過電圧が印加されることによって降伏電圧に達するように構成され、複数のヒューズの各々は、各ツェナーダイオードが降伏電圧に達することにより各検出線の間を流れる短絡電流が流れることによって溶断するように構成されている、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、電源に過電圧が発生した際に、アークを発生させることなく過電圧から電圧監視装置を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係る回路保護装置の構成の一例を示す図である。
本実施形態に係る回路保護装置の動作を説明するための図である。
回路保護装置の他の実施形態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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