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公開番号2024148009
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-17
出願番号2023060864
出願日2023-04-04
発明の名称電力供給装置
出願人株式会社ダイヘン
代理人個人,個人
主分類H02J 50/90 20160101AFI20241009BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】受電コイルと給電コイルとの位置合わせを容易にする電力供給装置を提供する。
【解決手段】電力供給装置は、駐車エリアの輪留めの外側を囲うように固定された枠体と、前記駐車エリアの前記輪留めよりも内側に前後左右に移動可能に配置され、給電コイルが固定されている平板状の給電コイルユニットと、前記枠体及び前記給電コイルユニットの間を伸縮可能に接続する接続体とを備え、前記給電コイルユニットは、前記駐車エリアに進入する車両の車輪に対応する箇所に、前記車輪が当接する2つの凹部を有し、前記2つの凹部の間に前記給電コイルを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
駐車エリアの輪留めの外側を囲うように固定された枠体と、
前記駐車エリアの前記輪留めよりも内側に前後左右に移動可能に配置され、給電コイルが固定されている平板状の給電コイルユニットと、
前記枠体及び前記給電コイルユニットの間を伸縮可能に接続する接続体と
を備え、
前記給電コイルユニットは、前記駐車エリアに進入する車両の車輪に対応する箇所に、前記車輪が当接する2つの凹部を有し、前記2つの凹部の間に前記給電コイルを備える
電力供給装置。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記2つの凹部は、前記車両の車輪の角部に当接するテーパ面を有する
請求項1に記載の電力供給装置。
【請求項3】
前記給電コイルユニットは、略E字型の平板形状を有し、
E字の縦線に対応する部分が、前記輪留めに対向するように配置されている
請求項1又は2に記載の電力供給装置。
【請求項4】
前記給電コイルユニットは、前記輪留めに当接していることを検知する検知部を備え、
前記給電コイルへの給電を制御する制御部は、前記検知部にて前記輪留めへの当接を検知した場合に、前記給電コイルへの給電を開始する
請求項1に記載の電力供給装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記検知部にて前記輪留めに当接していることが検知されている間、前記給電コイルへの給電可能な状態を維持する
請求項4に記載の電力供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤレス給電の受電側コイルと送電側コイルとの位置合わせを容易にする電力供給装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車が普及し始めている。電気自動車である車両は、大容量のリチウムイオン電池である駆動用バッテリを備え、駆動用バッテリに蓄積された電力で走行用のモータを駆動する。電気自動車の駆動用バッテリへの給電は、有線による方法に加え、接続作業が不要で利便性が高い無線による方法も利用され始めている。
【0003】
ワイヤレス給電では、送電側のコイルは駐車エリアの地面又は床面に設置されているか、あるいは、立設されて固定されており、受電側のコイルも車両内の底部あるいは側部等の特定の場所に固定されている。受電側コイルと送電側コイルとの位置がずれると、高い結合係数を維持できなくなって伝送効率が低下するため、駐車エリアの適切な位置に対象の車両を駐車させる必要がある。
【0004】
特許文献1には、送電側の送電用コイルユニットと、車両の底面に設けた受電用コイルユニットとの位置決めを実現する構造が開示されている。特許文献1では、車両の底面に設けられたガイド板で、車両の幅方向に移動可能に設けられている送電用コイルユニットの幅方向の位置を誘導し、且つ前後方向は、車両のガイド板が送電用コイルユニットに当接して車両が停止することで位置を合わせる方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-250593号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1のように車両側にガイド板を設けることを必須とせずに、受電コイルと給電コイルとの位置合わせを容易にすることが期待される。
【0007】
本発明は、受電コイルと給電コイルとの位置合わせを容易にする電力供給装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一実施形態の電力供給装置は、駐車エリアの輪留めの外側を囲うように固定された枠体と、前記駐車エリアの前記輪留めよりも内側に前後左右に移動可能に配置され、給電コイルが固定されている平板状の給電コイルユニットと、前記枠体及び前記給電コイルユニットの間を伸縮可能に接続する接続体とを備え、前記給電コイルユニットは、前記駐車エリアに進入する車両の車輪に対応する箇所に、前記車輪が当接する2つの凹部を有し、前記2つの凹部の間に前記給電コイルを備える。
【0009】
本開示の一実施形態の電力供給装置では、給電コイルが固定された給電コイルユニットが、輪留めよりも内側に、前後左右に移動可能に配置されている。この給電コイルユニットに設けられた凹部に、駐車エリアに進入してきた車両のタイヤが当接して給電コイルユニットが押し込まれる。タイヤと凹部との対応関係から、給電コイルユニットは車両の幅方向に、車両と中心線がほぼ揃うように移動する。給電コイルユニットは車両の前後方向に、輪留めに当接するまで移動して、タイヤと揃うように位置決めされる。これにより、給電コイルは車両に対して前後方向及び幅方向の両方にについて位置決めされる。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、簡易な構成で、車両が給電コイルユニットを挟むようにして輪留めに位置決めされることで、容易に受電コイルと給電コイルとの位置合わせが実現される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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