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公開番号2024146646
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023059678
出願日2023-04-02
発明の名称光起電システム
出願人株式会社発明屋
代理人
主分類H02S 50/00 20140101AFI20241007BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】光起電モジュールの水没による二次災害を抑制する。鳥の糞又は雪による起電力低下を抑制する。
【解決手段】光起電モジュール10は、水没すると、その存在を周囲に報知する。これにより、感電の危険性による二次災害を抑制し得る。光起電モジュール1は、鳥を忌避するための空気振動又は雪の滑落を促進するための固体振動を、光起電モジュール10のカバーガラス側に発生させる。これにより、鳥の糞又は雪による起電力低下を抑制し得る。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水没した光起電モジュールが存在することを周囲に報知するための第1の振動発生部と、光起電モジュールの受光面側に振動を発生させるための第2の振動発生部と、を有することを特徴とする光起電モジュール。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記第2の振動発生部は、鳥を忌避するための空気振動を前記光起電モジュールのカバーガラス側に発生させる、請求項1の光起電モジュール。
【請求項3】
前記第2の振動発生部は、雪の滑落を促進するための固体振動を前記光起電モジュールのカバーガラス側に発生させる、請求項1の光起電モジュール。
【請求項4】
前記カバーガラスを囲むフレームを有し、
前記フレームの下端部は、前記カバーガラスの下端部の表面から前記カバーガラスの厚さ方向に突出していない、請求項3の光起電モジュール。
【請求項5】
前記第1の振動発生部及び前記第2の振動発生部は、前記光起電モジュールが出力する電力で動作する、請求項1から4のいずれかの光起電モジュール。
【請求項6】
光起電モジュールと、水没した前記光起電モジュールが存在することを周囲に報知するための第1の振動発生部と、前記光起電モジュールのカバーガラス側に振動を発生させるための第2の振動発生部と、を有し、前記第1の振動発生部及び前記第2の振動発生部は、前記光起電モジュールが出力する電力で動作することを特徴とする光起電システム。
【請求項7】
光起電モジュールに装着可能な水没報知装置であって、
水没した前記光起電モジュールが存在することを周囲に報知するための第1の振動発生部と、前記光起電モジュールのカバーガラス側に振動を発生させるための第2の振動発生部と、を有し、前記第1の振動発生部及び前記第2の振動発生部は、前記光起電モジュールが出力する電力で動作することを特徴とする付属装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は光起電システムの安全性を向上させるための技術に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
光起電モジュール(以下、単に「モジュール」と称す)と光起電インバータ(以下、単に「インバータ」と称す)とを有する光起電システム(以下、「PVシステム」と称す)がある。モジュールは、家屋の屋根など太陽光の当たる場所に設置される。モジュールは太陽光を受光して発電する。インバータは、モジュールで発電した直流電力を交流電力に変換する。ほとんどの場合、インバータはモジュールよりも低い位置に設置される。
【0003】
PVシステムは火力を使用しないため安全性が高いといわれる。
しかし、PVシステムが水没すると漏電や感電の危険性がある。PVシステムは、モジュールに太陽光が当たっているかぎり、モジュールにより発電し続けるからである。
【0004】
そこで、水没が発生したときにモジュールからインバータへの電力を遮断するPVシステムが提案された(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-216660号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1のPVシステムによれば、インバータの電力入力部における感電の危険性を低減し得る。
しかし、モジュールは、太陽光が当たっているかぎり発電し続けるため、モジュールの出力電流による感電の危険性がある。このため例えば、漂流しているモジュールや漂着・放置されているモジュールは、インバータと切り離されているか否かにかかわらず、感電の危険がある。
【0007】
したがって、PVシステムは、平常時には安全性が高い反面、モジュールが水没すると感電の危険性があり、二次被害を引き起こす可能性がある。すなわち、モジュールが設置された家屋が津波や河川の反乱などにより水没した場合、晴天の日中は感電の危険性がある。また、モジュールが設置されている可能性のある家屋やモジュールが漂着している可能性のある場所では、モジュールの存在が確認されていなくても慎重に作業を行う必要がある。このため、避難、救助、復旧作業、等が遅れてしまう可能性がある。
【0008】
本発明はモジュールの水没による二次災害を抑制する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
一実施形態のモジュールは、水没したモジュールが存在することを周囲に報知するための第1の振動発生部と、モジュールのカバーガラス側に振動を発生させるための第2の振動発生部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
一実施形態のモジュールは、水没したモジュールが存在することを周囲に報知することにより二次災害を抑制し得る。
また、一実施形態のモジュールは、受光面側に振動を発生させることにより受光面への鳥の糞又は雪の付着を抑制し、もって起電力低下を抑制し得る。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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