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公開番号2024147907
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-17
出願番号2023060642
出願日2023-04-04
発明の名称電力変換装置
出願人株式会社ダイヘン
代理人個人,個人
主分類H02M 3/155 20060101AFI20241009BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】不要な電力の消費をできるだけ抑制し、かつ、発電の機会損失を抑制できる電力変換装置を提供する。
【解決手段】電力変換装置A1において、一次側から入力される電力を変換して、二次側に出力する降圧コンバータ回路1と、降圧コンバータ回路1を制御する制御回路2とを備えた。制御回路2は、降圧コンバータ回路1の一次側電圧V1を監視する一次側電圧監視回路22と、降圧コンバータ回路1を駆動する駆動制御回路26と、一次側電圧監視回路22以外の監視回路および駆動制御回路26に電力が供給されるオン状態と供給されないオフ状態とで切り替えられるリレー27とを備える。一次側電圧監視回路22は、一次側電圧V1に基づいて、リレー27の切り替えを行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一次側から入力される電力を変換して、二次側に出力する変換回路と、
前記変換回路を制御する制御回路と、
を備え、
前記制御回路は、
前記変換回路の一次側電圧を監視する一次側電圧監視回路と、
前記変換回路を駆動する駆動制御回路と、
前記一次側電圧監視回路以外の監視回路および前記駆動制御回路に電力が供給されるオン状態と供給されないオフ状態とで切り替えられる切替手段と、
を備え、
前記一次側電圧監視回路は、前記一次側電圧に基づいて、前記切替手段の切り替えを行う、
電力変換装置。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記一次側電圧監視回路は、前記一次側電圧が第1閾値以上になると、前記切替手段を前記オン状態に切り替える、
請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項3】
前記一次側電圧監視回路は、前記一次側電圧が第2閾値以下になると、前記切替手段を前記オフ状態に切り替える、
請求項2に記載の電力変換装置。
【請求項4】
前記一次側電圧監視回路は、前記一次側電圧と、前記変換回路の二次側電圧との差電圧が第3閾値以下になると、前記切替手段を前記オフ状態に切り替える、
請求項2に記載の電力変換装置。
【請求項5】
前記変換回路は、降圧コンバータ回路である、
請求項1ないし4のいずれかに記載の電力変換装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電力変換装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、太陽電池が生成した電力を所望の電力に変換する電力変換装置が知られている。特許文献1には、電力変換装置として系統連系インバータを備えた太陽光発電システムが開示されている。当該太陽光発電システムは、太陽電池が生成した直流出力を系統連系インバータにより交流電力に変換して、商用系統へ出力する。また、当該太陽光発電システムは、全日変換効率を高めるために、夜間の消費電力を減らす工夫を行っている。具体的には、当該太陽光発電システムは、太陽電池が発電を行わない夜間において、系統連系インバータなどへの供給電力を遮断することで、夜間の消費電力を減らしている。当該太陽光発電システムは、時刻測定手段によって計測された時刻に基づいて夜間の判定を行って、動作停止時刻から動作開始時刻までの間、供給電力を遮断する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-197455号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、あらかじめ決められた時刻によって夜間を判定する場合、季節によって、夜間の判定に誤差が生じるという問題がある。また、季節によって動作停止時刻および動作開始時刻を変更する場合でも、天候による日照の違いを反映できない。例えば、雨の日や曇りの日には、動作開始時刻を過ぎても、太陽電池が発電を行わない場合がある。この場合でも、動作開始時刻になると、系統連系インバータなどへ電力が供給されて消費される。また、動作停止時刻から動作開始時刻までの間、系統連系インバータなどへの供給電力を遮断して完全に機能を停止してしまうので、この間で太陽電池が発電可能になっても機能せず、発電の機会を損失してしまう。
【0005】
本発明は上記した事情のもとで考え出されたものであって、不要な電力の消費をできるだけ抑制し、かつ、発電の機会損失を抑制できる電力変換装置を提供することをその目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
【0007】
本発明の第1の側面によって提供される電力変換装置は、一次側から入力される電力を変換して、二次側に出力する変換回路と、前記変換回路を制御する制御回路と、を備え、前記制御回路は、前記変換回路の一次側電圧を監視する一次側電圧監視回路と、前記変換回路を駆動する駆動制御回路と、前記一次側電圧監視回路以外の監視回路および前記駆動制御回路に電力が供給されるオン状態と供給されないオフ状態とで切り替えられる切替手段と、を備え、前記一次側電圧監視回路は、前記一次側電圧に基づいて、前記切替手段の切り替えを行う。
【0008】
本発明の好ましい実施の形態においては、前記一次側電圧監視回路は、前記一次側電圧が第1閾値以上になると、前記切替手段を前記オン状態に切り替える。
【0009】
本発明の好ましい実施の形態においては、前記一次側電圧監視回路は、前記一次側電圧が第2閾値以下になると、前記切替手段を前記オフ状態に切り替える。
【0010】
本発明の好ましい実施の形態においては、前記一次側電圧監視回路は、前記一次側電圧と、前記変換回路の二次側電圧との差電圧が第3閾値以下になると、前記切替手段を前記オフ状態に切り替える。
(【0011】以降は省略されています)

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