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公開番号
2024147177
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-16
出願番号
2023060023
出願日
2023-04-03
発明の名称
溶接装置
出願人
株式会社ダイヘン
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
B23K
9/18 20060101AFI20241008BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】ホッパの蓄積容量を変化させることができる構成を備える溶接装置を提供する。
【解決手段】この溶接装置においては、移動可能な台車部50と、台車部50に支持され、溶接対象箇所にワイヤ2を供給するワイヤ供給部20と、ワイヤ供給部20から溶接対象箇所の下方に向かって延び、ワイヤ供給部20から供給されるワイヤ2を、溶接対象箇所に案内するトーチ部30と、溶接対象箇所にフラックスを供給するため、フラックスを蓄積するホッパ40と、を備え、ホッパ40は、蓄積するフラックスの容量を減少させたり増加させたりすることができる容量可変機構を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
移動可能な台車部と、
前記台車部に支持され、溶接対象箇所にワイヤを供給するワイヤ供給部と、
前記ワイヤ供給部から前記溶接対象箇所の下方に向かって延び、前記ワイヤ供給部から供給される前記ワイヤを、前記溶接対象箇所に案内するトーチ部と、
前記溶接対象箇所にフラックスを供給するため、前記フラックスを蓄積するホッパと、
を備え、
前記ホッパは、蓄積する前記フラックスの容量を減少させたり増加させたりすることができる容量可変機構を含む、
溶接装置。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記ホッパは、
筒状の第1胴部、および、前記第1胴部の下端側において下方に前記フラックスを前記溶接対象箇所に吐出するための吐出口が設けられる漏斗部を有する下部ホッパと、
前記第1胴部の上側に連結される筒状の第2胴部を有する中間ホッパと、
前記中間ホッパの上側に連結される筒状の第3胴部を有する上部ホッパと、
を含み、
前記容量可変機構として、
前記第2胴部の下側においては、前記第1胴部の上側が前記第2胴部の外側に位置して、前記下部ホッパが前記中間ホッパに対して、上下方向にスライド可能に固定される機構、および/または、前記第2胴部の上側においては、前記第3胴部の下側が前記第2胴部の内側に位置して、前記上部ホッパが前記中間ホッパに対して、上下方向にスライド可能に固定される機構、
を有する請求項1に記載の溶接装置。
【請求項3】
前記中間ホッパが、前記台車部に固定されている、
請求項2に記載の溶接装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、溶接装置の構成に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
サブマージアーク自動溶接を行なうための溶接装置においては、溶接対象箇所にフラックスを供給しながら溶接が行なわれる。フラックスはホッパと呼ばれる容器にフラックスを蓄えて溶接を行なう。フラックスの構成を開示する特許文献として、特開平11-347735号公報(特許文献1)が挙げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-347735号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的な溶接装置に採用されるホッパの容量は固定されたものである。使用するフラックスがホッパの容量以下であれば問題はない。しかし、使用するフラックスがホッパの容量以上の場合には、フラックスを継ぎ足しながら溶接を行なうか、または、容量の大きいなホッパに交換することが考えられる。
【0005】
しかしながら、フラックスを継ぎ足しながら溶接を行なう場合には、別途フラックスの継ぎ足し作業が必要になる。容量の大きいなホッパに交換する場合には、容量の異なるホッパを予め準備しておく必要がある。
【0006】
この開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、ホッパの蓄積容量を変化させることができる構成を備える溶接装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
[1]本開示の溶接装置においては、移動可能な台車部と、上記台車部に支持され、溶接対象箇所にワイヤを供給するワイヤ供給部と、上記ワイヤ供給部から上記溶接対象箇所の下方に向かって延び、上記ワイヤ供給部から供給される上記ワイヤを、上記溶接対象箇所に案内するトーチ部と、上記溶接対象箇所にフラックスを供給するため、上記フラックスを蓄積するホッパと、を備え、上記ホッパは、蓄積する上記フラックスの容量を減少させたり増加させたりすることができる容量可変機構を含む。
【0008】
[2]:[1]に記載の溶接装置において、上記ホッパは、筒状の第1胴部、および、上記第1胴部の下端側において下方に上記フラックスを上記溶接対象箇所に吐出するための吐出口が設けられる漏斗部を有する下部ホッパと、上記第1胴部の上側に連結される筒状の第2胴部を有する中間ホッパと、上記中間ホッパの上側に連結される筒状の第3胴部を有する上部ホッパと、を含み、上記容量可変機構として、上記第2胴部の下側においては、上記第1胴部の上側が上記第2胴部の外側に位置して、上記下部ホッパが上記中間ホッパに対して、上下方向にスライド可能に固定される機構、および/または、上記第2胴部の上側においては、上記第3胴部の下側が上記第2胴部の内側に位置して、上記上部ホッパが上記中間ホッパに対して、上下方向にスライド可能に固定される機構、を有する。
【0009】
[3]:[2]に記載の溶接装置において、上記中間ホッパが、上記台車部に固定されている。
【発明の効果】
【0010】
本開示の溶接装置によれば、ホッパの蓄積容量を変化させることができる構成を備える溶接装置の提供を可能とする。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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