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公開番号
2024119463
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-03
出願番号
2023026376
出願日
2023-02-22
発明の名称
溶接機
出願人
株式会社ダイヘン
代理人
個人
,
個人
主分類
H02J
1/14 20060101AFI20240827BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】小型軽量化を図ることができる溶接機を提供する。
【解決手段】本開示に係る溶接機1は、直流電源2から電力が入力される入力部11と、該入力部11に入力された電力によって充電される蓄電部15と、入力された電力を溶接用電極13に出力する出力部12とを備え、前記蓄電部15の電圧が前記入力部11の電圧よりも低い場合、前記入力部11に入力された電力が前記出力部12に入力され、前記蓄電部15の電圧が前記入力部11の電圧よりも高い場合、前記蓄電部15が出力した電力が前記出力部12に入力されることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
直流電源から電力が入力される入力部と、
該入力部に入力された電力によって充電される蓄電部と、
入力された電力を溶接用電極に出力する出力部と
を備え、
前記蓄電部の電圧が前記入力部の電圧よりも低い場合、前記入力部に入力された電力が前記出力部に入力され、
前記蓄電部の電圧が前記入力部の電圧よりも高い場合、前記蓄電部が出力した電力が前記出力部に入力されることを特徴とする溶接機。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記蓄電部の電圧が前記入力部の電圧以上である場合、前記入力部に入力された電力と前記蓄電部が出力した電力とが互いに重畳されて前記出力部に入力されることを特徴とする請求項1に記載の溶接機。
【請求項3】
前記蓄電部の蓄電残量を検出する検出部と、
該検出部の検出結果が所定量を下回る場合、所定の処理を実行する実行部と
を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の溶接機。
【請求項4】
前記蓄電部の電圧が前記入力部の電圧よりも低い場合、前記蓄電部は前記入力部に入力された電力によって充電されることを特徴とする請求項1又は2に記載の溶接機。
【請求項5】
前記蓄電部の公称電圧は前記直流電源の公称電圧に等しいことを特徴とする請求項4に記載の溶接機。
【請求項6】
前記入力部は、前記直流電源に電気的に接続するためのコネクタを有し、
前記蓄電部は、前記コネクタと隣り合うようにして、前記直流電源に並列に、且つ着脱可能に前記入力部に接続されることを特徴とする請求項1又は2に記載の溶接機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、溶接機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、直流電力によって充電される蓄電部(例えばバッテリー)を備える溶接機が一般に用いられている。特許文献1に記載の溶接機(文中「バッテリー溶接機」)は、商用交流電源から入力された交流電力を直流電力に変換してバッテリーを充電する構成である。溶接機をバッテリー駆動で使用することにより、商用交流電源がない場所でも溶接を行なうことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-68593号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、軽量なバッテリーセルでバッテリーを構成することによって溶接機を軽量化することが記載されているが、溶接機の小型化に関する記載はない。
【0005】
本開示の目的は、小型軽量化を図ることができる溶接機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る溶接機は、直流電源から電力が入力される入力部と、該入力部に入力された電力によって充電される蓄電部と、入力された電力を溶接用電極に出力する出力部とを備え、前記蓄電部の電圧が前記入力部の電圧よりも低い場合、前記入力部に入力された電力が前記出力部に入力され、前記蓄電部の電圧が前記入力部の電圧よりも高い場合、前記蓄電部が出力した電力が前記出力部に入力されることを特徴とする。
【0007】
本開示にあっては、直流電源から入力部に電力が入力される。入力部に入力された電力によって蓄電部が充電される。
蓄電部の電圧が入力部の電圧よりも高い場合、入力部に入力された電力が出力部に入力される。出力部は、入力された電力を溶接用電極に出力する。故に、溶接機を直流電源に接続した状態で溶接を行なうことができる。
一方、蓄電部の電圧が入力部の電圧よりも低い場合、蓄電部が出力した電力が出力部に入力される。故に、例えば直流電源の電圧が不安定な状態でも溶接を行なうことができる。
蓄電部の電圧が入力部の電圧に等しい場合、入力部に入力された電力及び蓄電部が出力した電力の少なくとも一方が出力部に入力されればよい。
【0008】
以上のような溶接機は、交流電源から入力された交流電力を直流電力に変換する交直変換部を備える必要がない。交直変換部が存在しない分、溶接機の小型軽量化を図ることができる。しかも、溶接機の製造コストを抑えることができ、更に、交直変換による電力の損失を防止することができる。
【0009】
本開示に係る溶接機は、前記蓄電部の電圧が前記入力部の電圧以上である場合、前記入力部に入力された電力と前記蓄電部が出力した電力とが互いに重畳されて前記出力部に入力されることを特徴とする。
【0010】
本開示にあっては、蓄電部の電圧が入力部の電圧以上である場合、入力部に入力された電力と蓄電部が出力した電力とが互いに重畳されて出力部に入力される。直流電源に接続された状態で溶接機が使用されるので、蓄電部が出力する電力は直流電源から入力される電力を補完することができる程度の大きさであればよい。故に、比較的に小容量の小型軽量な蓄電部を用いることができるので、溶接機を更に小型軽量化することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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